アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

ヴェネツィア散策 - 31 カンナレージョ、サンタ・クローチェ、サン・マルコ地区 散策

今回でヴェネツィア散策の最終回。
ローマ~フィレンツェ~ヴェネツィアと巡った、イタリア旅行の最終回でもあります。

ムラーノ島からの帰り道は、サン・マルコ広場には戻らずに、お土産のヴェネツィアングラスを置く為に、一度ホテルの在るサンタ・ルチア駅方面に向かう水上バスに乗船し、フェローヴィア停留所 の一つ手前の グリエ停留所 で下船しました。

グーリエ橋 の上  カンナレージョ地区
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カナル・グランデ方向を見る。
右に見える鐘楼 / サン・ジェレミア教会 ( 紹介済み )
鐘楼の下の白い建物 / ラービア館 ( 紹介済み )

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橋の上から180度見返り。

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初日の夜に食事をしのは、グーリエ橋の少し先のレストランでした。
夜とはかなり雰囲気が違います。

ホテルに戻った後、サン・マルコ広場の近くに在ったレース店を目指して直ぐに出発です。
ホテルからだと、カナル・グランデの対岸のサンタ・クローチェ地区は見ていなかったので、地図を頼りにこの地区を散策し、時間を見ながら何処かで水上バスを利用することにしました。

スカルツィ橋 の上  カンナレージョ地区~サンタ・クローチェ地区
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スカルツィ橋から、カナル・グランデを見る。
左岸の鐘楼とドーム / サン・ジェレミア教会
左端には私達が宿泊したホテル・プリンチペも見えます。

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180度振り返って、サン・タルチア駅方向を見る。
緑のドーム / サン・シメオン・ピッコロ教会

スカルツィ橋 を渡って、まだ足を踏み入れていない サンタ・クローチェ地区 へ。

カッレ・ルンガ通り  サンタ・クローチェ地区
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スカルツィ橋から直線で繋がるカッレ・ルンガ通りから覗いた路地。

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カッレ・ルンガ通りの突き当り方向を見る。

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カッレ・ルンガ通りの店舗の看板

マリン川  サンタ・クローチェ地区
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突き当りの手前を左折し、橋の上から マリン川 を見る。

カッレ・ベルガミ・サン・クローチェ通り  サンタ・クローチェ地区
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サン・シメオーネ・アパートメント
サン・シメオーネ教会を通り過ぎ、狭いトンネルの様な路地の途中で、左手に見えた広場の様な空間です。
丁度、ホテル・プリンチペの対岸辺りの場所に当たる場所だったらしく、広場の向こうにプリンチペが見えています。

リスタ・バーリ通り  サンタ・クローチェ地区
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サン・ザン・デコラ川  サンタ・クローチェ地区
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サン・クローチェ通りを進むとサン・ザン・デコラ川に架かる橋に出ました。

橋を渡ると、目の前に広場と教会が見えて来ます。
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サン・ザン・デコラ教会 in サン・ザン・デコラ広場

時間は午後5時半を回った頃です。
この辺りはご覧の通り、周りに観光客は殆ど居なくなってしまいました。
サン・ザン・デコラ広場を通り過ぎた後は、急いでいたのと、似たような景色が続いたいたからだと思いますが、写真を撮ってないことが、今にして思うと残念です。

ペスカリア広場  サン・ポーロ地区
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リアルト・マーケット
魚市場ファッブリケ・ヌオーヴェ館 の間の広場で開かれている市場です。
時間が遅い為かこの時は人けは殆ど在りませんが、青果や野菜、乾物や生花も並ぶ活気ある市場です。

既に6時近くなっていたので、歩いてサン・マルコ広場に行くのは諦め、近くのリアルト・メルカート停留所から水上バスに乗ることにしました。

リアルト・メルカート停留所  対岸 / カンナレージョ地区
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左奥の建物 / ミアーニ・コレッティ・ジュスティ館
ミアーニ・コレッティ・ジュスティ館の右隣の建物 / カ・ドーロ (黄金の館 )
カ・ドーロの右側の薄茶色の建物 /
 ペーザロ館 - Hotel Pesaro Palace ( 4つ星ホテル )
ペーザロ館の右側の肌色の建物 /
 サグレード館 - Ca' Sagredo Hotel ( 5つ星ホテル )
サグレード館の右側赤茶屋根の小さな建物 /
 フォスカリ・ダル・プラ館 ( 4つ星ホテル )
中央から右側の建物群 / ヴァルメラーナ館 ( 美術館 )

この後は、水上バスからの写真は撮っていません。
サン・マルコ広場の周りに点在する、レース店で最後のお土産を買い、帰り道は水上バスは利用せずに、先ずはリアルト橋まで歩き、橋を渡ってからは先程歩いた道を通ってスカルツィ橋を目指しました。
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(注 : この写真は買い物をした店ではなく、スカルツィ橋の近くの店の写真です。)

リアルト橋の上と、袂のルガ・デイ・オレジ通りで大声で、相手を挑発するように向かい合い、応援歌らしき歌を歌う2つの集団が騒いでいます。
人通りは少なく、すっかり日は暮れていたのでちょっと怖かったですが、どうやら陽気なサッカーのサポーター達だったようです。
さっき通った時には、沢山の商品が並んでいたリアルト・マーケットも、商品はすっかり仕舞われ、電灯も消されています。
この後は、来た道を戻るとは言っても、道がはっきり分かっていた訳では無く、暗くて狭い迷路のような路地を、ほぼ当てずっぽうに歩きました。
塩野七生さん著の 「聖マルコ殺人事件」 に出てくる、「知らない道でも人の来る方向へ歩けばいい」と言う、ヴェネツィアの街の歩き方を思い出して、ドキドキしながらも楽しい散策になりました。
リアルト橋では少しだけ怖い思いをしましたが、イタリアの他の都市と比べると、ヴェネツィアの治安の良さは各別です。
但し、辺りは真っ暗だったので、街中の夜の写真は撮っていません。

当てずっぽうに歩いた割には、殆ど最短距離を通ったらしく、リアルト橋から40~50分程度の散策で、スカルツィ橋に到着しました。
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夜景の撮影には自信はありませんでしたが、あまりに綺麗だったので、シャッターを押さずにはいられませんでした。
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この夜が、イタリアでの最後の夜です。
夕食は初日に入って、とても感じの良かったレストランに行くことにしました。
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好物とは言え、流石にバスタにも飽きていたのでスズキ料理にしてみました。
美味しかったのは勿論のこと、柔らかくて食べやすく、箸がなくても綺麗に食べることが出来ました。

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翌日は朝食後に空港に向かうだけだったので、ワインも大瓶を飲んで、イタリア最後の夜を楽しみました。

イタリア旅行に行ってから、丁度一年が過ぎました。
もっと早くに、旅の記録をまとめあげるつもりでしたが、写真を整理したりコメントを書く為の資料を調べるうちに、ついつい時間が掛かってしまいました。
ただ、その作業がまた楽しくて、一年間ずっと旅行を続けていたような気さえしています。
今回で 「イタリア旅行記」 は終了しますが、今後も記事の加筆・修正は続けていきたいと思います。

この旅行は、私達夫婦の 「結婚30年」 を記念した旅行でしたが、この旅行が実現したのは、旅行社の選定をはじめ、料金の安い時期や空いている季節を調べてくれた妻のおかげだと思っています。
永年の憧れだったイタリア、特に ローマ と ヴェネツィア 旅行を実現してくれた妻に、心から感謝しています。

※ この記事は「Google マップ」を参考にしています。
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  1. 2017/03/29(水) 16:42:11|
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ヴェネツィア散策 - 30 サン・マルコ広場 ⇒ ムラーノ島

カ・ドーロ を見学した後、水上バスで サン・マルコ・サン・ガッサリア停留所 まで移動し、サン・マルコ大聖堂コッレール博物館 を見学しました。
サン・マルコ大聖堂 の内部の写真は、外観の写真と一緒に前日に紹介済みです。
コッレール博物館 の内部の写真は撮影禁止だったので撮れませんでした。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 も見学したいと思っていましたが、友人達へのお土産をまだ買えていなかったので、ヴェネツィアングラスの島、ムラーノ島へ渡ることにしました。

ムラーノ島 へ向かう、水上バスからの風景です。
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ホテル・ダニエリ

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左端に ドゥカーレ宮殿サン・マルコ鐘楼 が見えます。 
写真中央は ホテル・ダニエリ

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左側のオレンジ色の建物 / Hotel Savoia & Jolanda ( 4つ星ホテル )
上の建物の右隣りの黄色い建物 / ホテル パガネッリ ( 3つ星ホテル )
中央右側の白い建物 / Hotel Londra Palace ( 4つ星ホテル )

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サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂

ジャルディーニ ターミナル 辺り  カステッロ地区
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Biblioteca di Studi Adriatici BSA - ISMAR CNR ( 図書館 )

サン・ピエトロ島 を過ぎた辺り  カステッロ地区
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アルセナーレ - ヴェネツィア国立造船所 ( 一部現博物館 )
この辺りが、アドリア海の女王 と呼ばれる程のヴェネツィア共和国海軍を支えた、国営造船所 です。
1104年にヴェネツィア共和国により設置された国立造船所で、オスマントルコとの戦争状態に入る15世紀頃が最盛期で、2万人もの労働者が勤務していました。
現在は一部が海洋史博物館として公開されている以外は、未公開の遺構として保存されています。

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水上バスは、半島の様に突き出した国営造船所をぐるりと左回りに岸沿いを進みます。
倉庫の様な建物も見えて来ました。

アルセナーレ北~チェレスティア停留所 の間  カステッロ地区
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Ristorante La Serenissima ( レストラン )
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CA Del Console ( ホテル ) + TRANSFORMATIA
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ローマでは頭だけが白い烏を見ましたが、ヴェネツィアでは頭だけが黒い水鳥を見付けました。

城壁の様に続く、長い煉瓦の壁が終わると、教会の鐘楼が見えてきました。

チェレスティア停留所 の手前辺り  カステッロ地区
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サン・フランチェスコ・デッラ・ヴィーニャ教会

ここまでは、アルセナーレ造船所跡 を左手に見ながら、海岸線近くを進んで来ましたが、フォンダメンテ・ノーヴェ停留所 の所で、水上バスは右に90度舵を切り、ここからは真直ぐにムラーノ島に向かって進んで行きます。

フォンダメンテ・ノーヴェ停留所 辺りを見る  カステッロ地区
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サンタ・マリア・アッスンタ・アイ・ジェズイーティ教会 の鐘楼が見えています。

左後ろを振り返り、本島北部海岸を見る
オルト停留所 辺りを見る  カンナレージョ地区
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マドンナ・テッロルト聖堂鐘楼

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本島とムラーノ島とは、最短距離では数キロ程度しかなく、中間辺りにサン・ミケーレ島があります。
海とは言え、ラグーナ ( 潟 ) 内は浅瀬が殆どなので、水上バスの航路は海中に打ち込まれた木杭によって示されています。
かつては、アドリア海の女王と呼ばれ、世界一と言ってもいい程の海軍力を持った時期もあったヴェネツィア共和国ですが、外敵に攻め込まれた時には、この木杭を全て引き抜き、敵の大型艦を座礁させて侵入を防いだのです。
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サン・ミケーレ島
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サン・ミケーレ・イニーゾラ聖堂 マウロ・コドゥッチ設計 1469年建設開始
サン・ミケーレ島は、ヴェネツィア墓地の島と言われています。


ムラーノ・コロンナ停留所 から ムラーノ島に上陸です。
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ムラーノ島は、大まかに言うと、幅の広い運河によって分割された大・中・小の3つの島から出来ており、更に小運河により7つの島に分かれています。
ムラーノ・コロンナ停留所は、大・中・小の中に当たる島に在り、島全体の南端の先端で、本島に最も近い位置に在ります。
中の島は、小運河で二分され、運河の両側にはヴェネツィアングラスの工房と店舗がずらりと並んでいます。

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店が多いからと言って、同じようなものばかりを置いている訳ではなく、各々の工房で作ったオリジナルグラスを置いているので、一軒一軒見てしまうと、楽しくてなかなか前に進みません。

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時計塔 + オブジェ  in サント・ステーファノ広場

更に少し進むと、大と中の島を分ける幅広の運河に出ます。
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運河に掛かるロンゴ橋から、前の写真のサント・ステーファノ広場の時計塔を見る。

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この写真もロンゴ橋の上から撮っています。
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ロンゴ橋を渡り、一番大きな島の運河沿いの道には、ガラス工房と飲食店も並んでいます。
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さほどお腹は空いていなかったのですが、時間は午後2時を回っていたので、橋向こうの散策は程々にして、サント・ステーファノ広場に在ったレストランに戻ることにしました。

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ラビオリとビールを注文しました。ちょっと足りないと思いましたが、パンもついてきたので、十分でした。

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食後にオブジェの前で記念撮影し、既に目を付けていた何軒かの店で検討を重ね、ヴェネツィアングラスのお土産を決めることが出来ました。
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後は、ここで購入したヴェネツィアングラスの大皿に敷くレースを求めてサン・マルコ広場へ戻ります。
レースガラス細工と同様に、ヴェネツィアの名産物すよ。

※ この記事内の説明文は「Wikipedia」 「週刊ユネスコ 世界遺産 ヴェネツィアとその潟」 「21世紀シリーズ ヴェネツィア」 「海の都の物語」 「Google マップ」等を参考または参照にしています。
  1. 2017/03/29(水) 12:51:00|
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ヴェネツィア散策 - 29  カナル・グランデ⑨ カ・ドーロ ⇒ サン・マルコ・サン・ガッサリア Ⅱ

前回に続き 「カ・ドーロ停留所 ⇒ サン・マルコ・サン・ガッサリア停留所」 までの、水上バスからの風景の後半で、カ・フォスカリ川 を過ぎた辺りからの風景です。
前日とそっくりなアングルの写真が何枚もありますが、天候や時間帯による写りの良し悪しがありますので、再度UPしています。

サン・トマ ~ サン・サムエレ停留所 の間  右岸 / ドルソドゥーロ地区
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左端の建物 / カ・レッツォーニコ ( 18世紀博物館 )
上の建物の右隣り建物 / ベルナルド・ナーニ館
上の建物の右隣の建物 / ジュスティニアーン・ベルナルド館
右端の建物 / ジュスティニアーン館

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左端の建物 / カ・レッツォーニコ ( 18世紀博物館 )
中央の建物 / ベルナルド・ナーニ館
右端の建物 / ジュスティニアーン・ベルナルド館

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ジュスティニアーン・ベルナルド館 17世紀
このような設計の建物かと思いましたが、3階の部分は未完のまま現在に至った建物だそうです。
上階には中央に2つの半円アーチの玄関があり、2階には4セットの2連の半円アーチ窓が等間隔に並び、3階の完成部分も同じデザインの窓が並んでいます。

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ベルナルド・ナーニ館 16世紀
一見シンメトリーな立面に見えますが、カナル・グランデに面する、1階に2ヶ所ある半円アーチの玄関うち、一つは中央にありますが、もう一つは右端に開けられています。
上階は中央に露台付の3連の半円アーチ窓を配し、両側に2個づつの半円アーチの単体窓のあるシンメトリーなデザインです。 

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カ・レッツォーニコ ( 18世紀博物館 ) 18世紀
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カ・レッツォーニコ停留所 の中辺り  右岸 / ドルソ・ドゥーロ地区
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中央右側の建物 / ロレダン・デッランバッシャトーレ館 1470年頃
中央左側の低い建物 / マイネッラ館
左端の建物 / コンタリーニ・デッリ・スクリーニ・エ・コルフ館 17世紀

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マイネッラ館 ロドヴィーコ・カドリーン設計 1858年
ピアーノ・ノービレ階レベルには、眺めのよさそうなテラスを、水面レベルの玄関の横には、細長い庭ある19世紀の邸宅。
半円アーチの窓枠飾り手摺の面格子は、大理石製ではなくテラコッタで造られているようです。


カ・レッツォーニコ~アカデミア停留所 の中間辺り  
右岸 / ドルソ・ドゥーロ地区
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サン・トロヴァゾ川

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コンタリーニ・デッリ・スクリーニ・エ・コルフ館 17世紀

アカデミア~サンタ・マリア・デル・ジリオ停留所 の中間辺り 
右岸 / ドルソ・ドゥーロ地区
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サン・ヴィオ川
サン・ヴィオ川 右岸の建物 / ロレダン・チーニ館 16世紀

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バルバリーゴ館 16世紀

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右側の建物 / バルバリーゴ館 16世紀
左側の建物 / ミュラ・モロシーニ館 15世紀

サンタ・マリア・デル・ジリオ停留所 の対岸辺り 
右岸 / ドルソ・ドゥーロ地区
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左側の肌色の建物 / 18世紀の住宅
中央左側の茶色い建物 / バルバロ・ヴォルコフ館 15世紀半
中央右側の改修中の建物 / ダーリオ館
右端の薄いピンクの建物 / Casa Artom ( 学校 ) 19世紀

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左側の建値 / バルバロ・ヴォルコフ館
右側の建物 / ダーリオ館
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ダーリオ館 ピエートロ・ロンバルド設計 1487年頃  
隣の建物と見比べると、右に大きく傾いていることが分かりますが、工事用の足場越しに見ても、そのファサードのデザインの多彩さは、一際目立つ建物です。
1階には、真ん中の開口が他のものより幅広な、3ヶ所の半円アーチの玄関があります。
2・3・4階はほぼ同じデザインで、右側に半円アーチの4連窓が、右端には1個の単体窓が配置され、間の壁には、黒電話のダイヤルの様な独特な装飾が、ファサード中の残りの壁部には、ドーナッツ状に穴の開いた大理石が施されています。
色彩豊かで装飾的なモティーフに富んだファサードのルネサンス期の特異な建造物です。
また、屋根上の巨大な煙突も目を引く要素です。


サンタ・マリア・デル・ジリオ~サルーテ停留所 の間 
左岸 / サン・マルコ地区
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ピザーニ・グリッティ館 ( グリッティ・パレス・ホテル ) 14世紀
ヘミングウェイが愛し、長期滞在したホテルで、その名を冠したスイートルームがあるそうです。
ゴシック様式のこの建物は、14世紀にはピザーニ家の所有ででしたが、1814年にグリッティ家が購入しました。 
その後売却による所有者の変更を経て、ホテルに改修されています。
2・3階の中央に5連のオジーアーチ窓を配し、両側には幅広の壁があり、2個づつの単独窓がます。
カナル・グランデに面する立面は、横長で間延びした感がありますが、建物の両側には通りと運河があり、見えていない公園に面した左側面には、多くの窓が開いています。

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フランジーニ・フィーニ館 ピエートロ・ベッティネッリ設計 17世紀
カナルグランデに面するセルリアーナ式の玄関は、右端と中央より左寄りの場所に2ヶ所あり、それぞれの玄関の真上の位置には、中央の窓幅がやや大きい半円アーチの5連窓3連窓があります。
また、キーストーン等のアーチ廻りの装飾や露台の美しい建物です。
この建物は19世紀にはホテルでしたが、現在は右隣のマノレッソ館と共に、ヴェネト州所有の州議会となっています。

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マノレッソ館 15世紀後半
中心が少しだけ右にズレていますが、シンメトリーと言っても差し支えない立面の建物です。
1階は中央にやや大き目なアーチの玄関があり、直ぐ左右にもアーチ開口が開いています。
直上階の3連窓は、ランド・コルネール・スピネッリ館でも見られた、大きなアーチの中に、2個の細長のアーチと円を組み合わせデザイン、中世トスカーナの伝統的な窓の意匠を取り入れたものです。
4階は尖頭アーチの中に人型を描いたように見える4連の三葉飾り窓
5階には、4連の半円アーチ窓があり、各階の連窓の両側には、2個づつの単体窓を開けています。
取って付けたように見える最上階は、最近の増築ではないでしょうか?

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コンタリーニ・ファザーン館 15世紀
2階には3連窓、3階には2個の単体窓があり、イスラム風にも見える、美しい装飾の施されたオジーアーチ窓と、露台の透かし彫りのデザインが特徴的な美しい建物。
間口は狭いにも関わらず、周りの建物と比べると各階の階高の高いも特徴でしょう。

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ヴェニエール・コンタリーニ館 15世紀後半
15世紀後半に建てられたゴシック様式の建築
カナル・グランデに面する1階の玄関は、幅の広いマグサをイオニア式の2本の円柱が支える古典様式
2・3階中央に4連のオジーアーチ窓があり、両側に2個づつのオジーアーチの単体窓を配した、シンメトリーな立面ですが、2階よりも3階の方が階高が高く、窓も大きい不思議な建物です。
3階の窓枠の装飾が豊かで、長方形の額縁も施されています。

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左側の建物 / ミキエール・アルヴィージ館 17世紀
右側の4階の建物 / ガッジャ館


さあ、そろそろ サン・マルコ広場 に到着です。
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美しい ヴェネツィア の運河に浮かぶ サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂税関、そして ゴンドラ と・・・。

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サン・ジョルジョ・マッジョーレ島を背景にした ゴンドラ

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サン・マルコ広場 とその周りの建物群。
サン・マルコ広場

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何度見ても、美しい風景です。

既に紹介してしまいましたが、実際にはこの後、サン・マルコ大聖堂 の内部を見学ました。
その後、コッレール博物館 を見学 しましたが、写真はありません。

※ この記事内の説明文は「Wikipedia」「イタリア、とりわけヴェネツィア」「Google マップ」等を参考または参照にしています。
  1. 2017/03/21(火) 08:00:00|
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ヴェネツィア散策 - 28  カナル・グランデ⑧ カ・ドーロ ⇒ サン・マルコ・サン・ガッサリア Ⅰ

サン・マルコ大聖堂コッレール博物館 の内部を見学する為に、サン・マルコ広場 へ向かう水上バスに乗ります。
初日に何度もカナル・グランデを行き来しているので、既に見ていない風景は無い筈ですが、勿論全ての建物の写真を撮れている訳はないので、出来るだけまだ撮れていない建物の写真を撮るつもりでしたが、結局は同じ建物を撮ってしまったようです。

カ・ドーロ~リアルト・メルカート停留所 の中間辺り  左岸 / カンナレジョ地区
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左側の寄棟屋根の建物 / フォースカリ・デル・プラ館 15世紀後半
中央左側の建物 / 19世紀の住宅
中央右側の建物 / ミキエール・デッレ・コロンネ館
右側のオレンジ色の小さな建物 / ミキエール小館 17世紀

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フォースカリ・デル・プラ館 15世紀後半
1階のカナル・グランデに面する尖頭アーチの玄関は、中心よりやや右寄りに、2階の6連のオジーアーチ窓は左寄りに開かれていますが、3階はほぼ中心に2連のオジーアーチ窓を、左右に同デザインの1個づつの単一窓を配して、全体としてのバランスを保っています。 
1520年にはマントヴァ宮廷ヴェネツィア大使官邸だったそうです。

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左側のクリーム色の建物 / ミキエール・デッレ・コロンネ館
中央左側のオレンジ色の小さな建物 / ミキエール小館 17世紀
中央右側の建物 / ミキエール・デル・ブルザ館
右端の白い建物 / スミス・マンジッリ-ヴァルマラーナ館
 
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ミキエール・デッレ・コロンネ館
アントーニオ・ガースパリ改修設計 17世紀末改修
一見して1階の階高の高さが目に付く建物です。
1階は細い柱が狭めの半円アーチを支える開廊で、典型的なビザンテイン商館
1階から3階まで、建物の中心にセルリアーナ式の開口を設け、2・3階の左右の矩形の単体窓には張り出した大理石の露台と窓上にはペディメント風の飾りが施されています。
17世紀末期に、アントーニオ・ガースパリの設計でファサードは全面的に改築され、露台窓上部の彫像等のバロック期の典型的な要素は、この時の改修によるものです。

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ミキエール・デル・ブルザ館 1777年
1774年に火事になり、3年後に再建されたゴシック様式の建物
( 館名の「ブルザ」 = brusa は 「焼けた」 等の意味があるようです。)
カナル・グランデに面する1階は、規則正しく3個の半円アーチの玄関があり、2・3階には中央に露台付の4連のオジーアーチ窓を、両側には2個づつの同じデザインの窓を配した、シンメトリーな立面の建物です。

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スミス・マンジッリ-ヴァルマラーナ館
アントーニオ・ビゼンティーニ改修 1743~51年改修
2・3階の新古典様式のファサードは、改修時のものです。
1階中央の半円アーチの玄関にはペディメントを、その上のピアーノ・ノービレ階の半円アーチ窓にはティンパヌムを配したシンメトリーな立面を持つ建物。
ノービレ階の両側の単独窓にはペディメントが施され、窓の両側には、コンポジット式の化粧柱は、4階のスラブレベルに施されたエンタブラチュアを支えるように並んでいます。
最上階とその下の階は、18世紀末の増築で、建築家ジャンアントーニオ・セルヴァによって内装も一新されています。


リアルト・メルカート停留所 を過ぎた辺り  右岸 / サン・ポーロ地区
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ファッブリケ・ヌオーヴェ館

リアルト橋 の少し手前    
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リアルト橋 1591年

リアルト停留所 の辺り  右岸 / サン・ポーロ地区
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中央右側の茶色の建物 / ラヴァ館 ジョヴァンニ・サルディ設計 1906年

サン・シルヴェストロ停留所 辺り  右岸 / サン・ポーロ地区
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バルズィッザ館 12-13世紀

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左側の建物 / ブジネッロ館 13世紀中頃
右側の建物 / Lanfranshi 館 18世紀
 ピアーノ・ノービレ階とその上階に、左に寄せてセルリアーナ式窓
 配した、アン・シンメトリーな立面の建物。

サン・シルヴェストロ~サンタンジェロ停留所 の中間辺り  
右岸 / サン・ポーロ地区
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右端の建物 / ベルナルド館
中央右側の建物 / ジュスティニアーン・クェリーニ・デュ・ボワ館
中央の白い建物 / グリマーニ・マルッチェロ館
中央左側のオレンジ色の建物 / カッペッロ・レイヤード・カルネッティ館
上の建物の左側の運河に突き出した2階建ての建物 /
バルバリーゴ・デッラ・テッラッツァ館
上の建物の左側建物 / ピザーニ・モレッタ館

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左端の建物 / ピザーニ・モレッタ館
2階建ての建物 / バルバリーゴ・デッラ・テッラッツァ館
サン・ポーロ川
中央右側の建物 / カッペッロ・レイヤード・カルネッティ館
右端の建物 / グリマーニ・マルッチェロ館

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グリマーニ・マルッチェロ館 16世紀初頭
白大理石で造られ、完璧なシンメトリーの立面を持つ美しい邸宅。
1階中央の半円アーチの玄関の直ぐ左右には楕円形の窓があり、更に外側にはペディメントが施され2個づつの矩形の窓があります。
2・3階の中央には、3連の半円アーチの開口が有り、両側2個づつの窓も半円アーチ窓が配され、2階のロッジアには張り出した露台が施されています。
また、ファサードの彼方此方に円形の化粧板が散りばめられ、コンポジット式オーダーの施された化粧柱で飾られています。

サンダンジェロ停留所 の向い対岸  右岸 / サン・ポーロ地区
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サン・ポーロ川左岸の建物 / バルバリーゴ・デッラ・テッラッツァ館
サン・ポーロ川
サン・ポーロ川右岸の建物 / カッペッロ・レイヤード・カルネッティ館
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左側の建物 / ピザーニ・モレッタ館
右側の2階建ての建物 / バルバリーゴ・デッラ・テッラッツァ館

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ピザーニ・モレッタ館 15世紀中半-16世紀初頭改修
完全なシンメトリーな立面を持つ、美しいヴェネツィアン・ゴシック様式の宮殿
カナル・グランデに面する階には、中央に2個の大きなオジーアーチ式の玄関が並び、ピアーノ・ノービレ階とその上階の中央には、美しい四つ葉状柱頭の装飾の施された6連のオジーアーチ式窓があり、上下階で四つ葉状柱頭の形状がやや異なっています。
左右の壁には、2個づつのオジーアーチ式窓が配され、長方形の枠取りと突き出した露台が施されています。
この写真だと分かり難いですが、セットバックした最上階があり、前面にはレースの様な透かし彫りの施された手摺壁が見えています。

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左側の建物 / ティエポロ小館
右側建物 / ティエポロ館

サン・トマ停留所 の少し手前  右岸 / サン・ポーロ地区
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サン・トマ川

サン・トマ川 と サン・トマ停留所 の間  右岸 / サン・ポーロ地区
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ゴンドラの船着き場
出向するのは午後からなのか、まだ殆どのゴンドラが停泊しています。

サン・トマ ~ サン・サムエレ停留所 の間  右岸 / ドルソドゥーロ地区
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カ・フォスカリ川

後半に続く

※ この記事内の説明文は「Wikipedia」 「イタリア、とりわけヴェネツィア」「Google マップ」等を参考または参照にしています。
  1. 2017/03/20(月) 11:00:00|
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ヴェネツィア散策 - 27  カ・ドーロ ( パラッツォ・サンタ・ソフィア )

この日最初の目的地、カ・ドーロ に到着しました。
美しい邸宅が建ち並ぶカナル・グランデで沿岸の建物の中でも、最も美しい と言われる カ・ドーロ ( 黄金の館 ) の正式名称は パラッツォ・サンタ・ソフィア ( 聖ソフィア宮殿 ) 、かつては外壁に金箔が施されていたことから、カ・ドーロ ( 黄金の館 ) と呼ばれています。

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設計はジョヴァンニ・ボン、バルトロメオ・ボン親子 1428-1430年建設
ドージェ ( 元首 ) を8人も輩出した名門、コンスターニ家の邸宅として建てられました。

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この写真は、晴れていた前日に撮った写真です。

建物正面のデザインは、左側の3/5程の範囲と右側の2/5程の範囲に分かれています。
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先ずは、左側3/5の範囲のデザインを見てみましょう。
カナル・グランデに直接面する1階の床レベルは水面ギリギリ、中央の半円アーチは、両側の二つづつの尖頭アーチよりもやや幅広です。
2階と3階共に、奥行の深いロッジアがあり、壁線には、ややデザインの異なる美しい四つ葉状柱頭の装飾が施され、ロッジアの直ぐ両側には、2階は四つ葉模様トレーサリー窓が、3階にはオジーアーチ窓が開けられています。

壁の多い右側2/5は、1階から3階まで通して、左右にオジーアーチ窓を配し、壁の中心には縁取りのある正方形の窓を開けています。
各階のオジーアーチ窓の開口面積は同じ位に見えますが、デザインは各々異なります。

また、最上部のパラペットに施された、王冠の飾りの様とも、レースの様な装飾とも言われる装飾が、この建物の繊細で優美な美しさを際立たせています。

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3階のオジーアーチ窓。 
良く見ると、窓周りの装飾や大理石で造られた式台の何とも美しいこと。

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2階は何故か左右でトレーサリーのデザインが異なっています。
上下階ののものより、2階の正方形窓だけは大き目です。
壁の大理石の石肌も美しい。

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1階は上部にオジーアーチ窓、下部に正方形窓を施した複合窓

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さあ、下船して早速 カ・ドーロ を見学します。

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入り口前に置かれたプランターも柱頭の様です。

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入口を一歩入ると、美しいモザイクタイル張りの床が広がっています。
入口付近から、カナル・グランデ方向を見る。
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左側に中庭が見えています。

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カナル・グランデに面する玄関辺りから、入って来た入口方向を見る。
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今回のイタリア旅行では、多くの美しい教会や宮殿の床を見て来ましたが、ここまで美しい床は、パンティオンテンピエットの大理石の床位だと思います。
モザイクタイル貼りと書きましたが、色大理石とタイルを使っているようです。

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美しいのは床だけではありません。
壁は2種類の大理石を市松風に貼ったものの様です。
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中庭を見る
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この木製の扉から、カ・ドーロ停留所に繋がる路地に出ることが出来ます。
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中庭の中央にも柱頭の様なプランターが置かれています。
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中庭からカ・ドーロ停留所に続く路地に出られる木戸を路地側から見る。
正方形の穴から、中庭を覗くことが出来ます。

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19世紀に階段と中庭を見下ろすバルコニーは取り壊されてしまいましたが、1922年に当時の所有者であったジョルジョ・フランケッティ男爵から国に譲渡され、大々的な修復が行われ、階段の再建も行われました。
( 改修工事はジョルジョ・フランケッティ男爵が所有していた時に行われたとする資料もあります。)

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1階の床は水面ギリギリと書きましたが、この時は床は水に浸かっていました。

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3階のロッジア

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3階のロッジアから、カナル・グランデを見る。
かなり霧が晴れてきたようで、青空も見えて来ました。 
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建物内部の木製階段
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この見事な階段は、元はアニェッロ家にあったものです。
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親柱の彫刻はかなり傷んでいますが、ライオンでしょうか?

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フランケッティ男爵の美術コレクション寄贈され、現在はフラッケン美術館となっていて、カルパッチョティッツィアーノ等の絵画が展示されています。

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残念ながら、絵画個々の詳細は調べられていません。

カ・ドーロ停留所に戻り、水上バスでサン・マルコ広場へ向かいます。

※ この記事内の説明文は「Wikipedia」 「週刊ユネスコ 世界遺産 ヴェネツィアとその潟」 等を参考または参照にしています。
  1. 2017/03/10(金) 16:22:26|
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ヴェネツィア散策 - 26  カナル・グランデ⑦ フェローヴィア ⇒ カ・ドーロ

ヴェネツィアの二日目の朝は、濃い霧がかかっています。
この日はヴェネツィアでの最終日と言うだけではなく、楽しかったイタリア旅行の、実質的な最終日で、次の日は朝食後直ぐに空港へ向かわねばなりません。
10日に及ぶイタリア旅行の間、幸いにも天候に恵まれ、雨に降られたのはコロッセオの待ち時間の30分程だけだったのに、最後の最後にこの霧です。

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前日の朝の晴天とは打って変わった濃霧です。

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昨日は朝はカナル・グランデを行き交う船がはっきり見えていましたが、広場と運河の境も良くわかりません。

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朝早いせいか、広場だけでなく、日中や賑うホテルの前の通りにも、人影はまばらです。

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ホテルの桟橋から
対岸の建物は、薄っすらとしか見えません。 前日に沢山写真は撮ったとは言え、この日は水上バスからの撮影は諦めるしかなさそうです。

霧が消えるのことを期待しつつ、朝食は何時もよりはゆっくりと食べて、いざ出発です。

朝食の前よりは、霧が薄くなって来たようです。
フェローヴィア停留所  右岸 / サンタ・クローチェ地区
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左奥の薄緑色ドームの建物 / サン・シメオン・ピッコロ教会
上のドームの下の白い建物 / Hotel Antiche Figure ( 3つ星ホテル )
上の建物の右隣のクリーム色の建物 / Hotel Carlton On The Grand Canal
中央左手の茶色と黄土色の建物の前 / Ristorante Da Nino
中央右手の肌色の建物 / 建物の詳細は不明
右端の白い建物 / Hotel Airone ( 2つ星ホテル )


サン・スタエ停留所 の向い  左岸 / カンナレジョ地区
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左奥の肌色の建物 / マルチェッロ館 18世紀
中央左の茶色の建物 /
中央の白い建物 /ソランツォ・ピオヴェーネ館 16世紀
右端の建物 / エーモ館 17世紀

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エーモ館 17世紀
カナル・グランデに突き出した場所に、右隣りのモリーン・クェリーニ館
と共に、マッダレーナ川との鈍角な角地を利用した建物。
等間隔に窓を配した規則正しい左面ファサードに対し、右面は左端に
セルリアーナ式と呼ばれるアーチと柱を組み合わせたヴェネツィア風
開口部を造り、右側には左面ファサードと同じデザインの単独窓を2列配しています。


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マッダレーナ川左岸の建物 / モリーン・クェリーニ館 17世紀 
中央やや左手に見える運河 / マッダレーナ川
マッダレーナ川右岸の建物 / バルバリーゴ館 16世紀
上の建物の右隣りの薄黄色の建物 / ズリアーン・プリウーリ館 17世紀
上の建物の右隣りのオレンジ色の建物 / ルオーダ館 17世紀
上の建物の右隣りの一部平屋の建物 / カーザ・ヴェッルーティ 
 16世紀建築 - 19世紀改修 
右奥の2階建ての建物の左隣の建物 /
 グッソーニ・グリマーニ・デッラ・ヴィーダ館 ( 裁判所 )
 ミケーレ・サンミケーリ設計?  1548-1556年
ノアーレ川
右奥の2階建ての建物 / ダ・レッゼ館 15世紀
右端の建物 / ボルドゥ・ギーズィ・コンタリーニ館 17世紀

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マッダレーナ川左岸の建物 / モリーン・クェリーニ館 17世紀
マッダレーナ川
マッダレーナ川右岸の建物 / バルバリーゴ館 16世紀
 左側の半円アーチの2連窓の建物と右側の3連窓建物を結合した建物。
 中心辺りの結合部で各階にズレが見られます。


左岸に以前に紹介したサン・スタエ教会が見えて来ました。
サン・スタエ停留所 の横  右岸 / サンタ・クローチェ地区
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サン・スタエ教会  ドメニコ・ロッシ設計 1709年


サン・スタエ停留所 を過ぎた辺り  右岸 / サンタ・クローチェ地区
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ジョヴァネーリエ 館 - ホテル・パラッツォ・ジョヴァネーリエ・グラン・カナル
( 4つ星ホテル )


サン・トマ~カ・ドーロ停留所 の中間辺り  左岸 / カンナレジョ地区
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左側の建物 / ボルドゥ・ギーズィ・コンタリーニ館 17世紀
 1階は粗石積み
 カナル・グランデに面する1階玄関、2階の露台付のセルリアーナ式の
 開口部
、3階の半円アーチの3連窓は、立面の右端に設けられ、2・3階の
窓は露台付きで、立面全体に水平ボーダーが施されています。
中央左の建物 / コンタリーニ・ピザーニ館 17世紀改築
 最近の改修によるものなのか、立面はいたって単純ですが、中央の
 半円アーチの3連窓とシンメトリーな全体構成は、ヴェネツィアでは
 見慣れたスタイルです。
 また、ポルティコの右端に残る、柱頭が大きなゴシック様式の柱は、
 建築当初の名残りと考えられています。
中央の建物 / レーヴィ・モレーノス館 16世紀
 カナル・グランデに面する庭と大きなテラス、そして1階に大きな
 2連のアーチを持つ建物。
赤っぽい色の建物 / フォンターナ・レッツォーニコ館 16世紀-17世紀
右端の建物 / ミアーニ・コレッティ・ジュスティ館

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フォンターナ・レッツォーニコ館 16世紀-17世紀
カナル・グランデに面する、大きな半円アーチの玄関と、2・3階の半円アーチの4連窓は、中心より左寄りにあり、狭い左側には2個、広い右側には4個の化粧が施された単体窓が開けられています。
赤っぽい外壁には、白大理石の水平ボーダーが施され、2・3階の全ての窓に施された露台窓飾りを結んでいます。


カ・ドーロ停留所 の直前  左岸 / カンナレジョ地区
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左側の建物 / ミアーニ・コレッティ・ジュスティ館
 アントーニオ・ヴィゼンティーニ設計 1776年
右側の建物 / カ・ドーロ ( 現:フランケッティ美術館 )  
 カ・ドーロ の詳細は次回にまわします。

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ミアーニ・コレッティ・ジュスティ館
カナル・グランデに面する1階に交互に設けられた、半円アーチの大門と、彫像の飾られた壁龕がこの建物の特徴でしょう。
上階には立面の端から端まで露台が施されて、最上階には左右のペディメントのある円形のニッチには胸像が飾られています。
切り妻屋根の屋根裏部屋もこの建物の特徴と言えるでしょう。

※ この記事内の説明文は「Wikipedia」 「21世紀シリーズ ヴェネツィア」 「イタリア、とりわけヴェネツィア」「Google マップ」等を参考または参照にしています。
  1. 2017/03/02(木) 21:25:00|
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