アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

ヴェネツィア散策 - 25 サン・マルコ広場の北側、東側

水上バスを降りてから、サン・マルコ広場を斜めに横切って、旧行政館の西端の細い通路を抜けると、オルセオロ・オ・デル・コヴァル川のゴンドラ乗り場が在ります。

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オルセロ・ゴンドラ乗り場からオルセオロ・オ・デル・コヴァル川を見た風景。

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この場所は、なかなかの写真スポットだったらしく、なん組かの観光客が後ろで待っていたので、一旦場所をゆずり、しばらく順番待ちをしてから、記念写真をもう一枚!!

来た通路を戻って、旧行政館の1階のショップを覗きながら東へ歩き、サン・マルコ大聖堂の北・東側へ行ってみると、そこも飲食店や商店で賑わった街区でした。
ヴェネツィア名産のレースやヴェネツィアン・グラスの土産店を物色しながら、あてもなく東へ東へと歩いて行くと、両側に店舗の並ぶ細い通りから抜けて、少し幅の広いサン・プロヴォイオ川沿いの細長いサン ・プロヴォイオ広場に出て来たました。

サン・プロヴォイオ川サン・セヴェーロ川が交わるT字部分  カステッロ地区
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サン・プロヴォイオ川越にホテル・パラッツォ・プリウリを見る。

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ホテル・パラッツォ・プリウリは、サン・プロヴォイオ川サン・セヴェーロ川が交わるT字部分に在ります。
サン・セヴェーロ川から2艘のゴンドラが遣って来ました。

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実にヴェネツィアらしい風景です。

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ゴンドラに乗ると彼方此方で写真を撮られるのでしょう!
撮られる方も慣れたものです。

サン・セヴェーロ川を挟んでホテル・パラッツォ・プリウリの対岸には、運河を見下ろすテラスのある建物が在りました。
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レジデンツァ デ ロズマリン
建物の詳細は不明ですが、現在は古い邸宅をホテルとして利用されています。

サン・プロヴォイオ川沿いの細長いサン ・プロヴォイオ広場をそのまま東へ進むと、サン・ロレンツォ川グレーチ川に名前の代わるT字部分に出ます。  
T字部分には大小2つの橋が架かっていますが、大きい方の橋からの眺めも、なかなかのものでした。

サン・プロヴォイオ川サン・ロレンツォ川グレーチ川が交わるT字部分
カステッロ地区
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サン・ジョルジオ・デイ・グレーチ大聖堂 1539年着工-1573年竣工
コンスタンディヌーポリ総主教庁に所属する、ギリシャ正教会の大聖堂で、ヴェネツィア軍に仕えていたギリシャ人兵士達と、ヴェネツィアに住んでいたギリシャ人の知識人層が中心となって建設されました。

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同じ橋の上からサン・ロレンツォ川を見る。

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同じ橋の上からサン・プロヴォイオ川を見る。

辺りはだいぶん陽が落ちて、薄暗くなり露店には灯りが灯り始めたので、ここらで引き返すことにします。
帰る途中でも、立派なファサードの教会を見掛けました。

ヴィン川グレーチ川の中辺り  カステッロ地区
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サン・ザッカリーア教会 
アントニオ・ガンベッロ、マウロ・コドゥッシ設計 1458年-1515年
洗礼者ヨハネの父と言われるザカリアに捧げれ建設されたベネディクト派の教会。
当初はゴシック様式の教会として建設は進められますが、後にファサードや内部の天井等にルネサンス様式を取り入れた為、ファサードは後期ゴシック様式ルネサンス様式が融合された、堂々とした立面になっています。

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正面頭部の半円部は貝模様や化粧板で飾られています。

    正面出入り口の上の彫像
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    聖ザッカリア像 A・ヴットーリア作

内部には絵画が多数飾られており、特にベルニーニの祭壇画が有名です。
今回は内部を見学していないので、手持ちの資料から
絵画
祭壇画 / バラ  ジョヴァンニ・ベルニーニ作 《 出典:21世紀シリーズ ヴェネツィア 》

夕食には時間が少し早かったので、サン・マルコ広場から水上バスでカナル・グランデをホテルの在るフェローヴィアまで移動するつもりでしたが、カナル・グランデではなく、ジュデッカ運河を通る便に乗ってしまいました。
ただ、既に日が暮れてしまったので、写真を撮れる訳でもなく、それ程時間も変らなかったので、かえってヴェネツィアの別の風景を見れたと思っています。

この日の夕食は、サンタ・ルチア駅前でホテル・プリンチぺにも近いレストランに入って、ワインと
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御飯が恋しくなっていた妻は 魚介のリゾット を

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私は イカ墨のパスタ を食べて、ヴェネツィアを満喫した一日は終わりました。

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  1. 2017/02/27(月) 18:52:12|
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ヴェネツィア散策 - 24 カナル・グランデ⑥ サン・トマ  ⇒ サン・マルコ・ヴァッラレッソ Ⅱ

サン・トマ停留所 から サン・マルコ広場 に向かう途中の、カナル・グランデ の風景の後半です。

アカデミア停留所 を過ぎた辺り  右岸 / ドルソ・ドゥーロ地区
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右側の濃いオレンジ色の建物 /
GALLERIA D'ARTE IL CANALE ・ Bar Foscarini
中央左側の建物 / コンタリーニ・ポリニャック宮殿 ( 博物館 )
左奥の白い建物 /
モリーン・バルビ・ヴァリエール・デッラ・トレッツァ館

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ブランドリーン・ロータ館
- GALLERIA D'ARTE IL CANALE ・ Bar Foscarini
 17世紀
カナル・グランデ側の立面の規模、そして2・3階の開口部の構成が、左隣のコンタリーニ・ポリニャック宮殿と似ています。
外壁が濃いオレンジ色の塗り壁である点、目立った装飾は無く水平にボーダーが施され、屋根の上には切妻の小屋裏部屋あり、2本の大きな塔状の煙突が有る点が明確な相違点です。

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コンタリーニ・ポリニャック宮殿 ( 博物館 ) 
ジョヴァンニ設計 15世紀中頃
2・3階中央の5連の半円アーチを、イオニア式のオーダー柱が支え、両側の壁には2つの半円アーチ窓を開けた、シンメトリーで端整な立面を持つルネサンス建築の典型ともいえる美しい建築。
1・2階は白い大理石張りなのに対し、3階の柄の有る淡いオレンジ色の外壁とした配色や、2・3階に散りばめられた〇をモチーフとした装飾、そして1階のフリーズ部分に施された彫の浅い装飾も、この建物全体から感じられる淡く美しいイメージを強調しているように感じられます。

アカデミア~ジリオ停留所 の間  右岸 / ドルソ・ドゥーロ地区
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中央の白い建物 /
モリーン・バルビ・ヴァリエール・デッラ・トレッツァ館 17世紀
 2・3階の中央部には半円アーチの4連窓があり、両脇には2つづつの
 半円アーチ窓が開けられています。
 1階正面玄関は3つのアーチで構成された17世紀の建物で、両側の
 粗い石積みのテラスは、1750年以後にが追加されたものです。
 外壁は白い塗り壁で、水平にボーダーが施されています。
左側のクリーム色の建物 / ロレダン・チーニ館


アカデミア~ジリオ停留所 の間  右岸 / ドルソ・ドゥーロ地区
カナル・グランデ から、右岸のS・ヴィオ川を見る
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運河右岸の建物 / ロレダン・チーニ館 16世紀
運河左岸の建物 / バルバリーゴ宮殿
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バルバリーゴ宮殿 16世紀
カナル・グランデサン・リオ広場の角に建つ鮮やかなモザイク画の建物
16世紀の建築ですが、壁面を飾るモザイク画ジュリォ・カルリーニの下絵に基づいて18世紀に制作されたものです。
両脇の四角の区画に、皇帝カール五世がティツィアーノの工房を訪れた時の2人(左)と、フランス王アンリ三世がムラーノ島のあるガラス工場を訪問した時の模様(右)が描かれている。
モザイク画以外は、16世紀の典型的な古典様式の建物で、中央部の4連の半円アーチと両脇の2つづつの半円アーチ窓のうち、内側の窓は4連窓と接近して開けられているので、6連窓の様に見えます。
大理石の水平のボーダーアーチ窓枠のボーダーと結び付くデザインとなっています。

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右側の建物 / バルバリーゴ館 16世紀
左側の建物 / ミュラ・モロシーニ館 15世紀
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右側の建物 / バルバリーゴ館 16世紀
左側の建物 / ミュラ・モロシーニ館 15世紀
 運河に面する玄関は2門あり、2・3階の中央部の4連窓はオジー
 アーチ窓
があり、4階の窓は2・3階よりやや小さめです。


ジリオ停留所 の向い辺り  右岸 / ドルソ・ドゥーロ地区
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右端に少しだけ見える建物 / ダーリオ館
上の建物の左隣の茶色い建物 / バルバロ・ヴォルコフ館
上の建物の左隣の肌色の建物 / 18世紀の住宅
写真中央のクリーム色寄棟屋根の建物 / サルヴィアティ館
上の建物の左隣の肌色6連窓の建物 / 詳細不明
上の建物の左隣の建物 / Casa Santomaso 14世紀
ドームの右下のオレンジ色の建物 / Nani Mocenigo 館 16世紀
ドームの下の肌色の建物 / ジェノベーゼ館 - 現Centurion Palace ( 5つ星ホテル )
左端に見えているドーム / サンタ・マリア・デッサ・サルーテ聖堂
左端の2階建ての建物 / サン・グレゴーリオ修道院

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バルバロ・ヴォルコフ館 15世紀半
大運河に面する尖頭アーチの1階玄関の高さが、通常の半分程しかありません。
2階は壁が殆どなく、大きめの6連の尖頭アーチ窓が開けられています。
この建築の何と言っても特徴的な点は、3・4階の開口部がアン・シンメトリーなデザインだと言うことでしょう。

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サルヴィアティ館 19世紀

サン・トマ停留所 の少し手前  右岸 / ドルソ・ドゥーロ地区
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右端に少しだけ見える建物 / Casa Santomaso 14世紀
上の建物の左隣りのオレンジ色の建物 / Nani Mocenigo 館 16世紀
中央の左の肌色の建物 / ジェノベーゼ館 - 現Centurion Palace ( 5つ星ホテル )
左端に見えているドーム / サンタ・マリア・デッサ・サルーテ聖堂
左端の2階建ての建物 / サン・グレゴーリオ修道院

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ジェノベーゼ館 トゥリコーミ・マッテーイ設計 1892年
左隣のサン・グレゴーリオ修道院の一部を壊取り壊し、1892年に古い建物風に建てられたゴシック・スタイルの新しい建物です。

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サン・グレゴーリオ修道院
創建は1160年、14世紀に再建され、1775年には廃止されされてしまいます。
19世紀には、右隣のジェノヴェーゼ館に場所を提供する為、一部が取り壊されますが、14世紀のゴシック様式の回廊と、表玄関は残されました。
1461年頃の教会の後陣は、大運河からも見ることが出来ます。
1805年に修道院は廃止されています。

サン・トマ停留所 の辺り  右岸 / ドルソ・ドゥーロ地区
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サンタ・マリア・デッサ・サルーテ聖堂 
バルダッサレ・ロンゲーナ設計  1687年
1630年に2度目の猛威を振るったペストが終焉したことに感謝し、1687年に完成したこの聖堂は、ヴェネツィア共和国元老院は聖堂建設を決定し、健康 ( サルーテ ) の名を冠して聖母マリアに捧げられたもので、バロック建築の最高傑作と言われています。

朝に通った時に、既に紹介済みですが、朝は水上バスの左岸側に乗っていたので、サン・マルコ・サン・ガッサリア停留所に停泊する為に、180度転回した時に撮った写真は聖堂の遠景だけでしたが、今回は間近から撮ることが出来ました。

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流石にバロック建築の最高傑作と言われるだけのことはあります。

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是非内部も見学したかったのですが、スケジュールの関係で諦めるしかありませんでした。

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聖堂内部  出典 : Wikipedia - 「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂」

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主祭壇  出典 : Wikipedia - 「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂」

サルーテ~サン・マルコ・ヴァッラレッソ停留所 の間  
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ドルソドゥーロ地区 の先端に建つ 税関 越しに、サンタ・マリア・マジョーレ教会を見る。

サン・マルコ広場の少し手前のサン・マルコ・ヴァッラレッソ停留所で水上バスを下船して、日が暮れるまでお土産を探しのウインドーショッピングです。
  1. 2017/02/25(土) 18:50:00|
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ヴェネツィア散策 - 23 カナル・グランデ⑤ サン・トマ  ⇒ サン・マルコ・ヴァッラレッソ Ⅰ

ヴェネツィア1日目の見学予定は終わったので、サン・マルコ広場に戻って、辺りをぶらぶらと散策しながらお土産を物色する為に、水上バスに乗り込みました。

水上バスを待っている間、サン・トマ停留所から対岸を見る

サン・トマ停留所  左岸 / サン・マルコ地区
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水上バスの正面辺りの薄ピンク色の建物 / コルネール・ゲルトフ館 
 16世紀
上の建物の右側の建物 / モチェニーゴ宮殿 群
 モチェニーゴ一族新モチェニーゴ館、モチェニーゴ館、
 古モチェニーゴ館
が並んでいます。
 モチェニーゴ家はミラーノ出身で、7人のドージェを輩出した名門です。

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新モチェニーゴ館 ( カーザ・ヌオーヴァ ) 
アレッサンドロ・ヴィットーリア設計 1579年頃
元はゴシック様式の建物だったと思われますが、16世紀に建て直されました。建物中央部には、セルリアーナ式と呼ばれるアーチと柱を組み合わせた ヴェネツィア風の窓式で造られ、両側の開口部の2階にはアーチ、3階にはペディメントが、2階の壁面の両脇に大理石の紋章が施されています。

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モチェニーゴ館 1500年代末  
2番目3番目の建物は双子のように同形の建物が並んでいます。
中央部はセルリアーナ式で窓の上部にはそれぞれ彫刻が施されています。

右岸の彼方には、既に紹介済みの ジュスティニアン宮殿カ・フォスカリ宮殿 も見えて来ました。
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左岸左端の建物 / モチェニーゴ宮殿
左岸中央の建物 / 古モチェニーゴ館
左岸中央右の建物 / コンタリーニ・ダッレ・フィグーレ館
右岸奥に見える建物 / ジュスティニアン宮殿

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古モチェニーゴ館
フランチェスコ・コンティーン設計 1625年改修
15世紀にゴシック様式で建てられた建物を改修したもの。

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コンタリーニ・ダッレ・フィグーレ館
アントーニオ・アッボンディ設計 ( 通称スカルパニーノ ) 16世紀改修   
ゴシック様式の建物の上に、1504~46年に掛けて再構築されたもので、正面の開口部は半円アーチで造られていて、2階にはペディメントが施された端整なファサードが特徴で、特に中央部の4連窓に施された、大きなペディメントと、両側の壁に施されたレリーフが目を引きます。

今回は水上バスの右岸側に乗ったので、朝とは反対側の建物を見れました。

カナル・グランデ から、右岸の カ・フォスカリ川 を見る
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カ・フォスカリ川の左岸 / カ・フォスカリ館 ( 現ヴェネツィア大学・経済・商学部 )
カ・フォスカリ川の右岸 / バルビ館

サン・トマ~サン・サムエレ停留所の中辺り   
右岸 / ドルソ・ドゥーロ地区
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左 / ジュスティニアン館  
右 / カ・フォスカリ館 ( 現ヴェネツィア大学・経済・商学部 )

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ジュスティニアン館

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中央の建物 / ジュスティニアン館  
右端の建物 / カ・フォスカリ館 ( 現ヴェネツィア大学・経済・商学部 )

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左端の建物 / カ・レッツォーニコ ( 18世紀博物館 )
上の建物の右隣の建物 / Ca' Bemarda
右端の建物 / ジュスティニアン館

この建物も紹介済みです。
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カ・レッツォーニコ ( 18世紀博物館 )
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カナル・グランデからS・バルナーバ川を見る


カ・レッツォーニコ停留所 辺り  右岸 / ドルソ・ドゥーロ地区
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ホテル パラッツォ スルテン ( 4 つ星ホテル )
伝統的なヴェネツィア様式の建物を利用したホテル。

カナル・グランデ から、右岸のマルパガ川 を見る
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カ・レッツオニコ~アカデミア停留所 の中辺り  右岸 / ドルソ・ドゥーロ地区
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左奥の建物 / コンタリーニ・デッリ・スクリーニ・エ・コルフ館
中央の小さな建物 / マイネッラ館
中央右側の建物 / ロレダン・デッランバッシャトーレ館

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ロレダン・デッランバッシャトーレ館 1470年頃
小振りな建物ながら、均整の良い繊細で美しい建物。
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2階部の四つ葉状柱頭の装飾を施した4連窓と、その両側のニッチに置かれた 
彫像が目を引きます。


カ・レッツオニコ~アカデミア乗り場の中辺り  右岸 / ドルソ・ドゥーロ地区
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コンタリーニ・デッリ・スクリーニ・エ・コルフ館
異なる時代の二つの建物が隣接しています。
右側の建物  フランチェスコ・ズメラルディ内装改修 17世紀
 後期ゴシックの建物で17世紀に改修。 正面の中央に4連窓がありjます。
 ネットで見付けた図面には2階に四つ葉状柱頭がありますが、現在は埋め
 られています。
左側の建物  ヴィンチェンツォ・スカモッツィ設計 1609年
 1階は石積みの壁面で、2階には2本セットの付け柱が施され、その間に
 半円アーチの窓が開かれ、屋根の上には屋根裏部屋の小塔があります。


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アカデミア橋 ウジェニオ・ミオッツィ設計 1854年
最初は1854年に鉄製の橋が開通しますが、老朽化により、石造の橋に架け替える為のコンペが行われます。
しかし、プロジェクトは実現されず、現在架かる木造の橋は1933年に開通しました。
アカデミア橋は、リアルト橋、スカルツィ橋 ( ミオッツィ設計 ) コスティトゥツィオーネ橋と共に、カナル・グランデに架かる四つの橋の一つです。

  1. 2017/02/23(木) 22:14:00|
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鳥の餌台を作ってみました。

隣のお宅の柿の木には、秋にはヒヨドリだけでなく、可愛いらしいメジロシジュウカラ柿の実を食べにやって来ます。
この季節になっても、小鳥達は柿の木にやって来ますが、とうに柿の実は食べつくされているので、羽を休めるだけで飛んで行ってしまいます。

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出窓からガラス越しにバードウォチングをするのが好きな我が家の猫達も寂しそうなので

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嫁がネットで調べてペットボトルを利用したバードフィーダーを作ったので、僕も外壁のサンプル(杉の羽目板)と、使っていない古くなった植木鉢の受け皿を使って餌台を作ってみました。

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餌台を設置したのは、我が家の小さな庭で、唯一の中木であるハナミズキです。

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ペットボトルのしたバードフィーダーは、直径4~5mm程度の穴が幾つも空いていて、クチバシで中に入っているヒマワリの種を食べられるようになっています。

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設置して2日になりますが、猫達の視線が気になるのか? まだ餌台に気が付いていないのか? 未だに鳥は来ていません。

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これじゃちょっと無理かな?

  1. 2017/02/15(水) 14:50:00|
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ヴェネツィア散策 - 22 サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂Ⅱ

今日は サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂 の内部を紹介します。

13世紀前半に、ヴェネツィアにやって来たフランチェスコ会の修道士達は、この地にサンタ・マリア・フラーリ教会を建築します。
しかし、直ぐにサンタ・マリア・フラーリ教会だけでは、フランチェスコ会の教えに共感する民衆を収容しきれなくなり、1340年頃から新教会の建築が始まり、約100年の歳月を費やして、1433年に サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂 を完成させたのです。

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聖堂の平面はラテン十字型三廊式で、側廊には、7つの礼拝堂が配されています。
12本の円柱が支える交差ヴォールト身廊の先には、壁に囲まれた聖歌隊席が在り、中央に見えるアーチのその奥には、ティッツィアーノの絵画が見えます。
聖堂の壁は煉瓦積みで、床はピンク肌色と白大理石のチェック柄
様式はロネスク様式ゴシック様式が合体したヴェネツィア・ゴシック様式と言えるでしょう。

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柱の頭部を繋ぐ木梁は、補強の為に設置されたもなのでしょうか?
今回のイタリア旅行で訪れた教会では、他では見なかったものですが、かえってこの教会の特徴になっている気がします。


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聖歌隊席を囲む大理石の彫刻 1475年
ブロンズの十字架像 アンドレア・ヴェロッキオ作
聖歌隊席を囲む壁は、大理石のレリーフや聖人たちの彫像で飾られ、正面入り口のアーチ上には、ブロンズの十字架像が載っています。
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聖歌隊席内壁の木彫り彫刻 マルコ・コッツィ作 1468年
大理石壁の内側は、一転して木彫りの彫刻です。
聖歌隊席の上段には、木彫りのパネル50枚が嵌め込まれています。
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再び、主祭壇に目を戻しましょう。
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聖歌隊席から主祭壇を見る。
半円形に突き出した後陣は、ゴシック様式の縦長のステンドグラスから光が降り注ぐ神秘的な空間です。
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光の中心には ティッツィアーノ作聖母被昇天 が鎮座します。
この教会全体が、ティッツィアーノの最高傑作を展示する為に造ったのかと思える程の舞台設定です。
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聖母被昇天 ティッチアーノ作 1518年
完成に2年かかった大作で、躍動的な三階層の構図と色彩構成が、ティツィアーノローマ以北でもっとも傑出した画家の一人という評価を定着させたティツィアーノ代表作。 
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左袖廊から中央交差部越しに右袖廊方向を見る


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聖マルコ礼拝堂
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祭壇画 バルトロメオ・ヴィヴァリーニ作 1474年


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側廊 ペーザロ家祭壇 ( 奥の祭壇 ) 
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聖会話とペーザロ家の寄進者たち ティッツィアーノ作 1519 - 1526年


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側廊中程
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ドージェ ( 1658年~1659年在職 ) ジョヴァンニ・ペーザロの記念碑 1699年
バルダッサーレ・ロンゲーナデザイン 
メルキオーレ・バルテル、ベルナルド・ファルコーネ作

ヴェネツィア・バロック様式の代表作の一つ。


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側廊中程
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側廊中程
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ティツィアーノの記念碑 ( 廟墓 ) アントニオ・カノーヴァ作 新古典様式
カノーヴァティツィアーノ の弟子。


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聖具室
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聖遺物の祭壇 17世紀 バロック様式
中には、キリストの体から採取したと言われているキリストの血が納められています。
左のレリーフは キリストの十字架磔刑、右は十字架降下、下はキリストの埋葬 の場面を描いています。
黄金の天使の彫像も目を引きます。


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身廊中程から、入口方向をみる。

この後は、水上バスでサン・マルコ広場へ戻り、辺りを散策がてらお土産を探しです。
  1. 2017/02/05(日) 16:30:00|
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ヴェネツィア散策 - 21 サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂Ⅰ

水上バスを下船し、サン・トマ地区を少し散策しながら、サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂 へ向かいます。
ヴェネツィアの道は、何処も迷路の様です。
道幅が非常に狭く、建物が建て込んでいるので見通しも効かないので、直ぐに自分の今居る場所が分からなくなるのですが、少しウロウロしていると、じきに運河か広場に出くわし、広場には大てい教会が在るので、現在地を確認することが出来るのです。

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道に迷っている間でも、土産店のショーウィンドーを見ているだけでも、飽きることはありません。

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ほんの10日程前まで、ヴェニツィア・カーニバルが開催されていたので、ヴェニツィア中がこれらの衣装をまとった人で溢れていた筈です。

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仮面の種類も実に豊富です。

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フラリ川
路地に面した建物や運河に浮かぶゴンドラを見れば、何処でもヴェネツィアに居ることを実感することが出来ます。


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広場と教会らしき建物に出くわしましたが、サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂 ではないようです。

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サン・ロッコ大信徒会堂 - サン・ロッコ学校
バルトロメオ・ボン - サンテ・ロンバルド - スカルパニーノ
- ジャンジャコモ・ディ・グリージ設計
 1515年 - 1560年
聖ロッコはペストの守護聖人、何度もペストに苦しめられたヴェネツィアは、15世紀に聖ロッコを信仰する同信会を創立させます。
この建物はその同信会の集会場として建てられました。
ヴェネツィアを代表する画家ティントレットの数十点にも及ぶ絵画、 受胎告知、聖母被昇天、聖ロッコの祝福、羊飼いの礼拝、キリストの磔刑 が有名です。

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サン・ロッコ教会 
スカルファロットルネサンス様式の旧教会を改修 18世紀
この教会にも、ペスト患者を癒す聖ロッコ、砂漠の聖ロッコ 等のティントレットの絵が飾られています。
教会内には聖ロッコの遺骨も納められています。


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サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂
広場に背を向けているこの建物が、サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂 です。

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サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂
1340年 - 1433年に掛けて、フランチェスコ会修道士達によって建設。
質素を重んじるフランチェスコ派の教会だけあって、外観は煉瓦造りの簡素なデザインでさす。
ヴェネツィアでは、サン・マルコ寺院の次ぐ高さ80mの鐘楼は、1396年に完成しています。
ヴェネツアン・ゴシック建築の代表作であり、ヴェネツィアの中でも重要な教会の一つと言えます。
ゴシック様式と比べ、ヴェネツィアン・ゴシック様式は、空間・構造共に簡素なのが特徴です。
  1. 2017/02/04(土) 16:40:00|
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長期優良住宅化リフォームにも補助金

長期優良住宅化リフォームに補助金

前回は 省エネを考慮したリフォーム工事 に、国から補助金が交付される制度 の受付が始まったことについてお知らせしましたが、今回は長期優良住宅化リフォーム に対して 国から交付される補助金 についてのお知らせです。

【補助金交付の対象となる工事】
 ① 特定性能向上工事 ( 性能向上のための工事 )
 a. 劣化対策 
 b. 耐震性
 c. 維持管理・更新の容易性
 d. 省エネルギー対策
 e. 可変性 ( 共同住宅のみ )
 f. バリアフリー性 ( 共同住宅のみ )

 ② その他性能向上工事 ( ①以外の性能向上工事 )
 ・ インスペクションで指摘を受けた箇所の改修工事
 ・ 外壁、屋根の改修工事
 ・ バリアフリー工事
 ・ 環境負荷の低い設備への改修
 ・ 一定水準に達しないc~fの性能向上に係る工事等

※ 但し、① の a~f までの工事に要する費用が過半であること。
  上記の工事で、
 ・ インスペクション ( リフォ ーム前の住宅の劣化状況の調査 )
   を実施する
こと
 ・ 工事後に一定以上の水準を満たす こと
 ・ リフォーム履歴 及び 維持保全計画を作成する こと
  等が必要となります。

【補助率】
  工事費用の 1 / 3 以下。

【補助限度額】
  100万円 / 戸 迄 。

【事業の流れ】
 リフォ ーム前の住宅の劣化状況の調査    
       ①基礎
       ②外壁・軒裏(構造・雨水)
       ③屋根(雨水)
       ④バルコニー(構造・雨水)
       ⑤天井・小屋組・梁(構造・雨水)
   ⇓    ⑥内壁・柱(構造・雨水)
       ⑦床(構造)
       ⑧土台・床組(構造)
       ⑨基礎・内部(構造)
       ⑩設備配管(給水・給湯管・排水管・換気ダクト)
       ■オプション検査

 長期優良住宅化リフォーム工事
       ①特定性能向上工事
   ⇓    ②その他性能向上工事

 リフォーム履歴の作成 + 維持管理計画の作成
       ①リフォーム履歴
        住宅の平面図とリフォーム箇所・工事内容等が
        把握できるもの
       ②維持保全計画
        構造、外壁、設備等について、インスペクション結果
        点検項目、更新・取替時期等を記載

【特定性能向上工事の水準】 
  a.劣化対策、 b.耐震性、 
  c.省エネルギー対策、 d.維持管理・更新の容易性、
  e.可変性 ( 共同住宅のみ )、 f.バリアフリー性 ( 共同住宅のみ )
  a~f の工事について、以下の二つの基準のいずれかを達成する為の
  リフォーム工事。

  ※ 但し、a. b. については、A基準達成を必須とする。
 ・ S 基準 : 新築の長期優良住宅と概ね同程度の水準
       ( 一部代替基準あり )
 ・ A 基準 : S基準には満たないが一定の性能向上が見込まれる水準

前回お知らせした 「住宅ストック循環支援事業」 に基づく補助金 と比較すると、工事前の調査や性能向上工事の水準、申請手続き等のハードルが高い分、保持金額は高額ななので、本格的なリフォームを検討中の方は、長期優良住宅化リフォームに補助金 についても、詳しく調べてみることをお薦めします。
詳しくは 《 こちら 》 をご覧ください。

  1. 2017/02/01(水) 18:07:43|
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