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アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

萌黄の家 ( 旧シャープ邸 )

萌黄の家 風見鶏の家 が面する、北野町中央公園にやって来ました。

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萌黄の家 ( 旧シャープ邸 )

北野町中央公園から見る東側立面

テラス2階のガラス張りの部屋は、東天閣 ( 旧ビショップ邸 )と同様に、ベランダに後から窓を嵌めこんだものでしょう。

見晴らしの良い高台なので、2階のベランダからは海まで見渡せる眺望が楽しめそうです。

ベイウィンドゥー下見板張りの外壁も、この日見て来た他の北野の洋館と特徴が同じです。

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煉瓦積みの煙突も同様です。

設計者 / A・N・ハンセル?

建築年 / 1903年 ( 明治36年 )

所在地 / 兵庫県神戸市中央区北野町3丁目10-11

国指定重要文化財 / 1980年

設計者は明らかではありませんが、作風などからもイギリス人建築家のA・N・ハンセルではないかと考えられているようです。

アメリカ総領事ハンターシャープ氏の邸宅として建築された異人館でしたが、昭和19年(1944年)には元神戸電鉄社長 小林秀雄氏の住宅となりました。pa300332-1.jpg

西側立面

東西両側にベイ・ウインドゥーが施され、こちら(東)側には矩形の張出し窓も見られます。

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軒周りの細かなデザインも、北野の異人館の特徴の様です。

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北側立面

昔の資料を見ると 白い異人館 と呼ばれていましたが、1987年からの修理で建築当時の淡いグリーンの外壁に復元されて、萌黄の家名付けられました。

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北野町中央公園で記念写真も撮ってみました。

内部も見学したいところでしたが、だいぶ陽が落ちて来たので、先ずは一番奥の うろこの家 を見学してから、戻ってくることにして、公園に面する 風見鶏の家 の外観写真を撮ってから、うろこの家へ向かいました。

石畳の小径と呼ばれる狭い道に入ると、雰囲気の似た洋館が並んでいました。

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一級建築士事務所SOUR

設計者 / 不詳

建築年 / 昭和初期

所在地 / 兵庫県神戸市中央区北野町2丁目

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キャプチャ-4


キャプチャ-5

T邸

設計者 / 不詳

建築年 / 昭和初期

所在地 / 兵庫県神戸市中央区北野町2丁目

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石畳の小径を左折して、更に細いおらんだ坂を上ります。

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おらんだ坂は道幅2m程しかない急な坂道ですが、この家の様な豪邸が在ったかと思えば

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壊れた小屋が放置されているところも在りました。

多くの人が訪れる観光地としては、イメージが悪いと感じました。

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  1. 2018/12/06(木) 16:50:43|
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我が家に新しい家族が増えました

とは言っても、子供達が結婚したり孫が生まれた訳ではありません。

11月25日に可愛い子猫がやって来ました。

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野良猫とのことでしたが、保護してくれた方の愛情のおかげなのでしょう、人間を怖がらないので、初日にも関わらず抱くことが出来ました。

名前は家族会議のでエナと決まりました。

一週間経って我が家にもかなり慣れ、先住の蘭を差し置いて我が物顔で歩き回っています。

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我が家で一番日当たりの良い東南のコーナー出窓で一休み。

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この場所は日当たりが良いだけではなく、お隣の柿木に飛んで来るヒヨドリやメジロを見ることが出来る、猫達のお気に入りの場所です。

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こちらはリビングの出窓。ここは凛ちゃんのお気に入りの場所でした。

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シェーロングにも座ってみました。

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「座布団を敷いて欲しいニャッ!!」

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LC1は牛の毛皮なのでチョットチクチクするかも

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あれは何かニャ?


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後ろの丸窓の障子を開けておくと、ここから隣の部屋と出入りしています。

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「開けてくれニャィと破っちゃうニャよ」

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友人から借りて来たケージは、結局三日しか使いませんでした。

凛ちゃんの使っていたドームは大き過ぎたので

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子猫用のドームを買って来たのですが、あまり気に入っていないようです。

先住の蘭との関係は

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初めは蘭が拒否していましたが、一昨日位からは付きまとうエナのしつこさに諦めたのか、威嚇することも減って来ました。

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寄り添う二匹の姿を見られるのも、そう遠い日ではないと思ってます。

  1. 2018/12/03(月) 11:00:00|
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神戸異人館巡り Ⅴ 旧マリニン・フタレフ邸 他

前回に引き続き、北野4丁目の裏路地の散策を続けます。

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自転車を通るにも難しいような細い道に、瓦屋根の乗った和風の塀が在りますが、その奥には煉瓦の塀も見えています。煉瓦の塀の前まで路地を入ってゆくと、可愛い洋館が塀越しに見えて来ます。

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設計者 / 不詳

建築年 / 1906年 ( 明治39年 )

所在地 / 兵庫県神戸市中央区北野町

煉瓦の塀の上から、小さな洋館がのぞいています。pa300319-1.jpg

入り組んだ路地を行くと、建物の裏側に回ることが出来ました。

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白い下見板張りの外壁のペイントはかなり剥げていますが、神戸の洋館には定番らしい、緑色の鎧戸と煉瓦の煙突が施されています。

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軒周りのデザインも 旧ビショップ邸 や前回紹介した T邸 にそっくりです。

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外から見る限り、ペンキが剥げている以外は特に傷んでいる様子はありませんが、築後100年を過ぎる建物です。

人が住んでいるかは分かりませんでしたが、地域の遺産として残してもらいたいと願うばかりです。

狭い路地を出て少し広めの道路に出ると

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ハンター坂とT字路に立つと、見えてくるのがこの洋館です。

計者 / 不詳

建築年 / 1901年 ( 明治34年 )

所在地 / 兵庫県神戸市中央区北野町

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ガラス張りの2階は東天閣 ( 旧ビショップ邸 )と同様に、バルコニーに後から窓を嵌めこんだものでしょうか?

2階からは今でも神戸の港が見渡せると思います。


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東側の立面は、樹木の緑で写真に撮ることが出来ませんでした。

ハンター坂を上り、再び細い道を北野町中公園方向へ歩きます。

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Y邸

設計者 / 不詳

建築年 / 1907年 ( 明治40年 )

所在地 / 兵庫県神戸市中央区北野町

今まで紹介して来た洋館とはかなり毛色が違うデザインですが、縦長窓に施された緑にペイントされた観音開きの鎧戸が見られます。

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次回は 萌黄の家 ( 旧シャープ邸 ) を紹介します。


  1. 2018/11/25(日) 12:37:00|
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神戸異人館巡り Ⅳ 旧グラシアニ邸 ローズガーデン

シュウエケ邸、門兆鴻邸を右手に見ながら、そのまま西に向かって歩くと、左手にの石垣の上に白い下見板張りコロニアルスタイルの洋館が見えて来ました。

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ラ メゾン ドゥ グラシアニ 神戸北野 ( 旧グラシアニ邸 )

明治41年にフランス人貿易商グラシアニ氏の自邸として建設された洋館で、フレンチレストランとして利用されていましたが、2012年に火災により全焼。

現在の建物は焼け残った建物を解体復元再現したものです。

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設計者 / 不詳

建築年 / 1908年 ( 明治41年 )

所在地 / 兵庫県神戸市中央区北野町4-8-1

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この建物の特徴は、白くペイントされた下見板張りの外壁の他には、鎧戸の付いた上げ下げ窓の開いたベイウィンドゥでしょう。

旧グライアニ邸の向いには、安藤忠雄氏の初期の作品も在ります。

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ローズガーデン

設計者 / 安藤忠雄

建築年 / 1977年

所在地 / 兵庫県神戸市中央区山本通2-8-15

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安藤さんの設計した建物にしては珍しい、煉瓦タイル張りの外観の商業建築です。

ここで山本通りを左折して、細い坂道に入ると二棟の立派な和風建築が在りました。

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JR西日本三宮ゲストハウス

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この建物の細い道を挟んだ向いにも

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T邸

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二棟の和風建築の間の細い道は、門兆鴻邸前辺りで山本通から二股に分かれて、100m程山側に並んで通る道ですが、この立派な和風建築の他にも、目に付く洋館や和風建築が並んでいます。

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茶々本社 ( 旧ボリビア領事館 )     株式会社茶々のH.Pから

この住宅も白と緑に塗り分けれていますが、白の部分は下見板張りではなく、モルタルに吹付けか漆喰塗りです。

設計者 / 不詳

建築年 / 1887年以降 ( 明治30年代 )

※1911年と記されている資料も在ります。

所在地 / 兵庫県神戸市中央北野町4-7-8

現在は茶々と言う健康食品会社の本社として使われていますが、戦前はパナマ領事館、終戦後はユダヤ人住居として、1972年からはボリビヤ領事館としても使われた建物です。キャプチャ-3

張り出した2階を支える梁と玄関ポーチ柱のデザインが面白い建物です。

細い道を東に進んで行くと、似たデザインの洋館が在りました。

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T邸

設計者 / 不詳

建築年 / 明治末~大正初期

所在地 / 兵庫県神戸市中央北野町

バルコニーを支えるかのように施されたブラケットが目に付きます。pa300312-1.jpg

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軒周りも凝ってます。

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側壁には今まで見てきた北野の洋館同様に、鎧戸の付いた上げ下げ窓の開いたベイウィンドゥや煉瓦の煙突も見られます。

隣りの和風住宅は

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M邸

設計者 / 不詳

建築年 / 大正期

所在地 / 兵庫県神戸市中央区北野町

何故か塀が煉瓦積み

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和洋が混在していて面白いです。pa300317-1.jpg

中華民国留日神戸華僑総會 ( 旧ゲンセン邸 )

設計者 / A・N・ハンセル?

建築年 / 1909年 ( 明治42年 )

所在地 / 兵庫県神戸市中央区北野町4-2-1

シュウエケ邸、門兆鴻邸と同様に白くペイントされた下見板張りの外壁と、緑にペイントされた鎧戸の付いた上げ下げ窓が特徴です。

  1. 2018/11/23(金) 11:49:00|
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神戸異人館巡り Ⅲ シュウエケ邸 門兆鴻邸

トーア・ロードを更に北に進み、1~2分で山本通との交差点が在ります。交差点を右に曲がると、白い板張りの洋館群が見えて来ます。

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左手奥 門兆鴻邸  右手前 シュウエケ邸

二棟とも北野の外国人貿易商の邸宅を多く設計したイギリス人建築家、アレクサンダー・ネルソン・ハンセルの設計で、白と緑のコントラストが美しい洋館です。

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シュウエケ邸 ( 旧ハンセル邸 ) 設計者の自邸

設計者 / A・N・ハンセル

建築年 / 1896年 ( 明治29年 )

所在地 / 兵庫県神戸市中央区山本通3-2-17

神戸市指定伝統的建造物

山本通に面するこの北側立面はやや平面的なデザインですが、ネットで調べてみると庭側の南面は海を眺められるバルコニーやベイウインドゥーのある、平面的な道路側とは全く異るデザインのようです。

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シュウエケ邸の公式H・Pより

とは言え、道路側から見える範囲でも、白い下見板張りの外壁や観音開きの鎧戸が施された縦長窓、ハーフティンバーなど、レトロな洋館を飾るアイテムが随所に見られます。

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ガレージのデザインも凝っていますね。

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屋根に乗る洋風な煉瓦積の煙突と日本的な鯱の対比も面白いです。

かなり綺麗なので、最近改修したものかもしれません。

お隣の門兆鴻邸へ。

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門兆鴻邸 ( 旧ディスレフセン邸 )

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設計者 / A・N・ハンセル

建築年 / 1895年 ( 明治28年 )

所在地 / 兵庫県神戸市中央区山本通3-5-19

神戸市指定伝統的建造物

設計者は隣の建物と同じA・N・ハンセルですので、デザインはかなり似ています。

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白い下見板張りの外壁や観音開きの鎧戸の施した縦長窓、ハーフティンバー、ベイウインドゥーなどレトロな洋館の要素が一杯です。

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連なる切妻の軒下に施されたハーフティンバーとは一味違う、外壁から浮き上がった木飾りが素敵です。

  1. 2018/11/18(日) 12:36:00|
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神戸異人館巡り Ⅱ 東天閣 ( 旧ビショップ邸 )

トーア・ロードの上り坂を北に進むと、左手に洋館が見えて来ました。pa300284-1.jpg

東天閣 ( 旧ビショップ邸 )

現在は「北京料理 東天閣」になっていますが、明治27年にドイツ人のビショップ氏の邸宅として建てられたコロニアル様式の洋館です。

設計者 / ガリバー

建築年 / 1894年 ( 明治27年 )

所在地 / 兵庫県神戸市中央区山本通3-13

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正面のデザインはシンメトリーで、整然と窓が並ぶ、やや平面的なデザイン。

1・2階共に壁は無く全てが開口部。

玄関以外には欄間付きの引違い窓が設置され、2本セットになった10本の角柱だけで上階を支えています。

ここは建設当初はベランダだったので、窓は後付けらしいです。

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化粧柱の頭部のデザイン。

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南側立面には、洋館には付き物の台形に張り出すベイウィンドゥーが見られます。

縦長の上げ下げ窓と観音開きの鎧雨戸も、洋館には付き物のアイテムでしょう。

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窓下の腰壁に施された、幾何学的なレリーフも、この建物の大きな特徴で、神戸の他の異人館でも見られる装飾です。

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煉瓦を積んだ煙突のデザインも凝っています。

コーニスを支える二つセットの白く塗られたブラケットも印象的です。

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北側隣地は駐車場になっていたので側面の写真も撮ることが出来ました。

外壁は下見板張り、一本かと思った煙突は、実は3本在るのが分かります。

思った以上に奥行のある建物で、奥はには平屋の付属棟が見えます。

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北面には、西面や南面には無かった尖頭アーチが見られます。

食事をする予定はないので中を見ることが出来ないのが残念です。

  1. 2018/11/17(土) 18:31:00|
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神戸異人館巡り Ⅰ 神戸回教寺院 ( 神戸ムスリムモスク )、旧北野小学校

南海本線住之江駅から南海と御堂筋線を乗り継ぎ、梅田でJRに乗り換えて新快速で三ノ宮へ向かいます。

三ノ宮に着いたのは3時近くになってしまいました。

生田神社近くのホテルにチェックインを済ませて荷物を部屋に置き、身軽になってから早速異人館を目指して出発です。

最初の目的地は洋館ではなく

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神戸回教寺院 ( 神戸ムスリムモスク )

横浜と同様に外国人居留地には教会が多いものですが、この建物はキリスト教の教会ではなくイスラム教のモスクです。

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確かにキリスト教の教会とはかなり趣が異なります。

設計者 / ヤン・ヨセフ・スワガー

建築年 / 1935年 ( 昭和10年 )

所在地 / 兵庫県神戸市中央区中山手通2-25-14

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神戸在住のトルコ人、タタール人、インド人貿易商らの寄付・出資等により建てられたモスクであり、日本で最初に建てられたモスクでもあります。

建物中央には大きな玉ねぎ型のドームが載り、そのドームを取り囲むように、前方には背の高い、後方には背の低い玉ねぎ型ドームの載ったミナレットが2本づつ建っています。

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玉ねぎ型ドームには

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十字架ではなく三日月が掲げられています。

設計者のヤン・ヨセフ・スワガーは横浜のカトリック山手教会聖堂の設計者でもあります。

カトリック山手教会聖堂の関連記事は ⇒ 【こちら】

 

神戸回教寺院 から1分程歩いてトーア・ロードに出ると

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北野工房のまち ( 旧北野小学校 )

今は廃校になった公立小学校の校舎を、現在は商業施設として利用しています。

道路からは樹木で建物は殆ど見えませんが、エントランス周りにレトロ感が漂います。

設計者 / 神戸市

建築年 / 1931年 ( 昭和6年 )

所在地 / 兵庫県神戸市中央区中山手通3-17-1

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外から見る限り、エントランス周り以外の特徴は、この大きなコーニスでしょうか?

  1. 2018/11/15(木) 19:03:00|
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南海本線住之江駅近辺を散策 Ⅱ

前回紹介した安立中央商店街のアーケードの前でUターンして、住吉神社方向に歩いてみます。

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霰松原公園

枝振りの見事な大木が見えたので写真を一枚。

調べてみると、真偽のほどは定かではありませんが樹齢1000年を超える楠木とか?

公園内には 金高大明神社 霰松原荒神社 稲荷社 の祠が並んでおり、日露戦争などの戦没従軍者慰霊碑 も在りました。

更に1~2分程進むと

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レトロな建物が並んでいます。

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左側の建物は 喫茶 安立庵

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タイル張りの外壁の他、和瓦の乗ったタイル張りの立派なウダツが上がっています。

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飾り漏斗とウダツのアップ

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銅製の飾り漏斗を更にアップ。

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先日紹介した建物と同様に、軒周りの銅板が見事です。

よほど防火に気を遣った設計をしていると感じます。

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塚本文具店

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切妻屋根に取りついた軒の出が不思議なデザインの建物です。

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ここからなら15分も歩けば、住吉大社が有るのですが参拝は諦め、住之江駅に向かいます。

午後は神戸へ向かいます。

  1. 2018/11/11(日) 10:12:00|
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南海本線住之江駅近辺を散策 Ⅰ

大阪市住之江区は妻の父親の出身地。

義父母は今では東京在住なので、生家跡には今では賃貸アパートが建っています。

今回の大阪出張は、義父の代理でアパートの管理会社との打合せの為でした。

朝早く東京を出発し、10時に梅田の管理会社を訪ね、その後住之江のアパートを見に行きました。

当初の予定では、午後は姫路に向かう予定でしたが、管理会社との打合せに少々時間が掛かり過ぎてしまったので、午後は翌日に回る予定だった神戸の異人館巡りに変更することにしました。

隣駅には住吉大社や、安藤忠雄氏設計住吉の長屋が在りますが、再訪は諦めて住之江駅の近くだけの散策で我慢しました。

アパートは駅の西側に在りますが、古い町並みが残っている駅の東側エリアを少しだけ歩いてみます。

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八尾文具店

八尾文具店の看板を掲げる店舗を含む長屋が見えて来ました。

二月前の台風の被害なのか、この建物だけでなく、屋根に青いビニールシートが掛かった建物が多く見られました。

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八尾文具店も既に営業している様子はありませんが、隣のこの長屋は人が住んでいるかどうか分かりません。

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かなり古い長屋の様で、いい雰囲気を醸し出しています。

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杉本書店、CUBE、フランス屋、カメラのミキ。北村針院灸他

同じ通り沿いの長屋の店舗

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窓の周りと軒周りは銅板葺、外壁もタイル張りです。

建設当初は、かなりモダンな建物だったのではないでしょうか。

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銅板葺の破風を支える腕木も銅板で包んでいます。

出し桁造りの一種と言えそうです。

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片面の妻壁だけ銅板を銅板葺にした蔵の様な建物も在ります。

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同じ塀が続いているので、この建物が主家のようです。

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ケラバ破風が二重になっています。

キャプチャ

通りの奥に安立中央商店街のアーケードが見えます。

キャプチャ-2

平芳不動産

次回は、この通りを回れ右して反対方向、住吉大社方向に歩きます。

  1. 2018/11/10(土) 16:20:00|
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亀戸香取勝運商店街

先月の中頃、Panasonicの主催するZEH研修会に参加する為に亀戸に行ったついでに、亀戸香取勝運商店街に行って来ました。

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香取勝運商店街亀戸香取神社の参道に在る商店街で、香取神社はスポーツの勝運を授かった由緒ある神社らしいです。

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和菓子山長

蔵前通りに面する参道の入口に当たるこの建物は、一見銅板葺の看板建築に見えますが、ビルの1階・2階のファサードに看板建築風のデザインが施してあるものでした。

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福満年

こちらの建物は木造のようですが、看板建築が造られていた、大正末期から昭和初期に建てられたものとは思えません。築40年位でしょうか?

鳥居を潜って参道に入ってみましょう。

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亀戸香取勝運ひろば       Chotto Cut

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Chotto Cut の方はもしかすると古い建物かもしれませんが、銅板葺風亀戸香取勝運ひろば の方は、古い銅板葺の建物ではなく、最近看板建築風にファサードだけを施した建物の様です。

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外壁は古い銅板にしては破損した痕は無く綺麗なものです。緑色も緑錆の緑ではなく、焼き付け塗装かカラー鉄板ではないでしょうか?

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すみれ緑化園   カトリ美容室   丸定   坂本商店

向い側にはモルタル造形の看板建築が並んでいます。

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すみれ緑化園              カトリ美容室

この二棟も綺麗過ぎで古い建物には見えません。

亀戸香取勝運商店街 看板建築群は町興しでレトロな建物群を復興させたものだったのです。

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なかなか悪くないデザインです。

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坂本商店

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間口の広い大商店に 相応しい、堂々たるデザインですね。

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カトリ美容室

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石川海苔店

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この建物は、建物自体は割と古そうな気もしますが・・・?

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こちらは新しいビルですね。

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建物の合間からスカイツリーが見えました。

一本西側の通りには

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看板建築とは言えませんが、ちょっとだけレトロな建物が並んでいました。

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懐かしい森永乳業のマークも見えています。

  1. 2018/11/06(火) 01:31:00|
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渋谷ストリーム

先月18日にオープンした渋谷ストリームに行って来ました。

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今検索して知ったのですが、工事中からアイドルグループ「欅坂46」の1stシングル「サイレントマジョリティー」のロケ地として知られていたようです。

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左 / 渋谷スクランブルエリア         右 / 渋谷ヒカリエ

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左 / 渋谷ヒカリエ         右 / 渋谷スクランブルエリア

渋谷ストリームが在るのはJR線渋谷駅や東急・地下鉄渋谷駅と直結する東急東横線渋谷駅跡地で、JR線渋谷駅のすぐ南側、渋谷ヒカリエの南西側の大変便利なところです。

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階段を上がると、気軽に楽しめそうなレストラン、飲み屋、カフェなどの飲食店が並んでいます。

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明治通りと渋谷川エリアを結ぶ、ガラス張りのエスカレーター乗り場。

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隣接地に渋谷川が流れており、渋谷川の再生もこの再開発によって行われるようです。

聞いていたよりも、こじんまりとした再開発でしたが、なかなかいい感じの空間に仕上がっています。

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渋谷駅の直ぐ近くに川が在ることは知っていましたが、これ程近い場所とは意外でした。

渋谷川沿いの再開発はJR側だけで、明治通り側は古いビルの裏側が見えています。

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この新旧のコントラストが面白いですね。

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渋谷ストリームが在るのは陽の当たらない、渓谷の底の様な薄暗い場所なので、何故壁面緑化が必要なのかは分かりませんが、緑が見えるのは悪くありません。

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設計者 / 東急設計コンサルタント

デザインアーキテクツ / シーラカンス

建築年 / 2018年

所在地 / 東京都渋谷区渋谷3丁目21番 外

  1. 2018/10/28(日) 15:07:56|
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井の頭公園近辺の建物 三鷹ジブリの森美術館 ( 正式名称三鷹市立アニメーション美術館 )

井の頭公園に内に三鷹ジブリの森美術館が完成したのは2001年。

完成当時から凄い人気で、予約を取るのに何ヶ月も掛かった記憶があります。

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完成当時の込み方も凄かったですが、最近は外国人人気で込み方に拍車が掛かっています。

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設計者 / 日本設計

建築年 / 2001年

所在地 / 東京都三鷹市下連雀1-1-83

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汚れて色褪せていた外壁は、何度塗り直しているようです。

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屋上のラピュタのロボットも健在の様です。

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最後は帰り道で見掛けた出桁造りの米店です

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岡部米店

  1. 2018/10/21(日) 23:22:00|
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井の頭公園近辺の建物 日本聖公会ナザレ修女会ナザレ修道院

私の家から武蔵野市役所へ自転車で行く場合には、行きと帰りに井之頭公園吉祥寺駅の近くを通ることになります。

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日本聖公会ナザレ修女会ナザレ修道院

この建物を始めて見かけた時は、どう見ても出来たばかりの建物なのに、まるで中世ヨーロッパに建てられた修道院ような気品と静けさを感じて感動しました。

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設計者 / 内井昭蔵

建築年 / 1993年

所在地 / 東京都三鷹市牟礼

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出来れば内部を見学してみたい所ですが、修道院と言う場所柄を考えると無理な相談でしょう。

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設計者の内井昭蔵氏は私の好きな建築家の一人であり、砧公園内の世田谷美術館や、先日紹介した多磨霊園みたま堂も設計した建築家です。

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  1. 2018/10/19(金) 23:50:04|
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武蔵野市散策 市役所近辺の建物

昨日訪れた、武蔵野市役所に行く途中に、偶然に ナミュ-ル・ノートルダム修道女会 (旧赤星邸) の前を通りました。

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ナミュ-ル・ノートルダム修道女会アントニン・レーモンド赤星邸として、1934年に設計した、竣工時はコンクリート打ち放しの個人邸でした。

個人の住宅としてはかなり大きな建物ですが、鬱そうと葉を茂らせた庭木に隠れて、道路からは殆ど建物は見えないので、場所を調べて来ないとまず見逃してしまうところでしたが、以前に一度訪れていたので気が付くことが出来ました。

設計者 / アントニン・レーモンド

建築年 / 1934年

所在地 / 東京都武蔵野市本町4

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そんな訳なので、見えるのはエントランス付近だけです。

以前の記事は ⇒ 【こちら】

近くにはフランク・ロイド・ライト風デザインの住宅も見付けました。

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ちょっとだけ遠回りにはなりますが、以前に私が設計した住宅も見て来ました。

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内外のデザインに、施主が拘りぬいた建物でしたが、事情があって手放されてしまいましたが、樹木が大きく成長している点と、塀に雨だれの汚れが見られる以外は、当時と変わらない姿です。

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関連記事は ⇒ 【こちら】


玉川上水沿いの山本有三記念館へも寄ってみました。

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設計者は岡田信一郎ではないかとも言われている建物です。

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設計者 / 不詳

建築年 / 1926年

保存改修 / 1994年 

所在地 / 東京都三鷹市下連雀2-12-27

文化財 / 三鷹市有形文化財-1994年指定

この建物は、当初は商社役員や大学教員を務めた実業家・清田龍之介の住宅として建てられました。

山本有三が居住したのは1936年(昭和11年)で、この家で「路傍の石」「米百俵」を執筆しています。

以前の記事はこちら ⇒ 【こちら】

  1. 2018/10/18(木) 10:42:00|
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武蔵野市役所

今日は仕事で久し振りに武蔵野市役所に行って来ました。

武蔵野市役所へ行くのは、2004年に武蔵野市市内の住宅の設計監理をして以来になります。

以前は車で行っていましたが、今日は自転車で40分かけて行ってみました。

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武蔵野市役所

所在地 / 東京都武蔵野市緑町2-2-28

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武蔵野市役所は何時みてもなかなかに豪華な造りの市役所です。

武蔵野市は市内に吉祥寺が在る為か、豪華なのは市役所だけではありません。

道を挟んで市役所の東隣りには

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武蔵野総合体育館

建築年 / 1989年

所在地 / 東京都武蔵野市吉祥寺北町5-11-20

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こども平和像

更に市役所の北側にも

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武蔵野クリーンセンター

設計者 / KAJIMA DESIGN

デザイン設計監修 / 武蔵野市、株式会社日建設計、水谷俊博建築設計事務所

建築年 / 2017年

所在地 / 東京都武蔵野市緑町3-1-5

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こちらには出来たばかりと思われる、お洒落な建物です。

その他にも

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武蔵野市民文化会館

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武蔵野市立中央図書館

設計者 / 鬼頭梓建築設計事務所

建築年 / 1995年

所在地 / 東京都武蔵野市吉祥寺北町4-8-3

  1. 2018/10/17(水) 18:05:39|
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愛猫 凛 永眠

可愛くて可愛くて仕方のなかった愛猫の凛が、一週間前の先月29日に逝ってしまいまいました。

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凛が我が家にやってきたのは2005年7月。

長女が通っていた高校の近所の公園で保護された、生後1ヶ月程度の捨て猫をもらって来たのです。

年齢は13歳3ヶ月位なので、飼い猫としては短い生涯だったのではないかと思います。

普段は家で仕事をしている私ですが、この日は打ち合わせで外出しなければならず、私は凛の最後を看取ることは出来ませんでしたが、出掛ける前はずっと寄り添って抱いてあげることが出来、最後は妻が看取ってくれました。

お腹に大きなシコリが出来ていることに気が付いたのは去年の今頃。

動物病院で乳腺腫瘍と診断された時には「手術をしても、この腫瘍の大きさだと恐らく他に転移している」と言われました。

セカンドオピニオンだけでなくサードオピニオンにも連れて行き、さんざん悩んだあげく11月に右の乳腺の摘出手術は行いました。

手術によりお腹のシコリは無くなりましたが、腫瘍は悪性であり「腫瘍の大きさから考えて転移しているのは間違いなく、肺にでも転移すれば年内も危ないと思う」と宣告されまた。

「いつ死んでもおかしくない」と宣告された訳ですから、気が気でない思いでしたが、凛はクリスマスと正月を元気に過ごし、1月2月は食欲も変わらずに、元気一杯でした。

しかし、3月の終わり頃には、また胸やお腹の彼方此方に小さなシコリを確認しました。

それでも6月頃までは元気一杯で、今まではたまにしか上げていなかった"ちゅーる"を毎日何本も食べ、大好きな高いパウチや鰹節も食べ放題の贅沢で我まま三昧な余生を送らせてあげることが出来ました。

この夏の猛暑で一時は元気がなくなりましたが、慣れると再び元気を取り戻していましたが、9月に入ると急に食欲がなくなり "ちゅーる" さえも食べなくなり、最後の1週間は水だけで過ごしました。

火葬も終わり、可愛かった凛は骨になって帰って来ました。

まだ、凛の居ない生活に慣れることは出来ませんが、今は残った蘭を精一杯可愛がってあげたいと思っています。

  1. 2018/10/07(日) 10:44:00|
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みたま堂

墓参りの帰りに、久し振りに多磨霊園納骨堂、通称 みたま堂 に行って来ました。

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設計者 / 内井昭蔵

建築年 / 1993年

所在地 / 東京都府中市多磨町4-628 多磨霊園内

切妻屋根の下には祭壇が設けられ、納骨堂に入らなくても、線香を焚いて御参りする事が出来ます。

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納骨堂へと続く回廊。

納骨堂へ入るには、この回廊を右に進みー見ます。

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みたま堂の内部は、いつ来ても幻想的で厳粛な空間です。

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何時もはトップライトと円錐のオブジェを一緒に撮ることが出来ませんでしたが、今日は広角レンズを持ってきたので、初めて一枚の写真に収めることが出来ました。

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円錐形のオブジェの先端から溢れ出る水が円形の御影石の水盤から流れ落ちます。

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雲とも山に咲く花にも見える、モザイクタイル?で彩られた数段の衝立の後ろが、納骨棚になっています。

  1. 2018/09/24(月) 18:10:00|
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「ギリシャ人の物語Ⅲ・新しき力」を読み終わりました。

3ヶ月程前に図書館に予約しておいた「ギリシャ人の物語Ⅲ・新しき力」を読み終わりました。

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Ⅰ・Ⅱ巻ではギリシャ文明の始まりやポリスの誕生とそのポリス間の勢力争い
アテネに花開いた文化と民主制に対する、軍事国家スパルタとの対立
そして大国ペルシャとの戦いと、その後のアテネの没落などが描かれました。
この3巻ではマケドニアの台頭と、後に大王と呼ばれることになる、若きアレクサンダーについてが描かれています。...
映画や他の書物で、ある程度は知っているつもりでしたが、塩野七生さんの描くアレクサンダーは一味違った面白さがありました。
塩野さんはこの本を最後に筆を置くと言っているが残念です。

 昔、息子を連れて見に行った映画のDVDも購入したので、お盆休みに見ようと思っています。

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これは私のコレクションで、100円ショップで購入したアレクサンダーと思われる石膏の胸像と、簡素化しアレンジして作ったなんちゃってギリシャ神殿です。


  1. 2018/08/11(土) 10:18:46|
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東京駅~皇居~千鳥ヶ淵~靖国神社~市ヶ谷 散策Ⅵ 千鳥ヶ淵戦没者苑

桜が咲く季節に千鳥ヶ淵に花見に来る時や、イタリヤ文化会館が当時の石原都知事のいちゃもんによる景観論争に巻き込まれた時など、千鳥ヶ淵戦没者苑には何度も訪れたことがありますが、ちゃんと紹介するのは今回が初めてです。

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千鳥ヶ淵戦没者苑

前屋を通して六角堂を見る。いつ来ても厳粛な空間です。

設計者 / 谷口吉郎

建築年 / 1959年 ( 昭和34年 )

所在地 / 東京都千代田区三番町2番地

キャプチャ

左上の長方形の建物が前屋、右下の建物が六角堂です。

以下は国立千鳥ヶ淵戦没者苑 H.Pより

「千鳥ケ淵戦没者墓苑は、昭和34年(1959年)国によって建設され、戦没者のご遺骨を埋葬してある墓苑です。先の大東亜戦争では、広範な地域で苛烈な戦闘が展開されました。この戦争に際し、海外の戦場 において、多くの方々が戦没されました。戦後、戦友等によりご遺骨が日本に持ち帰られ、又昭和28年より海外の遺骨収集が開始されました。この墓苑は日本に持ち帰られたご遺骨において、お名前のわからかない戦没者のご遺骨が 納骨室に納めてある「無名戦没者の墓」であるとともに、この墓苑は先の大戦で亡くなられた全戦没者の慰霊追悼のための聖苑であります。」

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真直ぐ前に進み前屋を通り抜け、六角堂に近付きます。

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六角堂は六角形の納骨堂です。

中央に陶棺をおき、その下に主な戦域別の六部屋に分けた地下室を設け、鋳鉄製納骨壺にご遺骨が安置されています。

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100円で献花出来ますので、私も献花させて頂きました。

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前屋

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コンクリートのラーメン構造で木造の木組みを表わしたデザイン。

丹下健三氏の設計の香川県庁舎を代表とした、1950年代後半から1960年代に掛けて、公共建築に多く見られたデザインです。

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前屋の軒下から庭園を見る。 庭園設計者 / 田村剛

  1. 2018/07/16(月) 19:48:00|
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東京駅~皇居~千鳥ヶ淵~靖国神社~市ヶ谷 散策Ⅴ 皇居内の建物

今年の4月に皇居乾門通りが一般公開され、通り抜けして来た時のものです。

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先ずは、石垣の上に咲くソメイヨシノの写真から

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坂下門 

東京駅から行幸通りを真直ぐ皇居方面に進めば、直ぐに皇居に入れると思ったのですが、日比谷方向に大きく迂回させられ、かなり遠回りして坂下門にたどり着きました。

坂下門西の丸大手門桔梗門との間にあり、宮内庁への出入り口としても利用されています。

坂下門西の丸の造営後、新たに造られたと伝えられ、公武合体論を推進した老中安藤信正が、文久2年(1862)水戸浪士を中心とする尊王攘夷派の志士に坂下門外で襲われた坂下門外の変でも知られています。  

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宮殿長和殿

坂下門から皇居の敷地内に入ると、直ぐ左手の奥に僅かに宮殿長和殿が見えます。

宮殿に近付いて行く人もなく、近付ける雰囲気でもないので、かなり距離はありましたが、乾通りからシャッターを押してみました。

写真では巨大な宮殿の一部しか見えていませんが、建物の全長は160mで、廊下の長さは100mもあるそうです。

この場所は、新年と天皇誕生日の年2回、天皇皇后両陛下と皇族方が中央バルコニーから手を振られている映像などで、私達にも馴染みのある場所です。皇居宮殿長和殿・豊明殿

グーグルアースの航空写真を見ると、長和殿の巨大さと、坂下門と宮内庁との位置関係が分かります。

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宮内庁庁舎

設計者 / 宮内省内匠寮

建築年 / 昭和10年(1935年)

改修年 / 昭和27年(1952年)

この建物は、昭和43年(1968年)の宮殿落成までの間,仮宮殿としても使用されて いました。

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先代の宮内省庁舎はJ・コンドルの設計による純然たる洋風建築でしたが、関東大震災により損傷して建て替えられたこの新庁舎は、ご覧のように和風の要素を取り入れた、帝冠式と言ってもいいような、微妙なデザインの建物になっています。

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富士見櫓

坂下門から入ると直ぐに、左手に宮殿長和殿宮内庁、右手には富士見櫓が見えます。

江戸城旧本丸の東南隅に位置し、かつては品川の海や富士山を見ることが出来たそうです。

現存の三重櫓は、万治2年(1659年)に再建されたもので、江戸城本丸の貴重な遺構言われています。

蓮池濠を右手に見ながら、乾通りを進むと左手に和瓦葺きの門が見えて来ます。

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局門

大奥に最も近いところに位置し、主に大奥女中の通用門として使われたことから、局門と呼ばれたそうです。 

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局門の隣には

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長屋門

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門の両側には武士が控える板張りの長屋が在ります。

蓮池濠越しの石垣の上には

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富士見多門櫓 

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多聞とは、防御をかねて石垣の上に設けられた長屋造りの倉庫のことで、多聞長屋とも呼ばれました。

鉄砲や弓矢が納められ、戦時には格子窓を開けて敵を狙い撃つことが出来ました。

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乾濠越に北橘橋門方向の石垣を見る。

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乾門

宮殿がある旧西の丸の裏門であり、皇居の乾の方角に位置することが名の由来です。

建設は明治以降なので、京風のデザインで建てられています。


この春に撮影した乾通り沿いの建物は以上ですが、良い機会なので、紹介出来ずにいた以前 ( 2008年11月22日 )に撮った皇居内の写真も紹介しましょう。

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大手門  旧江戸城正門

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建設指揮 / 藤堂高虎  建築年 / 慶長12年(1607年)  

修復指揮 / 伊達政宗、相馬利胤  修復年 / 元和6年(1620年)

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元和6年に行われた江戸城修復の際、現在のような桝形形式の城門になったそうです。 

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パレスサイドビル前の内堀通りから、濠越に平川門を見る。

平川門江戸城の裏門に当たります。大奥女中達の通用門で、御三卿の登城口でもあったそうです。

私が通っていた大学がお茶の水に在ったので、学生時代らこの門から入って、何度か皇居を散策したことがあります。

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天守閣跡

建設者 / 二代将軍徳川秀忠  建築年 / 慶長12年(1607年)

改修年 / 元和8年(1622年)、承応2年(1635年)

天守閣改修

建設者 / 三代将軍徳川家光  改修年 / 寛永14年(1637年)

江戸幕府の権威を象徴する国内でも最も大きな天守閣は、高さ地上58m。

天守閣の基礎石積みの広さは44m×44m、高さ18mで、頂部に金の鯱を頂く、6層の天守が聳えていました。

しかし、明暦3年(1675年)の大火(振り袖火事)で焼失した後は再建さず、石垣だけが残っています。

現在の石垣の高さは約10mです。

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石垣からの眺め

丸の内方向を撮影したものですが、10年前に撮った写真なので、高層ビルが増えているので、現在とはかなり違った風景かと思います。

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九段方面を見ると、日本武道館の屋根が見えます。

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百人番所

大手門から本丸に入るときの最大の検問所

大手三之門の前に設けられたのがこの百人番所で,甲賀組,根来(ねごろ)組,伊賀組,二十五騎組の4組が昼夜交代で護りを固めていました。

各組に,同心百人ずつが配属されていたところから百人番所の名が生まれそうです。

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大番所

他の番所より格上で,位の高い与力,同心が詰めていたとか。

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以前に紹介した建物も、改めて紹介しましょう。 

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桃華楽堂

設計者 / 今井兼次

建設年 / 1966年 ( 昭和41年 )

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香淳皇后の還暦記念として建設された、収容人員は200名の音楽堂。

モダニズム建築がしきりに建てられていた時期に、鉄仙の花弁を形どった屋根と八面体の珍らしい建物。

八面ある外壁のモザイク・タイルの図柄は、各面とも大きく羽ばたく鳥を抽象的に描いたものに、日月星・衣食住・風水火・春夏秋冬・鶴亀・雪月花・楽の音・松竹梅が描かれています。

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  1. 2018/07/08(日) 17:16:00|
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百草園 松連庵

先週末の日曜日は、梅雨の合間の曇り空だったので、百草園に行って来ました。

永らく京王線沿線に住んで居ながら、百草園に来たのは今回が初めてで、園が小高い山の上に在るとは知らず、軽い散歩のつもりで出来ていたので、入口までたどり着いた時にはへとへとになっていました。

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園の中も坂道や階段が多く、おまけに前日までの雨で地面がぬかるんでいたので、転ばぬように気を付けました。

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寿昌梅

階段を上って行くと、先ずは梅の老木が迎えてくれます。

2月中頃の開花時には、後に見える茅葺き屋根の松連庵とセットで、絶好の撮影スポットとなってるそうです。

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松連庵

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色々と検索してみましたが、松連庵の詳細な情報は全く見付けられませんでした。

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内部を覗くと、外部同様に派手さはありませんが、質素で落ち着いた造りです。

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更に坂道を上り見晴らし台近くから松連庵の茅葺き屋根を見る。

その他の園内の建物

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茅葺のあずまや  

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唐傘風のあずまや

  1. 2018/06/20(水) 12:48:00|
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山本亭

今日紹介する山本亭は、帝釈天矢切の渡しの丁度中間点、山田洋次ミュージアムの隣に在ります。

山本亭大正末期に合資会社山本工場の創立者、山本栄之助氏の住居として建てられました。

書院造に西洋建築を取り入れた、和洋折衷の建築が特徴の建造物です。

大正12年の関東大震災を期に、浅草の小島町から現在地に移転されました。

昭和63年に葛飾区が買い取り、平成3年4月から一般公開されています。

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長屋門

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こちらは裏門になるのでしょうか?

どちらの門も取り忘れてしまったのでストリートビューからスニッピングショットさせて頂きました。

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玄関

入場料の100円を払って邸内に入ります。

設計者 / 不詳

建築年 / 大正末期

増改築 / 大正15年~昭和5年

所在地 / 葛飾区柴又7-19-32

葛飾区登録有形文化財指定

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玄関横の廊下から舞の間を通して「星-6畳」「月-8畳」、庭園を見る。

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舞の間 床の間

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舞の間と「星-6畳」「月-8畳」「花-10畳」の間の廊下には真っ赤なじゅうたんが敷かれています。

廊下の突き当りに水屋が見えます。

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水屋

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水屋の前の廊下にも赤い絨毯が敷かれ、天井には天窓が設けられています。

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庭園に面かる廊下から「-8畳」「-8畳」「-10畳」を見る。

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庭園に面する廊下の突き当りに、鳳凰の間玄関の間が見えます。

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鳳凰の間

山本亭唯一の洋間です。

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狭い部屋ではありますが、大理石のマントルピース、カーペットでよくは見えませんが、寄木の床、モダンな照明器具など昭和初期の洋風建築の特徴が現れています。

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漆喰仕上げの白い天井にも美しい照明と装飾が施されています。

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玄関の間

菖蒲の襖絵? も見事です。

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-8畳」の前の廊下の出隅部。

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出隅部の外観。

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庭園

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再び室内へ戻ります

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花-10畳」の床の間

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床の間には書院が見られます。

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繊細なデザインですね

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花-10畳の前の廊下の出隅部。

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欄間窓のデザインも凝ってますね。

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和室の照明器具

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玄関ホール照明

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関ポーチ灯

  1. 2018/06/16(土) 16:27:56|
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柴又帝釈天題経寺

参道を数分歩くと柴又帝釈天題経寺の参門が見えて来ます。

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二天門

題経寺は寛永6年(1629年)に創建された日蓮宗の寺院です。

18世紀の末頃から帝釈天が信仰を集めるようになり、柴又帝釈天として知られるようになったそうです。

近代以降では夏目漱石の小説に登場し、名所として扱われるようになり、戦後は映画男はつらいよの、渥美清さん演じる寅さんゆかりの寺として知られるようになっています。

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二天門の左隣にも小さな門があり、その後方に鐘楼が見えます。

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大鐘楼

素木造なので地味な印象を受けますが、見事な装飾彫刻が施されています。

戻って二天門から境内に入ってみましょう。

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御神水

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浄行菩薩

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帝釈堂

帝釈堂二天門を入った境内正面に在り、入母屋造瓦葺きで拝殿屋根には唐破風と大ぶりの千鳥破風が見られます。
内殿は大正4年(1915年)、拝殿は昭和4年(1929年)の完成です。



  1. 2018/06/11(月) 23:53:32|
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葛飾 柴又 散策

ブログにアップするのに時間が経ってしまいましたが、3週間前の5月20日、一年程前から仕事の依頼を受ける機会が増えている、三鷹市の株式会社田村工務店さん主催のLIXILリフォーム・バスツアーに参加させて頂きました。

今日の東京は既に梅雨入りし、朝からの小雨模様ですが、バスツアーの当日は晴天の割には暑すぎることなく、清々しくて過ごし易い気持ちの良い日曜日でした。

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8時半に東八道路沿いに在る田村工務店さんの資材置き場前の集合し、先ずは「男はつらいよ」で有名な葛飾柴又を散策し、お台場のワシントンホテルでランチの後、ビックサイトで開催中のLIXILリフォームの展示会を見学してきました。
LIXILリフォームの展示会が参考になったことは勿論、柴又に行ったのは初めてでしたし、空気が透き通っていたので、バスの車窓から見る東京の眺めもとても綺麗で、一日有意義に過ごすことが出来ました。

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一度行ってみたいと思いつつも、何故か今まで訪れる機会が無かったので、お誘いを受けて渡りに船と言ったところでしたが、近くのや矢切の渡しは時間がなくて見学するのは諦めました。

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駅前には男はつらいよ寅さんの銅像があり、記念写真を撮ることが出来ます。

渥美清はこんなにスマートではなかった気がしますが・・・。

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倍賞さんは実物に近いスリムさです。

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参道には団子や煎餅店の老舗が並びます。

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ニャンコはこの店の名物招き猫。

前日にアド街ック天国でだったか、テレビで紹介されてました。

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近くで真を撮っても、声を掛けてもピクリとも動きません。

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人に慣れている様子ですが、怖がらすといけないので、触るのは我慢しました。

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次回は帝釈天を紹介します。


  1. 2018/06/10(日) 11:13:00|
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東京駅~皇居~千鳥ヶ淵~靖国神社~市ヶ谷 散策Ⅳ 日本工業倶楽部会館

良い機会なので、今回も東京駅丸の内側に建つ建物で、このブログでまだ紹介していなかった写真をアップします。

日本工業倶楽部会館は前回紹介した東京中央郵便局とは反対側に当たる、皇居に向かって右(北)側に建つレトロな建物です。

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日本工業倶楽部会館  ( 撮影 2012年10月7日 )

「新建築 建築ガイドブック」には、「ルネッサンスを基調としてゼツェッションを加えた、いわばユーゲントシュティール様式で、当時のアメリカ式オフィスビルの典型でもある。RC造で1階回りは花崗岩。上部は化粧煉瓦貼り。玄関軒上の男女像がもつハンマー(石炭)と糸巻(紡績)は、当時の日本2二大産業を表す。」と記されています。

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設計者 / 松井貴太郎・横河工務所

建築年 / 1920年

所在地 / 千代田区丸の内1-4-6

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国賓を迎えることを考慮して、正面玄関は幅が広くとられていて、白い御影石で造られたエントランス庇は、ドーリス式 オーダー柱で支えられています。

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この建物も、2003年(平成15年)に建替えられますが、南側部分が保存・再現されています。

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正面屋上に置かれた男女の像は、小倉右一郎の作品で、男性はハンマー、女性は糸巻きを手にしています。

  1. 2018/04/30(月) 12:17:00|
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東京駅~皇居~千鳥ヶ淵~靖国神社~市ヶ谷 散策Ⅲ 旧東京中央郵便局・Jタワー・KITTE

 今回紹介する東京中央郵便局の写真も、2012年と2013年に撮影したもので、長い間紹介出来ずにいました。

東京中央郵便局①

大改修を終えた東京駅を紹介で来たこの機会に、近辺の未紹介の建物もアップしたいと思います。

東京中央郵便局④

旧東京中央郵便局  ( 2012年10月7日撮影 )    

1931年に建てられた旧東京中央郵便局は、鉄筋コンクリート造によって柱と梁を日本建築の木組み(真壁)風に表したデザインで、西洋風洋式建築が主流だった時代の中、装飾を排除し開口を最大限に設けた合理的で開放的な近代建築と高く評価された建物でした。

キッテ②

( 2013年11月3日撮影 )

鈍角な角地に面したエントランス上部の曲線のデザインからは、表現主義の雰囲気も感じられます。

設計者 / 吉田鉄郎 ( 逓信省経理局営繕課 )

建築年 / 1931年

所在地 / 東京都千代田区丸の内2-7

東京中央郵便局③

( 2012年10月7日撮影 )

東京中央郵便局②

( 2012年10月7日撮影 )

2008年に再開発計画が発表されますが、旧局舎の歴史的価値の高さから、建築学会や当時の鳩山邦夫総務大臣らからの保存を求める声が上がり、旧局舎の解体工事は一時中止され、様々な議論の末、旧庁舎の保存部分を拡大し前面通りに面かる外壁と2スパン分を保存する、ファサード保存に近い再利用案が採用さ、保存された部分の後方に、高さ約200mのガラスのスカイスクレーパーが建設されました。

鳩山総務相の記者会見における「トキを焼き鳥にして食わないで、剥製(はくせい)が残るような設計変更をお願いし、再開発をしてもらう」と発言は印象的でした。

東京中央郵便局⑤

JPタワー  ( 2012年10月7日撮影 )

設計者 / 菱地所設計

建築年 / 2012年

キッテ③

( 2013年11月3日撮影 )

キッテ⑤

KITTE  ( 2013年11月3日撮影 )

内装デザイン / 隈研吾

完成年 / 2013年

キッテ⑥

保存改修された旧局舎部分と、高層タワーの間に設けられた3角形のアトリウムは、地下1階から地上6階が商業施設は、「切手」と「来て」の意味合いを込めて「KITTE(キッテ)」と名付けられ、2013年3月21日されています

キッテ⑦


  1. 2018/04/29(日) 12:21:00|
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ハナミズキ と ACT-1

桜だけではなく、今年はツツジやハナミズキの花が咲くのも、例年よりもかなり早いようです。

我が家の僅かな庭のハナミズキも早くも満開です。

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南天も伸びすぎているので、ゴールデンウイークに剪定しようと思ってます。

  1. 2018/04/22(日) 21:30:00|
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東京駅~皇居~千鳥ヶ淵~靖国神社~市ヶ谷 散策Ⅱ 東京駅②

東京駅の後半です。

まず最初の一枚だけは2018年3月30日撮影

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丸の内中央口から南口

この後は改修工事直後の2012年10月17日に撮った写真です。

丸の内南口

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東京駅リニューアル⑱

デザインは北口と同じです。

東京駅リニューアル⑲


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開口部詳細

ドームの内部を見てみましょう。

東京駅リニューアル⑭

繊細で燃えたドームの内部は、ローマのパンティオンを模したデザインとなっていましたが、色鮮やかな内装に改修されました。

東京駅リニューアル⑮


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単色で地味な印象だったドームの内部は色彩だけでなく、木、漆喰、スチールの材質のコントラストも美しい装飾になっています。

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イオニア式コリント式の特徴を混ぜた様な、柱頭のデザインも面白いですね。

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東京駅の設計者、辰野金吾さんとのツーショット

写真

こちらは東京駅をバックに

6年前の写真なので、今よりかなり若いですね。

  1. 2018/04/04(水) 08:00:00|
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東京駅~皇居~千鳥ヶ淵~靖国神社~市ヶ谷 散策Ⅰ 東京駅①

まだ4月に入ったばかりだと言うのに、東京の桜はかなり散ってしまいました。

先週も週末まで待ち切れず、金曜の午後一般公開されていた皇居乾門通りを見学して来ました。

桜の方は別ブログで紹介しますので、このブログでは建物を中心に紹介していきます。

先ずは久し振りの東京駅から

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東京駅

設計者 / 辰野金吾

建築年 / 1914年

所在地 / 東京都千代田区丸の内1

駅前広場の工事も終了して綺麗になってますね

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明治維新以降、工部大学校造家学科(後の帝国大学工科大学、現東京大学工学部)第一期卒業生の4人の内の一人であり、その後長らく近代日本建築界の第一人者として君臨した辰野金吾の設計で1914年に竣工した、帝都東京の顔と言える建物です。

昭和20年(1945年)5月の東京大空襲による火災により、屋根と内装の殆どが失われてしまいます。

同年8月の終戦直後から修復計画が始まり、1947年(昭和22年)に修復が完了した東京駅は南北のドームのデザインは大きく変更されていました。

現在の東京駅は2007年~2012年に行われた大修復を終え、戦災以前の姿を取り戻しています。

修復後直ぐに写真を撮りに来ていましたが、このブログで紹介するのを怠っていたことが今回判明しましたので、改修直後の写真も合わせて紹介いたします。

改修前の東京駅を紹介した記事は ⇒ 《こちら》

改修工事直後の2012年10月17日に撮った写真です。

東京駅リニューアル①

丸の内北口

東京駅リニューアル⑳

丸の内南口、北口のドームが復活しています。

東京駅リニューアル②


戦災後の改修では、ドームだけでなくドームを持ち上げている一層分の外壁省いていたので、外観の印象はかなり違ったものになりました。

東京駅リニューアル③


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東京駅リニューアル⑦

ドームだけでなく手前の飛び出した塔状部の屋根など、3階の屋根以上の部分の装飾も復活しています。

東京駅リニューアル④

新丸ビルから見た全景

駅前広場はまだ工事中でごちゃごちゃとしています。

東京駅リニューアル⑤

中央口と北口を見る

東京駅リニューアル⑩

中央口

建設当時は丸の内南口が乗車口、丸の内北口が降車口と分けて使用されていたそうです。

東京駅リニューアル⑪

赤煉瓦白御影石がリズミカルに並ぶ辰野式フリークラシックスタイルの特徴です。

東京駅リニューアル⑬


東京駅リニューアル⑥

中央の玄関は皇室専用です。

  1. 2018/04/02(月) 18:24:00|
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茶々そしがや公園保育園

花見に出掛けた祖師谷公園の一角に、真っ白な豆腐のような建物を見付けました。


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異様に窓の少ない建物で、公園の敷地内と言う事もあり、斎場かなっと思って近付いてみると


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茶々そしがや保育園

何と斎場とは正反対の保育施設でした。


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1階にも窓は少なく、2階南面には窓が全くありません。

てっきりRC造かと思ったのですが、家に戻って検索してみると構造は鉄骨造。

またも推理がハズレてしまいました。


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設計者 / 一級建築士事務所EANA

建築年 / 2017年

所在地 / 東京都世田谷区上祖師谷3-10

  1. 2018/03/27(火) 18:32:25|
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