アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

いつもの風景 凛編

時々、急に強い雨や風が吹くことはありますが、梅雨入り前の今の時期は、気温はほどほど、木々の緑も若々しい、とても気持ちがいい過ごしやすい季節です。
特に花粉症に悩まされている僕らには、症状も和らぎ、ほっと一息つける季節でもあります。

凛①
柔らかな日差しに見えても、5月の陽射しは意外に強いのかもしれません。
凛は日当りのよ過ぎる出窓ではなく、自分の椅子で昼寝をすることが多くなりました。

  凛③
無防備なお腹に、つい顔を埋めて見たい衝動に駆られますが、寝ている猫のお腹に触るのは、大変危険なので止めておきます。

凛④
それにしても、いくらなんでも無防備過ぎますよね。

凛②
(凛) 「お父ちゃん、寝てると思ったら、大きな間違いニャスよ」

明日は、10年点検に立会う為に大阪に行ってきます。
立会は午後1時からなので、早朝に家を出て、点検の前後の2~3時間で、中之島や難波辺りの建物を、出来るだけ散策してこようと思っています。
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  1. 2012/05/31(木) 09:55:36|
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日比谷~飯田橋散策 ⅩⅧ 明治印刷 株式会社

  目白通を、さらにJR飯田橋駅方向へ。

  明治印刷①
  明治印刷 株式会社

平日にも関わらず、シャッターが閉まっているので、既に廃業してしまったのかも知れません。

  明治印刷②
  鋭角な角地に建つ建物だったようです。
  左手にはかなり奥行きがあるのが分かります。
  意外に規模の大きな建物でもあったようです。

明治印刷③
鋭角な角地の先端のこの柱が、建物の一番の特徴でしょうか?

明治印刷④
柱頭のデザインとアーチ

明治印刷⑤
足元の青いモザイクタイルにも注目です。

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  1. 2012/05/30(水) 08:00:00|
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日比谷~飯田橋散策 ⅩⅦ ライオンクリーニング (有) 萩原商会、他

  九段近辺を離れて、目白通をJR飯田橋駅方面に向かいます。

  萩原商会①
  ライオンクリーニング (有) 萩原商会

  偶然見付けた、モルタル造形の看板建築

  萩原商会②
 
萩原商会③
彫りは浅いものの、軒飾りの装飾が施されています。


  そしてこの建物向かいの路地でも
  飯田橋1丁目の木造家屋
  南京下見板張りの魅力的な木造家屋を見付けました。

1階の道路に面する部分は、全て掃き出しの開口部ですので、恐らく元は店舗だったと思われます。

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  1. 2012/05/29(火) 08:00:00|
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日比谷~飯田橋散策 ⅩⅥ フィリピン大使公邸 ( 旧安田岩次郎邸 )

もう一棟の洋館は

フィリピン大使館①
フィリビン大使公邸 ( 旧安田岩次郎邸 )

設計 / 横河工務所
竣工 / 1935年 ( 昭和10年 )


この建物も、構造は鉄筋コンクリート造です。

フィリピン大使館②
この建物も桜の木で良く見えません。
大使公邸だけあって、門の横に守衛棟の様な建物があり、近付き難い雰囲気です。

フィリピン大使館③
門を左に行ってみましたが、塀が在るのでこちらからも、上手く建物の全景を撮影出来ません。

フィリピン大使館④
さらに進むと、もう一つ門があり、ここからなら、かなり建物の全体像を捉えられそうです。

フィリピン大使館⑤
門扉の格子の間からもう一枚。

白い外壁と、種類は判別ではませんが、出隅部に貼られたグレーの石とのコントラストと、玄関ポーチ横の半円アーチの開口部、そして二つの煙突が特徴的な洋館です。

解体の計画も取りざたされているようなので、今後が心配な建物です。

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  1. 2012/05/28(月) 08:00:00|
  2. 建物探訪
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日比谷~飯田橋散策 ⅩⅤ  旧山口万吉邸

靖国神社の大鳥居の北側に、幾つかの教会と学園が建ち並ぶ一角があり、その合間に文化財に値するような2棟の洋館が建っています。

山口一男邸①
山口一男邸 ( 旧山口万吉邸 )

設計 / 今井兼次、 内藤多仲、木子七郎
竣工 / 1925年 ( 大正14年 )


今井兼次はもとより、内藤多仲と木子七郎もかなりビックネームの建築家です。
この3人が設計者に名を連ねる個人邸と言うだけで、とても興味を魅かれます。

山口一男邸②
館内を見学出来ないのは仕方ないとして、外観も樹木と塀でほとんど見えません。

山口一男邸④
それでも、樹木の間から見えるスパニッシュ様式の建物は、当時の住宅としては珍しく鉄筋コンクリート造です。

  山口一男邸⑤
見えるところはドアップで!
スペインは永くイスラム教圏の支配を受けていた影響から、スパニッシュ風にはイスラム建築の影響が現れます。
 
山口一男邸③
この余りにも立派過ぎる住宅の建て主である山口万吉さんは、新潟県の出身。
西洋雑貨商を営んだ方で、1888年に新潟県で創業された日本石油会社( 現ENEOS)の創設者の一人です。

  山口一男邸⑧
 
山口一男邸⑥

山口一男邸⑦
残念ながら庭側は、北面の玄関側以上に、樹木と塀で良く見えません。
肉眼なら、もう少し建物の様子は理解できますので、興味のある方は靖国神社に参拝がてら、見学してみてください。
これ程立派な建物であるにも関わらず、何故か人が住んでいる気配が無いのが心配です。
解体の噂は聞いていませんが、この先どうなるかは分かりませんのでお早めに・・・!

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  1. 2012/05/27(日) 08:00:00|
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日比谷~飯田橋散策 ⅩⅣ  寿々木 ・ 寿司政

時空間と同じ九段南1丁目の狭い路地で見付けた、レトロな銅板葺の建物を紹介します。

  寿々木①
  寿々木

かつては神保町界隈靖国通さくら通すずらん通り沿いに沢山の看板建築が建ち並んでいましたが、今では僅かに残っているだけ。
とくに銅板葺の建物は、以前に紹介した季節風 ( 旧沢書店 ) だけになったと思っていました。

 ※ 季節風 ( 旧沢書店 ) の記事は ⇒ ≪こちら≫

  寿々木②
 

なので、この狭い路地に残っていた2棟の建物は、大変貴重な建物と言えるでしょう。
 

  寿司政①
  寿司政

  寿司政②
寿々木は甘味喫茶として、寿司政寿司店として、どちらも現役の店舗なのが嬉しいです。

寿司政③
どちらの寿司店も、間口2間の3階建の建物で、そっくりと言ってしまえるほど、大変良く似た造りです。
これと言った装飾は施されていないシンプルな建物ですが、かつての神保町界隈の面影を残す、貴重な建物だと思います。

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  1. 2012/05/26(土) 15:17:17|
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日比谷~飯田橋散策 ⅩⅢ 時空間

  九段会館と首都高の間で、実に魅力的な狭い路地を見付けました。
  
  木造家屋①
  時空間

なんとも味わいのある、和風の木造家屋です。
住宅かと思いましたが、住宅地図で確認すると、時空間と記されているので、時計店かもしれません。

九段南1の木造家屋②
外部建具は、嬉しいことに、全て木建具のままです。

九段南1の木造家屋③
なんとも繊細な細工です。

    九段南1の木造家屋④
    僕の大好きな丸窓は、洋館にも和風の家屋にも良く似合います。

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  1. 2012/05/25(金) 08:00:00|
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日比谷~飯田橋散策 Ⅻ 九段会館 ( 旧軍人会館 )

靖国通沿い、地下鉄の九段下駅を出て直ぐに、九段会館は見えてきます。

九段会館①
九段会館 ( 旧軍人会館 )
設計 / 川元良一 ( 技術顧問 : 伊東忠太 )
竣工 / 1934年 ( 昭和9年 )


九段会館②
洋式の建物の屋根に、日本風の屋根をのせた帝冠様式の建物で、軍国主義の風が吹き荒れた、昭和初期に流行した建築様式です。

九段会館④
二・二六事件では戒厳司令部が置かれたことでも知られた建物。

九段会館③
ホール、レストラン、宿泊などの施設施設があり、結婚式、公演、会議、試写会などに使用されています。

  九段会館⑤
つい、日本風の屋根に目がいきがちですが、特徴的な外観は屋根だけではありません。

  九段会館13

       九段会館14

  九段会館11
  良く見るスクラッチタイルよりも、きめの細かい溝が刻まれています。

  九段会館⑥

九段会館⑦
結婚式場、宴会、集会の入口

  九段会館⑨

九段会館12
日本遺族会の入口

軍の予備役・後備役の訓練、宿泊を目的に建設された軍人会館は、太平洋戦争後、一時GHQに接収されますが、1958年に国有化。九段会館と解明され、財団法人日本遺族会に無償貸与されています。

九段会館⑩
2011年(平成23年)3月11日、東日本大震災により、天井の一部が崩落し、卒業式に出席していた2名が死亡する事故が発生してしまいました。
この事故により、会館の営業は終了され、遺族会は建物を国に返還することを決定しました。
取り壊しは発表それていませんが、今後の九段会館の行く末が心配です。

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  1. 2012/05/24(木) 08:00:00|
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日比谷~飯田橋散策Ⅺ イタリア文化会館、インド大使館・インド文化センター

内堀通を離れ、千鳥ヶ淵沿いの緑道を進み、左手に見える千鳥ヶ淵戦没者墓苑を通り過ぎると、イタリア文化会館が見えてきました。

イタリア文化会館①
イタリア文化会館  ( 2011.4.3 撮影 )
設計 / 上野 糾  
竣工 / 2006年

イタリア文化会館②
石原都知事に「地域制にそぐわない」とさんざん文句を言われ、近隣住民には「目がチカチカするので塗り替えろ」とのクレームで物議をかもした赤い外壁は、桜のピンクやカナメモチの赤い葉と、何故か良くマッチしています。

イタリア文化会館の関連記事は ⇒ ≪こちら≫


千鳥ヶ淵沿いの緑道をさらに進むと、今度はガラス張りの建物が現れます。

インド大使館
インド大使館・インド文化センター  ( 2011.4.3 撮影 )
設計 / 宮崎浩(プランツアソシエイツ)
竣工 / 2009年


靖国通を右に曲がり、日本武道館を右手に見ながら、九段会館に向かいます。

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  1. 2012/05/23(水) 08:00:00|
  2. 建物探訪
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府中の現場状況Ⅲ 埋蔵文化財の発掘開始

地鎮祭を終えていた府中の現場で、ゴールデンウィーク明けから、埋蔵文化財の発掘が始まりました。

      5月8日撮影
      文化財発掘①
      文化財発掘②
      文化財発掘③
      文化財発掘④
      文化財発掘⑤
 

18日になると、発掘作業はさらに進んでいました。
文化財発掘⑥
文化財発掘⑦
竪穴式住居の跡が、見つかっているようです。

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  1. 2012/05/22(火) 08:00:00|
  2. 最新現場状況
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金環日蝕

今日は生まれて初めて、金環日蝕を見ることが出来ました。
恐らくこれが、最初で最後の経験になると思います。

金環日蝕①

でも、残念ながら撮影には失敗しました。
後で聞いたのですが、直接撮るのはカメラにも良くないとか?
カメラに異常はなさそうですが、大丈夫か心配です。

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  1. 2012/05/21(月) 18:33:44|
  2. 街角で・・・
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日比谷~飯田橋散策 Ⅹ 英国大使館

内堀通をさらに北 ( 九段下方面 )へ向かいます。

英国大使館①
英国大使館

設計 / 英国工務省 
竣工 / 1929年 ( 昭和4年 )
所在地 / 千代田区一番町1


  英国大使館②
以前にも一度紹介しましたが、やはりこのアングルの写真しか撮れませんね。

英国大使館③
この場所に英国大使館が移転して、銀座煉瓦街などの設計で知られるトーマス・ウォータースの設計によるによる、赤煉瓦造りの大使館が1874年に竣工しました。
しかし、初代の建物は、1923年(大正12年)の関東大震災で完全に倒壊。
現在の建物は1929年(昭和4年)に英国工務省の設計で建てられました。

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  1. 2012/05/21(月) 08:00:00|
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日比谷~飯田橋散策Ⅸ 国立劇場 ・ ワコール麹町ビル

最高裁判所の右隣りには

国立劇場
国立劇場

設計 / 岩本博行
竣工 / 1966年 ( 昭和41年 )


学生の頃、皇居の周りを何度か歩いたり、走ったりしたことがありますが、当時は内堀通からでも、もっと建物が見えていたと思います。
樹木の生長により、東大寺正倉院校倉造りをモチーフにしたと言う、外観のデザインはほとんど見えなくなってしまいました。


  内堀通を北 ( 九段下方向 ) へ進みます。

  ワコール麹町ビル①
  ワコール麹町ビル
  
  設計 / 黒川紀章
  竣工 / 1984年
  所在地 / 千代田区麹町1-1-2


  ワコール麹町ビル②
  衣料品メーカー、ワコールのオフィス兼倉庫。
  糸巻き機とかミシンをデザインしたような、特徴ある外観を持つ建物です。

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  1. 2012/05/20(日) 08:00:00|
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日比谷~飯田橋散策Ⅷ 日本水準原点標庫

国会議事堂最高裁判所と言う、日本の中枢と言える重要かつ巨大な建物の間に、この建物は建っています。

日本水準原点標庫①
日本水準原点標庫

設計 / 佐立七次郎
竣工 / 1891年 ( 明治24年 )


日本水準原点標庫③
小さいながら、実に風格のある建物です。
ギリシャローマの神殿好きの僕には、たまらない建物です。

日本水準原点標庫②
設計者の佐立七次郎は、工部大学造家学科の第一期生であり、明治・大正期における日本建築界の重鎮辰野金吾片山東熊、曽禰達蔵とは同期生になります。

日本水準原点標庫④
エンタブラチュアを支える2本の柱のオーダーはトスカナ式
まるで西洋建築史の教科書に載っているような、見事な造りのエンタブラチュアペディメントのです。
でも、良く見ると、トゥライグリフの間のメトープには、神話のレリーフではなく、菊の御門大日本帝国の文字が刻まれています。

  日本水準原点標庫⑥

日本水準原点標庫⑦
日本水準原点標庫は、1891年 ( 明治24年 )に、隅田川河口に在る零岸島岸の平均水位より+24.5mのこの地点を基準とする為に建設されました。

日本水準原点標庫⑤
後姿もセクシーです。

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  1. 2012/05/19(土) 10:51:27|
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日比谷~飯田橋散策Ⅶ 最高裁判所

国会議事堂と並んで、この日の散策のもう一つの目的地である、最高裁判所に向かいます。

最高裁判所①
最高裁判所

設計 / 岡田新一設計事務所
竣工 / 1974年 ( 昭和49年 )


最高裁判所②
国会議事堂とは、また違った威圧感のある建物です。

最高裁判所③

この建物は地下2階地上5階、延面積:53,923m²。

  最高裁判所④

7つの棟( 大法廷棟、小法廷棟、図書館棟、裁判官棟、裁判棟、司法行政北棟、司法行政西棟 )の間に、それぞれ性格の違った庭が配されています。
構造はスペースウォールと呼ばれる二重壁によって結合する、他に例を見ない構造です。
外壁と内壁は、御影石貼りで、選りすぐった白い稲田石が使用されています。
 
最高裁判所⑤
 
最高裁判所⑥
結局このアングルの写真ばかりになってしまいました。

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  1. 2012/05/16(水) 08:00:00|
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日比谷~飯田橋散策Ⅵ 国会議事堂

この日の散策の目的の第一は、国会議事堂を見ることです。
平日なら内部の見学も出来ますが、ゴールデンウィーク中だったのでこの日は外から眺めただけです。

国会議事堂③
国会議事堂
設計 / 臨時議院建築局
竣工 / 1936年 ( 昭和11年 )


現在の国会議事堂は1936年に竣工しまたが、その完成までには紆余曲折があり、建設計画は明治天皇から国会開設の詔が発せられた1881年(明治14年)にまで遡ります。
1885年(明治18年)に内閣制度が発足すると議事堂建設の取り組みが始り、1886年(明治19年)に内閣臨時建築局が設立され、ドイツ人建築家 (ヘルマン・エンデ、ヴィルヘム・べックマン) を招いて、永田町一丁目に議事堂の建設計画が成されますが、この計画による議事堂建築は、資金不足で中止されます。

1890年(明治23年)にドイツ人建築家アドルフ・ステヒミューラーおよび臨時建築局技師吉井茂則の設計による第一次仮議事堂は、霞が関一丁目に建設されます。
しかし、第一次仮議事堂は、翌年漏電により、あっけなく全焼。

同年、1891年(明治24年)に吉井茂則とドイツ人建築家オスカール・チーツェの設計による第二次仮議事堂が竣工。

1894年(明治27年)には日清戦争が勃発、大本営が広島に移されると、臨時仮議事堂が約半月の突貫工事で広島に建設され、1894年(明治27年)竣工し、第7回帝国議会で使用されたこともありました。これは東京以外で帝国議会(国会)が開会された唯一の事例です。

日露戦争後の1906年(明治39年)には仮議事堂の改修と本格的な議事堂の建設が決まりますが、大正改正により実施は延期されます。

1918年(大正7年)になって、議事堂の設計を一般公募にすることに執念を燃やした辰野金吾の思いが実り、新議事堂のコンペが一般公募され、翌年、応募作品118通中、一次・二次選考を通過した4図案の中から、宮内省技手の渡辺福三案(内匠寮職員有志)が1等に当選。
しかし当選案のデザインは大幅に変更され、大蔵省臨時議院建築局 (矢橋賢吉、大熊喜邦、吉武東里) が実施設計を行い、1920年(大正9年)に、現在地である永田に新議事堂の建設が始まります。

1923年(大正12年)には関東大震災に見舞われ、建設中の新議事堂および第二次仮議事堂は無事でしたが、仮議事堂は作業員の不始末から火災を起こして焼失してしまいます。
仮議事堂は突貫工事により、わずか3か月で竣工しますが、このため新議事堂の建設はさらに遅延することに。

新議事堂の完成が近づいた1936年(昭和11年)二・二六事件が発生、陸軍武装青年将校の一群に永田町一帯を占拠されてしまいます。

国会議事堂①
こうした苦難を経て、新議事堂が竣工式を迎えたのは、着工から実に17年を経た1936年(昭和11年)のことでした。
(ウィキペギアを参照・抜粋・加筆)

国会議事堂②
デザイン的にはあまり評判の芳しくない国会議事堂ですが、建築材料には国産の花崗岩ステンドグラスが使用され、全国から名工も集められました。

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  1. 2012/05/15(火) 08:00:00|
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日比谷~飯田橋散策Ⅴ 法務省旧本館 ・ 警視庁本部庁舎

桜田門の正面で、桜田通りを挟んで向かい合って建っているのは
旧法務省+警視庁
法務省旧本館警視庁本部庁舎

旧法務省
法務省旧本館
設計 / ヘルマン・エンデ &ヴィルヘルム・べックマン
竣工 / 1895年 ( 明治28年 )


過去の記事は ⇒ ≪こちら≫

  警視庁
  警視庁本部庁舎
  設計 / 岡田新一設計事務所
  竣工 / 1980年


明治7年、現在の警視庁の前身となる東京警視庁の創設から、100年を記念して新たに建設されたのが、現在の霞ヶ関にあるこの警視庁本部庁舎です。
旧江戸城桜田門に位置することから、刑事ドラマなどでは警視庁のことを、「桜田門」と呼んでいるのを耳にします。
地上18階、地下4階という巨大な建物で、あらゆる災害に耐えられるよう設計されており、緊急時でも機能が損なわれることのないそうです。

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  1. 2012/05/14(月) 09:11:00|
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日比谷~飯田橋散策 Ⅳ 法曹会館

祝田橋前で日比谷公園を出、内堀通りを歩きます。

すると直ぐに左手に見えてくる建物は
法曹会館①
法曹会館
設計 / 三菱地所 ( 藤村朗 ) 
竣工 / 1936年 ( 昭和11年 )

法曹会会員の交流の場として建てられた倶楽部建築であり、結婚式場としても利用できるようです。

法曹会館②
際立った装飾はなく、小綺麗な建物なので、一見しただけでは戦前の建物には見えないかも知れません。

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  1. 2012/05/13(日) 16:52:46|
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日比谷~飯田橋散策 Ⅲ アーク灯 水飲み 

     日比谷公園内には建物以外にも気になる物がありました。

      アーク灯①
      アーク灯

      アーク灯②
      なんとも趣のある街灯です。

アーク灯④
一つと言わずに、もっと沢山残してもらいたかったですね。


      水飲①
      水飲み

水飲②
馬も水が飲めるようになっていたとは驚きです。


日比谷公園①

さあ、日比谷公園を出て、国会議事堂方面に向かいましょう。

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  1. 2012/05/13(日) 16:38:24|
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日比谷~飯田橋散策 Ⅱ 市政会館・日比谷公会堂

日比谷公園でこの建物を忘れるわけにはいきません。

日比谷公会堂②
日比谷公会堂
1929年 ( 昭和4年 )に、佐藤功一の設計で建てられました。

日比谷公会堂③
市政調査会(市政会館)およびそれに併設する公会堂として計画されました。
現在も施設(市政会館)内に財団法人・東京市政調査会が在ります。

日比谷公会堂⑤
近代建築散歩によると、1922年に行われた指名設計競技で当選した案はルネッサンス様式だったようですが、震災により工事は中断され、再開時にはゴシック様式に変更されています。

日比谷公会堂⑥

日比谷公会堂①
建設当時は、東京では唯一の本格的な音楽堂でもありました。

日比谷公会堂④

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  1. 2012/05/07(月) 19:00:17|
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日比谷~飯田橋散策 Ⅰ 旧日比谷公園事務所

日比谷公園から御堀沿いに九段下方向に向かって散策します。

まずは日比谷公園内
日比谷公園事務所⑤
旧日比谷公園事務所

日比谷公園事務所①
公園の管理事務所とは思えない、可愛らしい洋館です。
今は結婚式に利用されているようで、この日もパーティーが開かれていました。

日比谷公園事務所②
管理事務所より、レストランの方が、断然似合っていると思います。
そう言えば、向井理が主演のドラマ「ハングリー」でも、高級レストランとしてロケに使われてました。

日比谷公園事務所③
フェリーチェ ガーデン 日比谷と書かれた、看板が掛かっていました。
これが今の、この洋館の名称のようです。

  日比谷公園事務所④

設計者は東京市技師の福田重義
竣工は1910年 ( 明治43年 )。
東京都指定の有形文化財です。

日比谷公園事務所⑥

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  1. 2012/05/05(土) 23:45:58|
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銀座~京橋散策 Ⅵ 富士ビル

銀座や京橋には沢山のレトロな建物が現存していますが、今回の散策は今日が最終回です。

  京橋3丁目のレトロなビルを紹介しましょう。
  MAKOTOシアター銀座①
  富士ビル ( MAKOTOシアター銀座 )

  MAKOTOシアター銀座②
前面道路が狭すぎて、正面からの写真は撮れず、このアングルが精一杯でした。

  MAKOTOシアター銀座③
検索してみましたが、建物の詳細は不明です。一つだけ竣工は「昭和2年以前」と記されているサイトがありました。

MAKOTOシアター銀座④
4つ並んだ縦長窓が特徴の建物です。

MAKOTOシアター銀座⑤
2階までは全て直線で構成されていますが、3階の軒飾りには曲線やデンテルの様な装飾も施され、雰囲気が少し違っています。

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  1. 2012/05/04(金) 08:00:00|
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銀座~京橋散策 Ⅴ 鮨石島 ・ 橋本印刷

銀座1丁目と2丁目でも、銅板葺の看板建築を見付けました。

  銀座1 石島①
  鮨石島
  銀座1丁目の京橋公園の西側です。
1000円のランチメニューもあるそうなので、一度お昼時に行ってみたいです。

  銀座1 石島②
ストリートビューで検索してみると、この店ではなかったので、最近出来た鮨屋さんのようです。

銀座1 石島③



こちらは銀座2丁目
銀座2-15 ①
橋本印刷株式会社
こちらの銅板葺の建物は、3連長屋に見えますが、住宅地図を見ると全てが橋本印刷の事務所か倉庫に利用されているようです。

  銀座2-15 ②

銀座2-15 ③

テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2012/05/03(木) 08:00:00|
  2. 建物探訪
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銀座~京橋散策 Ⅳ 宮脇ビル他

  昭和通の新京橋交差点近くで見付けたレトロな建物です。

  銀座1 宮脇ビル①
  宮脇ビル

  銀座1 宮脇ビル②
これと言った装飾は無いものの、スクラッチタイルが雰囲気を醸し出してます。



  銀座1-21 ②
こちらの建物は、昭和通と並行する、京橋公園横の細い通り沿いで見付けた建物。

  銀座1-21 ①
最近までギャラリーの看板が上がっていましたが、今は無くなっています。

  銀座1-21 ③
3階の屋根がお愛想程度に腰折屋根になっているは、建築基準をみたす為の抜け道だったからだと思われます。
当時の建築基準では、社寺建築などの一部の例外を除いて、木造3階建の建物はは建築出来ませんでしたが、屋根を腰折屋根にすることで、3階部分は小屋裏部屋とみなされ、2階建ての建物と判断してくれたのではないでしょうか?

銀座1-21 ④
庇と軒飾りに装飾がみられます。

テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2012/05/02(水) 08:00:00|
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ゴールデンウィーク前半終了

ゴールデンウィークの前半が終わってしまいました。
土曜日はⅠ邸の御引渡、午後は新規のお客様との打ち合わせで忙しかったのですが、おとといと昨日は建物探訪と読書をしてゆっくりと過ごしました。

さて、久しぶりで 凛 & 蘭 の登場です。
とは言っても、大人になった猫は寝てばかり

蘭①
つい最近までコタツで丸くなっていたのが嘘のような暑い週末でしたね

蘭②
この時期は抜け毛が多いのですが、蘭はブラッシングが嫌いなので困ります

凛①
凛は暑いのにドームに入っています

凛②
丸くなっている時は、丁度いい大きさのドームも、体を伸ばして眠るには狭すぎます

凛③
これでは、呼吸がしにくいのではないでしょうか?

ゴールデンウィークの後半は、あいにく天気が悪そうです。
撮り貯めた建物の写真を整理したり、本でも読んで過ごそうと思っています。

テーマ:猫と暮らす - ジャンル:ペット

  1. 2012/05/01(火) 10:23:22|
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