アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

佐原散策 ⅩⅢ ( 伊能忠敬記念館入口 ) を曲がった通り沿いの街並み② 与倉屋

水の郷 佐原散策 の13回目の最終回は、馬場酒造本店の前のT字路 ( 伊能忠敬記念館入口 ) を曲がった通りに建つ与倉屋を紹介します。

与倉屋①
与倉屋店舗                         竣工年 / 店舗 - 明治初期
与倉屋は江戸末期創業で明治初期は酒造業、その後は醤油醸造業を戦前まで営みました。戦後は製粉業を経て現在は倉庫業を営んでいます。

与倉屋②
広い間口に千本格子が続く情緒ある外観です。

与倉屋④
千本格子から覗かせる土間は、当時の雰囲気を醸し出しています。

与倉屋③
現在の店先は明治初年に建替えられたもの。

与倉屋⑤
店舗の向かいの蔵は、戦後まで年貢米の貯蔵庫として使われていました。

      通りの突き当りを左に曲がると、巨大な蔵群が見えてきます。 
      与倉屋⑥
      与倉屋大土蔵        竣工年 / 18889年 ( 明治22年 )      

与倉屋⑦
明治22年に建てられた日本最大級の大土蔵の姿は大迫力です。

与倉屋⑧
内部は500畳の広さがあるとか。

与倉屋⑨
何層にも張り巡らされた梁が醸し出す空間は独特であり、コンサート当もも開催しているようです。


佐原の建物に関する詳細は 
「小江戸めぐり 佐原」 (さわやかハート佐原推進協議会、香取市他)
「佐原まちあるき」
「香取を旅する」
「佐原震災復興状況」(NPO法人小野川と佐原の町並みを考える会)
「日本の旅 千葉県香取市佐原~伊能忠敬ゆかりの古い町並み~」
「旅なび! 佐原」
「千葉県近代建造物実態調査報告書」(千葉県立現代産業科学館)
参照、または参考とさせて頂きました。
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  1. 2013/06/30(日) 08:00:00|
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佐原散策 ⅩⅡ (伊能忠敬記念館入口) を曲がった通り沿いの街並み① 清宮秀堅旧宅、亀村本店 他

水の郷 佐原散策 の12回目は、馬場酒造本店の前のT字路 ( 伊能忠敬記念館入口 ) を曲がった通りに建つレトロな建物を紹介します。

T字路の角に建つ布袋屋の裏に建つ蔵が
布袋屋蔵
布袋屋の無料休憩所になっていました。


向かって右側には
北川商店
北川商店                               竣工年 / 明治期 ?
蔵の様な造りの建物ですが、地図には北川商店と記されています。
とは言っても店舗には見えないので、倉庫として使用しているのか?


向かいには
清宮秀堅邸①
清宮秀堅旧宅  竣工年 / 母屋-1765年 ( 明和2年 )、土蔵-1869年 ( 明治2年 )

清宮秀堅邸②
清宮秀堅(1809~1879年)は、佐原出身の江戸時代の文人で、「下総国旧事考」「成田参詣記」などを著しました。

清宮秀堅邸③
残念ながらここから先には入れません。


     大友①
     大友

大友②
ブロック塀に「電気工事は大友」と書いた手書きの看板が貼ってあります。


伊能忠敬記念館の駐車場の隣の建物
亀村本店①
亀村本店 竣工年 / 主屋-1894年( 明治27年 )、土蔵-1904年 ( 明治37年 ) 
創業はなんと1718年( 享保3年 )で、荒物や雑貨、食料品の卸業のほか、砂糖の販売で知られましたそうです。


亀村本店の向かいの住宅
亀村本店向かいの住宅①
一般住宅だと思うのですが、清宮秀堅邸に見劣りしない建物です。

亀村本店向かいの住宅②
寄棟の住居棟の中で、背も高く漆喰塗りのケラバの白が際立っています。


亀村本店南隣の建物①
亀村本店南隣の建物 
詳細は全く分かりませんが、木製窓のデザインは最近の物とは考え難いです。

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  1. 2013/06/29(土) 11:31:30|
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佐原散策 ⅩⅠ 香取街道沿いの街並み⑦

水の郷 佐原散策 の11回目は、忠敬橋の西側の香取街道をさらに西に進んだ所に建つレトロな建物を紹介します。

小堀屋別館(旧千葉合同銀行支店)①
小堀屋本館別館 ( 旧千葉合同銀行佐原支店 )         竣工年 / 大正末期

地図には小堀屋本店別館と記されていたので、この時は蕎麦屋と思っていたので、それにしては「銀行みたいな建物だな」と思っていました。後で調べてみて「やっぱりね」と言ったところでしょうか。
大正末期に千葉合同銀行佐原支店として建てられましたが、設計者等の詳細は不明。鉄筋コンクリート2階建て。昭和49年からは第百生命の所有となり第百生命佐原支店となり、現在は小堀屋本店別館として使用されています。

小堀屋別館(旧千葉合同銀行支店)②
数的には見事に並んだ列柱ですが、特に側面の装飾は、古典様式としてはかなりアレンジされていて、出来としては、今一つと言ったところでしょうか・・・?
古典様式建築と言うよりも、看板建築のレベルか?

小堀屋別館(旧千葉合同銀行支店)③
卵舌紋様に柱頭部には電文紋様も見て取れます。


紀ノ国屋・井坂屋
向かって左から 紀ノ国屋・井坂屋・円城寺本店
紀の国屋商店は1894年 ( 明治27年 ) の竣工です。

円城寺本店①
円城寺本店
平屋の看板建築と言ったところでしょうが、後ろの和瓦葺の屋根は本格的日本家屋の様相です。

円城寺本店②
竣工年などの詳細は不明ですが、大正か明治の建物ではないでしょうか?


大正レコード・いなえ①
大正レコード ・ いなえ 他            3棟並んだ出桁造りの店舗兼住居

大正レコード・いなえ⑤
この3棟も竣工年などの詳細は不明ですが、大正前後の建物だと思われます。
香取街道沿いの建物は、文化財に指定されていない建物でも、レベルが高い建物が多いですね。

大正レコード・いなえ④
柱は太いものの屋根がかなり重そうです。
1階に全く壁が無いにも関わらず、よく震災に耐えてくれたと思います。

大正レコード・いなえ③


黒田屋自転車店・清見屋・森田屋
向かって左から 黒田屋自転車店・清見屋・森田屋


      本田義塾下宿教室①
      本田義塾下宿教室

本田義塾下宿教室②
ちょっとモダンなデザインです。 昭和初期の建物では?


馬場本店酒造①
馬場本店酒造
香取街道からも煉瓦造りの煙突が見えます。

      馬場本店酒造②
「見学出来ます」との看板が在ったので近づいてみると、白木の新しそうな建物でした。

馬場本店酒造③

馬場本店酒造⑤
古い材の部分は江戸時代の物だったんですね。

      馬場本店酒造④
      イギリス産レンガ造りの煙突
馬場本店酒造は江戸時代の天和年間(1681~83年)創業。
初代は、麹造りから始まり、その後、清酒、焼酎、味醂を製造して現在に至っています。
この煙突は高さが13mあり、明治31年の建築。
レンガはイギリスから輸入したもので、仕込蔵は天保年間に建築され、石だたみのみかげ石や銚子石は手彫りです。



      金平浴場②
      金平浴場    
   開業は大正初期らしいですが、この建物が当時の物かは分かりません。

      金平浴場①


香取街道①
香取街道の風景 大正レコードの前から忠敬橋方向を見る。

 

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  1. 2013/06/26(水) 12:44:05|
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三崎散策 ダイジェスト

先週末の土曜日に、三浦半島の先端の漁港 三崎に行ってきました。

三崎港②

三崎港①
三崎漁港の風景。 奥に見えるのは城ヶ島です。

三崎港④
三崎には、いつもの通り古い建物を見に行った訳ですが、三崎はマグロで有名な漁港なので、こう言うのを三崎のあちこちで見かけます。当然お昼はマグロを食べました。

調べておいた何軒かの店のうち、最初に目についたのが港の目の前にあった庄和丸と言う店。 お腹もすいていたので、迷わずその庄和丸に入りました。
三崎港⑤
あじわい丼   1575円  
マグロの中トロと赤身、アジに珍しいカマスの刺身が載ってます。
文字通りボリュームたっぷりの満足丼でした。

三崎港⑥
ハーフ丼  1000円
奥さんが注文したハーフ丼も美味しかったようです。

三崎港⑦
金目の刺身 840円
やっぱり金目鯛は、ちょっとお高いようです。

     そして三崎に行った一番の目的は
     マツウラ①
     マツウラ             竣工年・設計者などの詳細は不明

     かなりハイレベルなモルタル造形の看板建築だと思います。
他にも色々いい建物が在りましたが、紹介するのは「佐原散策」の後にします。

IMG_5788.jpg
うらリ
うらりの1階には直産センターがあって、金目鯛の開き、マグロのカマ、マグロの燻製をお土産に買って帰りました。

三崎港③
2階のデッキに登ると、遠くに太平洋も望めます。

横須賀汐入逸見にも寄り、見逃していた看板建築を見ることもできました。
クリーニングRIBON①
クリーニングRIBON   

      ゴンドラ履物店①
      ゴンドラ履物店

      汐入と逸見のレトロな建物も、後で詳しく紹介します。

      さて、買って帰ったお土産の一つがこちら
      テラスでバーベキュー①
    昨日は奥さんと二人で再びテラスで夕食バーベキューを楽しみました。

テラスでバーベキュー③
ホイル焼きの中身は、マグロのカマです。
この大きいのが2個で500円だったので、どうやって料理できるか不安でしたが、迷った挙句に買ってしまいました。

テラスでバーベキュー②
炭火でじっくり焼いたので、思った以上に美味しく焼き上がり、二人で食べても十二分のボリュームがありました。
周りの野菜は2週間前とほぼ同じで、シイタケと長葱とサツマイモ、それと大蒜のホイル焼きです。

テラスでバーベキュー④
大蒜は焼くと臭みも半減するし、ホクホクでとても美味しいです。

空梅雨のおかげで、とても充実した週末を過ごすことが出来ました。

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  1. 2013/06/24(月) 08:00:00|
  2. 旅行・お出掛け
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佐原散策 Ⅹ 香取街道沿いの街並み⑥ 正文堂 ・ 小堀屋本店 ・ 福新呉服店

水の郷 佐原散策 の10回目は、忠敬橋を渡って香取街道沿い ( 忠敬橋の西側 ) に建つ建物を紹介します。

佐原の街並 ①
忠敬橋付近から香取街道の西側の街並みを撮る。

  正文堂②  
  正文堂   千葉県有形文化財     竣工年 / 1880年 ( 明治13年 )

正文堂⑤

    正文堂③
川越の蔵造りの建物を思わせる、黒塗りの土蔵造り店蔵の形式を伝える重厚な建物です。
震災時には屋根や正面下屋部の瓦が崩落し、側面の鉢巻部や妻壁の漆喰が剥落するなどの大損害を受けましたが、見事に改修がなされたようです。

     正文堂④


正文堂の並びにも 
小堀屋本店①
小堀屋本店

小堀屋本店④
小堀屋本店   千葉県有形文化財       竣工年 / 1900年 ( 明治33年 )

小堀屋本店③

天明2年 ( 1782年 ) 創業の蕎麦屋と言うのですから驚きました。
蕎麦打ちの道具や蕎麦作りの秘伝書が明治23年 ( 1890年 ) 建築の土蔵に残っているそうです。
明治35年 ( 1902年 ) には店舗の表にガラス障子を入れるなど、明治期の新しい工夫が残る建物です。

     小堀屋本店②
明治の建物にしては、屋根や外壁がかなり綺麗なのは、正文堂と同様に震災で屋根と正面下屋の瓦が全て落ち、躯体や内部壁も損傷したのを、改修を行ったからです。


福新呉服店①
小堀屋本店の隣に建つ福新呉服店千葉県有形文化財に指定された建物です。

福新呉服店③
福新呉服店   千葉県有形文化財       竣工年 / 1895年 ( 明治25年 )

福新呉服店②
文化元年 ( 1804年 ) 創業の老舗呉服店です。

福新呉服店④

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  1. 2013/06/23(日) 08:00:00|
  2. 建物探訪
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佐原散策 Ⅸ 香取街道沿いの街並み⑤ 中村屋乾物店 他

水の郷 佐原散策 の9回目も、香取街道沿い ( 忠敬橋の東側 ) の東岸に建つ建物を紹介します。

通り④
三菱館前から、忠敬橋方向を見る。

佐原の街並 ③
三菱館の向かいの街並み。
写真右側には、路地を挟んで前々回に紹介した素顔屋・蜷川家具店が在ります。

中寅商店①
中寅商店

大きな犬のいる蔵の店
蔵造りの店舗
ゴールデンレトリバーかと思われる大きなワンちゃんが、招き猫ならぬ招き犬として接客(?)してます。

油茂製油所
油茂製油所

通理の風景①
蔵造りかと思いきや、妻壁は土壁ではありません。 これじゃ蔵になりませんね?


こちらは三菱館側の街並み
街並み②
こちら側も概ね古い(古そうに見えるだけかも知れませんが)建物が並んでいます。

街並み③

Rice Forest ①
Rice Forest
かなり歩き疲れたので、この綺麗なカフェで一休みすることにしました。

Rice Forest ②
外部は新築の様な白木でしたが、中はこの通り。
柱や梁はきちんと補強されています。 今まで見てきた新旧不明の建物は、この建物の様な状況だったことが予想されます。

カフェの隣の蔵造りの店舗は
中村屋乾物店②
中村屋乾物店

川越の蔵を思わせるこの建物は、1892年 ( 明治25年 ) に建てられ千葉県有形文化財に指定されいます。

中村屋乾物店①
壁厚は45cmもあり、当時の最高技術を駆使した防火構造で、建設には二年以上もかかったとか?

通り③
手前の黒い蔵造りの建物が中村屋乾物店
左奥の赤煉瓦の建物が三菱館です。

通り⑤

次回は忠敬橋を渡って、小野川の西側の香取街道沿いの建物を紹介します。

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  1. 2013/06/22(土) 08:00:00|
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佐原散策 Ⅷ 香取街道沿いの街並み ④ 佐原三菱館

水の郷 佐原散策 の8回目も、香取街道沿い ( 忠敬橋の東側 ) の東岸に建つ建物を紹介します。

    佐原三菱館②
    佐原三菱館 ( 旧三菱銀行佐原支店 )  
 
    佐原三菱館①
コーナーに銅板葺のドームを載せた赤煉瓦貼りルネッサンス様式のこの建物は、1914年に川崎銀行佐原支店として建てられ、1943年には三菱銀行との合併により、三菱銀行佐原支店となり、現在は佐原観光の発信源「佐原三菱館 (佐原街並み交流館)」として利用されていますが、震災の影響で、現在は中には入れません。

      佐原三菱館④
  東京駅を思わせる使用されている赤煉瓦はイギリスから輸入したものです。

佐原三菱館③

設計者 / 清水満之助本店 ( 現清水建設 ) 施工も
竣工年 / 1914年 ( 大正3年 )


佐原三菱館⑤

佐原三菱館⑥
是非再訪して、内覧してみたい建物です。


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  1. 2013/06/21(金) 09:41:48|
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佐原散策 Ⅶ 香取街道沿いの街並み ③ 文明堂 ・ 素顔屋 ・ 磯長商店

水の郷 佐原散策 の7回目も、香取街道沿い ( 忠敬橋の東側 ) の東岸に建つ建物を紹介します。

蜷川家具店の周りには沢山のレトロな建物が残っています。

文明堂②
文明堂
蜷川家具店の向かって右隣の建物です。
小野川沿いには寄棟屋根の建物が目に付きましたが、香取街道沿いには切り妻屋根が多いようです。

    文明堂①
    屋根が重そうです。
 この建物の築年も不明です。正面から見ると古そうですが、看板はアクリル製 ?
 下見板張りの妻壁は、最近改修したのか新しそうに見えます。

続いて左隣り建物
素顔屋①
素顔屋

素顔屋②
2階の木製手摺がいい感じです。

素顔屋③
角地一杯に店先を広げています。
縦看板に蜷川家具店と書いてあります。 現在は和風雑貨店ですが、元は隣の家具店の一部だったのでしょうか?

      磯長商店
      磯長商店
この建物は寄棟屋根です。 ベランダの手摺は文明堂のものと似ていますが、ペイントしているのか白く見えて、かなり印象が違って見えます。
妻壁がトタン張りなのが残念です。

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  1. 2013/06/19(水) 09:33:14|
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佐原散策 Ⅵ 香取街道沿いの街並み ② 蜷川家具店

水の郷 佐原散策 の6回目も、香取街道沿い ( 忠敬橋の東側 ) の東岸に建つ看板建築の傑作を紹介します。

      蜷川家具店②
      蜷川家具店          竣工年 / 1930年 ( 昭和5年 )

佐原の古い街並みは勿論魅力的ですが、看板建築好きの僕には、この蜷川家具店が視界に入った瞬間が、この日一番興奮した瞬間になりました。

      蜷川家具店③
 川越の田中屋に似ているかと思いましたが、よく見るとかなり違っていました。

         Nゲージの看板建築商店3とはかなり似ています。 
                       ↓↓↓
                 

      蜷川家具店④
蜷川家具店のデザインの特徴は、頭部中央の鍋をひっくり返したようなヴォールト屋根と、その下の〇にサ字の屋号。
窓台の設けられた三連の縦長窓。両サイドに施された古典主義風の柱型。その柱に支えられた軒蛇腹にも凝った装飾が施されています。
看板建築の装飾は2階以上の外壁面に施されていて、1階部はほとんどが開口部のみで、両側の壁の厚みのみが見えている建物がほとんどですが、この建物は1階の両サイドにもルスティカ風に石積みした柱型まで施されていて、全体として隙のない質の高いデザインと言えるでしょう。

蜷川家具店⑤
モルタル造形による装飾は、道路側だけの表面的なものではなく、左右ともに折り返しが2間近くもあります。

蜷川家具店①
建物の奥の方は下見板張り。かなり奥行きのある建物です。

蜷川家具店⑥
外部の装飾と反して、店内は質素なものでした。

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  1. 2013/06/18(火) 12:40:00|
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佐原散策 Ⅴ 香取街道沿いの街並み ① 旧方林堂 他

水の郷 佐原散策 の5回目は、香取街道沿い ( 忠敬橋の東側 ) の東岸に建つ建物を紹介します。

向後酒店②
向後酒店

前回、記したような理由で、佐原の建物は僕の様な一元の訪問者では、なかなか新旧の判別がつきませんが、少なくともこの建物は、文化財には指定されていないようです。

向後酒店①
妻壁に、少しだけ白木の痕跡あります。

向後酒店③
看板がいい味を出しています。

      向後酒店④
      この部分を見る限り、やっぱり古い建物のようです。


      サクマ薬局 (旧方林堂)①
      サクマ薬局 ( 旧方林堂 )   竣工年 / 1933年 ( 昭和8年 )
      佐原には日本家屋だけではなく、看板建築も残っていました。

    サクマ薬局 (旧方林堂)②
三連の縦長アーチ窓に、平面が△のボーダーは、軒を飛び出して頭部も矢のように尖っています。

      サクマ薬局 (旧方林堂)③
      正面も側面もサインで一杯です。

サクマ薬局 (旧方林堂)④
中央頭部にはベディメントまでついて、サービス精神満載のデザインです。

吉原種苗店・ギャラリー酔夢館①
吉原種苗店・ギャラリー酔夢館
この二棟も看板建築と言ってよさそうな建物です。
    
吉原種苗店・ギャラリー酔夢館②
向かって左の吉原種苗店には、ほとんど装飾はありません。

吉原種苗店・ギャラリー酔夢館③
ギャラリー酔夢館は左右非対称でやや表現主義的なデザインです。

テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2013/06/17(月) 14:14:19|
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空梅雨

普段の生活では晴れの日が続くことは嬉しいことなのですが、降るべき季節に雨が降らないと、夏場の水不足や野菜の値上げが不安になります。

昨日は高幡不動に紫陽花見物に出掛けようと思っていましたが、腰痛のために奥さんにドタキャンされてしまいました。
そこで仕方なく、デジカメ片手に近所を一人で散歩することにしました。

空梅雨⑥
先ずは、お向かいのお宅の紫陽花です。

空梅雨⑦
近所の烏山神社や烏山川緑道沿いの緑地帯でも、紫陽花の花を見付けました。

空梅雨⑧
この辺までは、目的地もなく歩いていましたが、緑の多い烏山寺町なら、紫陽花も咲いているだろうと思いつき、進路を変更することに。

      空梅雨①

      空梅雨②
      ちょっとだけ紫陽花発見!

空梅雨③

空梅雨④

空梅雨⑤
綺麗な庭は楽しめましたが、肝心の紫陽花とは、ほとんど出会えませんでした。

   2時間ほどの散歩を終えて、一先ずテラスでビールで渇いた喉を潤します。
       そこで、夕食はテラスでバーベキューをしようと思い立ち
      空梅雨⑩
      スーパーでニジマスを見付けて買ってきました。

空梅雨⑪
あとは野菜中心のヘルシーな夕食です。
焼いた長葱に味噌を付けて食べる簡単すぎる料理が、甘くて美味しかった。
一人で葱を2本も食べちゃいました。

あらためて小さいながらも、テラスを造って本当に良かったと思っています。
空梅雨のなので毎週末、テラスで空を見ながらビールを楽しんでます。

おまけの花
空梅雨⑨
中央高速下の緑地帯で咲いていました。

テーマ:日々のできごと - ジャンル:ライフ

  1. 2013/06/10(月) 10:15:49|
  2. 街角で・・・
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佐原散策 Ⅳ 小野川沿いの街並み ④

水の郷 佐原散策 の4回目は、小野川沿い ( 忠敬橋の北側 ) の東岸に建つ建物を紹介します。

佐原の街並 ⑦
中村橋からの風景
前回の記事で書いた通り、東岸には千葉県有形文化財に指定されている正上が在ったはずなのですが、散策前の事前調査不足が原因で、写真を撮り忘れてしまいました。

中村橋付近の洋館とカフェ川岸日和①
和風の建物と並んで、洋風の建物が見えます。

中村橋付近の洋館とカフェ川岸日和②

中村橋付近の洋館とカフェ川岸日和⑤
玄関扉はアルミ製の既製品の用なので、新しい住宅かとも思いましたが

中村橋付近の洋館とカフェ川岸日和⑥
軒周りの手の込んだ造りを見ると、最近の建物ではないようです。

中村橋付近の洋館とカフェ川岸日和③
地図を見ると、右側の建物はカフェ川岸日和とありますが、日曜にも関わらず雨戸が閉まっています。

中村橋付近の洋館とカフェ川岸日和④
隣の建物と、規模、造りともにとても似ています。

中村橋付近の洋館とカフェ川岸日和⑧
佐原の建物の特徴は、繊細な縦格子
一見、よく見る出桁造りのようですが、切り妻屋根ではなく、寄棟屋根の建物が多いようです。

中村橋付近の洋館とカフェ川岸日和⑨

      中村橋付近の洋館とカフェ川岸日和⑦
     佐原で唯一見付けた、銅版葺の戸袋飾り。紋様は青波紋様です。

亀村木材
亀村木材
この建物も一見しただけでは新旧の程が分かりません。

佐原の建物は街並みを保存するために、新築の建物も、伝統的な意匠を継承しているようです。
新築時には真っ新な白木の外観だった建物も、10年も経てば、古い物と見分けがつかなくなっています。
更に、震災で多くの文化財級の建物が大変な被害を受けたことにより、大規模な改修を余儀なくされたことで、新旧の見分けが、更に付なくくなったようです。

尾張屋
尾張屋
JR成田線を渡り、街並み保存地区を外れた場所で見つけた建物。
和洋折衷の外観ですが、やや和の要素の方が強いようです。

テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2013/06/10(月) 08:00:00|
  2. 建物探訪
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佐原散策 Ⅲ 小野川沿いの街並み ③

水の郷 佐原散策の3回目は、小野川沿い ( 忠敬橋の北側 ) の西岸に建つ建物を紹介します。

佐原の街並 ⑦
ちゃんと下調べをせずに、目に付いた建物や風景を写真に収めていたので、忠敬橋近くに在ったはずの旧油惣商店 ( 千葉県有形文化財 ) の写真を撮り忘れてしまいました。
たぶん伊能忠敬旧宅同様に、改修中でシートが掛っていたのではないかと思います。
反対の東岸に在ったはずの正上 ( 千葉県有形文化財 ) も同様です。

木の下旅館②
木の下旅館 1901年 ( 明治34年 ) 竣工。
旅芸人建ちに愛用された旅館です。

木の下旅館①
お隣の建物は一見古くも見えますが、基礎がコンクリートの布基礎で換気口まで設けられているので新しいものかも・・・。

小林陶漆器店・上州屋酒店③

   ワーズワース
   ワーズワース
確かイタ飯屋さんだったと思います。よく見ると、新しい白木の合間に、古い柱や梁が見えています。 まっさらの新築ではなく、古家を一部残してリフォームしたのかもしれません。

小林陶漆器店・上州屋酒店①
小林陶漆器店・上州屋酒店

小林陶漆器店・上州屋酒店②
奥の建物は建ったばかりのように見えます。手前の小林陶漆器店と上州屋酒店も、パンフレットに載っていないので、新しい建物なのかもしれません。

油久商店①

油久商店②
油久商店

油久商店③
この建物も古そうに見えますが、パンフレットには特に記載はありません。

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  1. 2013/06/09(日) 08:00:00|
  2. 建物探訪
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佐原散策 Ⅱ 小野川沿いの街並み ②

水の郷 佐原散策の2回目は、小野川沿い ( 忠敬橋の南側 ) の東岸に建つ建物を紹介します。

植田荒物店
小野川とバス通りに架かる忠孝橋の交わる角に建つ植田荒物店
1893年 ( 明治26年 ) 築と言うことですが、とても築後100年以上も建つ建物には見えません。
大切に改修もしながら維持しているのでしょう。

植田屋
小野川に面した蔵と入口

水戸屋①
水戸屋

水戸屋②
なんと、江戸中期頃築の建物と言うことです。

伊能忠敬旧邸
伊能忠敬旧宅は残念ながら大改修中でした。
伊能忠敬が佐原で30年余りを過ごした母屋と店舗がそのまま残されており、 母屋は1793年( 寛政5年 )忠敬自身が設計したものと言われています。

宮定
宮定
手前が鮮魚店で奥は割烹店 1946年 ( 昭和21年 ) 築の建物です。

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  1. 2013/06/08(土) 12:50:00|
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佐原散策 Ⅰ 小野川沿いの街並み ①

水の郷 佐原散策の1回目は、小野川沿い ( 忠敬橋の南側 ) の建物から紹介します。

佐原の街並 ⑤
ここに、小江戸とも呼ばれる水の郷佐原の目玉の施設と言ってもいい、伊能忠敬旧邸も在るのですが、残念ながら大改修中で、内部の見学が出来ないだけでなく、シートが掛っていて、外部の写真も見撮れません。

先ずは上の写真で言うと向かって右岸、小野川の西岸の建物から
中村屋商店③
中村屋商店

1855年 ( 安政2年 ) 築と言われており千葉県有形文化財に指定されています。

中村屋商店の蔵②
変形した角地に建つ建物なので、交差点に面する隅柱が五角形になっています。
内部の間取りにも、変形の部屋があるらしい。
1874年 ( 明治7年 ) からは荒物・雑貨・畳を、現在は和雑貨を売っています。
1階の庇部分に銅版葺ですね。

      中村屋商店の蔵①
      3階建ての袖蔵は、1892年 ( 明治25年 ) の竣工
      開口部の観音扉も銅版製です。

佐原の街並 ④
手前から 中村屋商店袖蔵・中村屋酒店・日本料理佐原千よ福

中村屋酒店
手前の建物が 中村屋酒店

日本料理佐原千よ福
日本料理佐原千よ福

珈琲遅歩庵いのう・まきの屋①
手前から まきの屋・珈琲遅歩庵いのう
奥に洋館が見えています。

珈琲遅歩庵いのう・まきの屋②
左手前から 珈琲遅歩庵いのう・まきの屋

佐原の街並 ⑥
樋橋

洋館A①
小江戸佐原で洋館住宅を見られるとは思いませんでした。

洋館A2

洋館A3
詳細は分かりませんが、おそらく昭和初期の建物だと思います。

金清
左手前の建物は 金清 1924年 ( 大正13年 ) の竣工です。

②
和風のお屋敷のような佇まいのこの建物は イタリアンレストラン カーザ・アルベラータ

カーザ・アルベラータ①
ここでイタリアンとは意外です。

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  1. 2013/06/06(木) 08:00:00|
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水の郷 佐原 小江戸めぐり

先々週の日曜日、「梅雨に入る前に」と思って千葉県香取市の佐原に行って来ました。

佐原の街並 ④
小江戸とも言われている佐原の見所は、小野川沿いに続く古い街並みです。

佐原の街並 ⑤
今は改修中で見学出来ませんが、伊能忠敬の旧邸もあり、街を挙げて伊能忠敬の大河ドラマ化をバックアップしています。

佐原の街並 ⑥
蔵や和風家屋だけではなく、洋館も見付けました。

佐原の街並 ⑦
まるで映画のロケ地のような風景です。

小野川沿いだけではなく国道沿いも
佐原の街並 ①
国選定の重要伝統的建築物群保存地区となりました。

佐原の街並 ②
左奥に見えるのは三菱館 ( 三菱銀行佐原支店旧本店 )

佐原の街並 ③

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  1. 2013/06/03(月) 08:00:00|
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旧前田侯爵邸和館

洋館の隣には和館も在ります。

旧前田邸和館 ②
旧前田侯爵邸和館

旧前田邸和館 ①

設計者 /
竣工年 / 1930年 ( 昭和5年 )
所在地 / 目黒区駒場4-3
国重要文化財


旧前田邸和館 ③

旧前田邸和館 ④
2階建ての純和風の建物ですが、樹木に隠れて全景は見ることが出来ません。

旧前田邸和館 ⑤
前田家は普段は使っておらず、ひな祭りや端午の節句、お茶会や和食会の時のみ使用していたそうです。

      旧前田邸和館 ⑥
      廊下も畳敷きで、幅が一間半もあります。

旧前田邸和館 ⑦
二間続きの21畳の和室

旧前田邸和館 ⑧
床の間は意外にも派手さを抑えた、シンプルで重厚・清楚なデザイン。

旧前田邸和館 ⑨
床の間と書院

旧前田邸和館 ⑩
違い棚

旧前田邸和館 ⑪
照明器具や繊細な欄間も見どころです。

旧前田邸和館 ⑫
庭園も美しい

庭園から建物を見たかったのですが、庭に下りることは出来ませんでした。

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  1. 2013/06/02(日) 11:34:59|
  2. 建物探訪
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旧前田侯爵邸洋館 内観Ⅲ

      今日は前田侯爵邸洋館を飾る装飾の数々を紹介します。

      先ずは
      前田邸内観 ⑤
      階段手摺親柱
  
      こちらはメイン階段の親柱ですが、裏方の階段でさえ
      前田邸内観 24 裏の階段
      裏方の階段手摺親柱 

      前田邸内観 ⑱ サロン柱
      サロンの飾り柱 

前田邸内観 27 大理石柱
玄関ホールや階段広間周りに何か所も設置されている大理石の飾り柱

前田侯爵邸洋館にはサロン応接室や食堂だけではなく、個室にさえ大理石製の暖炉が設えられています。
前田邸内観 22 サロン暖炉Ⅰ
サロンの暖炉 Ⅰ 

前田邸内観 23 サロン暖炉Ⅱ
サロンの暖炉 Ⅱ

前田邸内観 31 大食堂暖炉
大食堂暖炉

外壁を守るタイルは
前田邸内観 30 外部壁タイル
お馴染みのスクラッチタイル 

前田邸内観 29 外部床タイル
テラスの床タイル

各室の扉も見どころなのですが、ほとんどの扉が開いていたので、まともに取れてのはこれだけでした。
      前田邸内観 28 婦人室扉
      婦人サロンの扉

照明器具も素晴らしかったのですが、上手く撮れなかったのでまたの機会に紹介します。 

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  1. 2013/06/01(土) 11:05:14|
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