fc2ブログ

アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

竹フローリング

最近気になっている竹フローリングを紹介します

竹フローリングサンプル①
これが竹フローリングのサンプルで
左が自然色、真ん中が茶色、右が二色を混ぜたものです

普通の単板貼りフローリング( 0.何ミリかに薄く削った単板をベニヤに貼ったもの) と違って竹のフローリングは数ミリの竹材を竪に張り合わせた竪積層材なのです

竪積層材のメリットは、無垢材の感覚が強く、単板貼りフローリングのように、表面の単板が剥がれたり、表面に傷が付いて単板の下のベニアが見えない事でしょう

        竹フローリングカタログ表紙
        竹はたった3年で、写真のような立派な成竹に成長します

竹フローリングカタログ商品説明
(↑の画像はクイックすると大きくなります)

竹フローリングのカタログでも、色々なメリットが書いてありますが
私が竹フローリングを気に入っている一番の理由は、竹がたった3年で成竹に成長し、フローリングとして利用できることです
当然、他のフローリングに利用できる樹木で、これ程早く成長するものは無く、ナラや桜などでは30~50年はかかるのではないでしょうか

竹フローリングは、短いサイクル再生可能な建材として、これからも注目していきたいと思います
スポンサーサイト



テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2009/03/06(金) 08:30:00|
  2. 建築
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8

コメント

竹のフローリング、初めて聞きましたけどエコですよね
合板じゃなくて、全部が竹なんですか?
なんか気持ち良さそうな感じがしますね
我が家も殆どがフローリングで、猫達はとても走りにくそうで
おまけに階段状の棚からも滑り落ちたりしていたので、今は
猫の歩くところ、登るところはすべて絨毯を貼っています
猫にはフローリングは具合が悪いでしょうが、飼う側にとっては
毛は付かないし、掃除しやすいし、蚤とかの心配もないので
楽してます
  1. 2009/03/06(金) 11:05:01 |
  2. URL |
  3. 雪猫 #-
  4. [ 編集]

はじめまして。

竹フローリング、いいですね。

使う側からも、良い面がたくさんあると思いますが、
(殺菌作用があり、虫を寄せ付けないとも聞いた事が・・)
わたしは実は 竹林が手入れ不足のために茂りすぎ、里山が
荒れた感じになっている地域に住んでおりまして、
この竹林を何とか有効利用しつつ美化する方法はないものか
と いつも思っておりました。
今は、竹林の美化のために、公費を投じる事さえ言われてい
ますが、お金の生る山なら、持ち主たちが自ずと手入れをする
ようになるでしょう。
竹炭や、竹布などというものありますが、
竹フローリングでしたら、量的にも期待できる用途ではないか
と、思いました。(←もっと早く気付きましょう)


わたしは建物、家具、デザイン 芸術一般、小説、映画などが
(それから他にも、宇宙論や生命の起源や「意識」の正体、
などといった、考えても何のためにもならない本を読んだり
ぼんやりと思いを馳せたりするのも)
好きです。

猫は子供の頃 飼っておりました。毎日一緒に寝ていたもの
です。今は諸事情により飼えませんが・・。

それから、大和の模型、すばらしいですね!
わたしは女性で プラモデルはあまり詳しくないのですが、
昔、ビンの中に帆船を作るのをやってみたいと思っていた事が
ありました。
ドールハウスなら、娘にジェニーちゃんの家を作ってあげたんで
すよ。階段の手摺の足や家具のアールなども 糸鋸やカッターを
駆使して自分で掘り出し 組み立てました。結構大作なんですよ
(笑)。

建物には興味がありますので、建築士免許はないんですが
パースなど少しかじり、自分の店を建てるときは自分で考えた
デザインをパースに起こしたんですよ。
わたしもレトロな建物が好きでして、ちょっと明治村風デザイン
にしました。
あ、でも、町屋や茶室などの日本建築も、そこから発展した
ミニマリズムも、西洋の石の建造物も、田舎の家も(南ヨーロッ
パ風のも、中米風のも、イギリスやドイツ風のも)皆それぞれに
好きなんですが・・。
凛太郎さんのご紹介下さる建物の数々も、わたしが傍を通り
掛かる時には いつも 興味深く眺め入ってしまう種類のもの
ばかりです。

余談になりますが、私は息子が生まれた時に「りんたろう」と
名付けたかった思い出もあり(本当です)、そこにも何だかシン
パシーを感じるんです。(笑)


こちらのブログは 興味を引かれる内容が多く、つい 当方の
アピールなどもしてしまい、長くなりました。すみません。
これからも見させて頂きます。 


  1. 2009/03/06(金) 14:31:13 |
  2. URL |
  3. ジロー #WsWDOO7o
  4. [ 編集]

雪猫さんへ

竹は竹の子の時は食べられるし、割り箸や串、炭にも利用できますね
何と言っても成長が早いのが一番です
但し、フローリングに利用するには、新しい材料だけに、まだ改善の余地があるかもしれません
ただベニアに貼った物と違って、表面材が剥がれる心配はありません

猫は犬と違って爪を引っ込められるので、フローリングでもさほどすべる事は無いとおもっていましたが、そうでもないのですね
でも絨毯を貼っておけば、爪の引っ掛りも良いし安心ですね
  1. 2009/03/06(金) 15:18:01 |
  2. URL |
  3. 凛太郎 #-
  4. [ 編集]

ジローさんへ

コメントへの書き込み、ありがとうございました
凛太郎のブログを普段から御覧頂いているようで、そちらにもお礼を申し上げます

手入れがされず、荒れ放題になっている竹林があるとお聞きし、本当にもったいないと思います
竹林だけに限らず、日本政府は外圧に屈し、安い輸入材木を輸入するようになり、多くの山林が放置されるようになり、手入れもされずに、大雨など降ろうものなら、風倒木が押し流されて、土石流の原因になってもいるようです
戦後の木材不足のときに、成長が早い事で多く植えられ、その後材木として利用それる事も無く、放置され続けた杉の木が昨今大量のスギ花粉を放出しているとも考えられます
我々は森林や竹林を貴重な資源と考え、上手に利用する工夫をするべきだと思います

戦艦大和や戦艦長門の模型を造った兄は、今では空母赤城を作っていますので、そちらも完成しましたら、また御覧頂きたいと思っています

建物は古いレトロナ建物に限らず、新しくでも造り手や使い手の温かみを感じられる建物を見て歩くのが好きなので、良い建物を見つけると、沢山の方に見て頂きたくなってプログに載せています

ジローさんがご自分でパースを描いたお店と言うのが気になります
どんなお店なのでしょうか?

これからもアクトデザイン凛太郎のブログをよろしくお願い致します
  1. 2009/03/06(金) 15:39:16 |
  2. URL |
  3. 凛太郎 #-
  4. [ 編集]

こんばんわ~

いいですねぇ・・竹だと香りもあるんでしょうか・・
3年で成長するっていうのがいいですね。
今までなかったのが不思議なぐらいですが、
フローリングに使うには扱いが難しいのですか?
しのったりしないのでしょうか?
  1. 2009/03/06(金) 20:26:15 |
  2. URL |
  3. きこり #-
  4. [ 編集]

きこりりさんへ

サンプルを匂ってみましたが、残念ながら竹の香りはしませんでした
花粉症で鼻が詰まっているからかも知れません
フローリングだけではなく、棚やカウンター、壁材などにも使えると思います
  1. 2009/03/06(金) 22:16:27 |
  2. URL |
  3. 凛太郎 #-
  4. [ 編集]

竹フローリング

「竹のフローリング」、とてもエコですね。
日本は、当たり前のように木材を海外から大量に輸入していることから、森林伐採や二酸化炭素量の増加などの「環境破壊」に加担している…という自覚が乏しいように思います。
熱帯雨林の木材も、建築資材として輸出できるまでには数十年かかり、その自然が回復するには、さらにその3倍かかる…と聞いたこともあります。
このように、諸外国にまで「迷惑」を掛けることなく、日本の気候にあった植物を活用する…となると、「竹」は理想的だと思います。
「竹フローリング」とても気になりました。
普及するといいですね!!
  1. 2009/03/10(火) 08:55:16 |
  2. URL |
  3. でれすけ #-
  4. [ 編集]

でれすけさんへ

烏山にも、まだ彼方此方に竹林が残っています
竹の子の時期の成長は特に早く、一日で何センチも伸びでますよね
日本は豊富な森林資源を持っていながら、政府が外圧に屈して
その資源を活用していないのが問題なのです
樹木は伐採しても、計画的にちゃんと植林していけば良いのであって、材木を使うこと自体は悪ではなく、切りっ放しにしてしまう事が悪なのです
森林は再生可能な資源と考えることが必要です
  1. 2009/03/10(火) 10:01:34 |
  2. URL |
  3. 凛太郎 #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://sumainoact.blog58.fc2.com/tb.php/549-d818fed5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)