アクトデザイン凛太郎のブログ

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会津若松 散策 5 野口英世青春通り・大町四ツ角エリアⅠ

会津若松市役所本庁舎を見学した後、栄町辺りを散策しながら神明通りに出てから少し北上し、一之町通りを左折すれば、目指す七日町通りは目の前です。

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鈴木屋利兵衛
建設年 / 江戸後期
所在地 / 会津若松市大町1-9-3
会津若松市歴史的景観指定建造物 平成10年度指定

会津若松市ホームページには
「戊辰の戦いには薩長軍の屯所となった重厚な土蔵商店建築で、なまこ漆喰と上部の黒漆喰の店構えは歴史を感じさせる。
また、レンガ造りのうだつ ( 防火壁 ) がより一層の歴史的な雰囲気を漂わせている。」
と記されています。

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土壁でなく、煉瓦造りのうだつ って珍しいですね。
この建物は、分厚い土壁とこのうだつのおかげで、江戸期の大火戊辰戦争おも潜り抜けて来ました。

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2階壁の黒漆喰と1階壁の白いなまこ壁の対比が美しく、モダンな印象さえ醸し出す建物です。

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    銅製の化粧漏斗には鈴木屋利兵衛の家紋が施されています。


一之町通りから七日町通りに代わるクランク状の大町四ツ角にやって来ました。
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四つ角大正館 ( 旧郡山商業銀行若松支店 )
設計者 / 不明
建設年 / 1922年 ( 大正11年 )
所在地 / 会津若松市大町1-9-8
会津若松市歴史的景観指定建造物 平成14年度指定

鉄筋コンクリート造2階建て、地下1階です。

会津若松市ホームページには
「大町四つ角のランドマークとして親しまれてきた洋風建築
建築当時の先端様式であったアールデコが取り入れられ、当時の地域の先進性を示している。
タイル貼りの外壁上げ下げ窓が、今日の大正浪漫調のまちづくりに貢献している。」
と記されています。

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私が良く見て回っている看板建築とは、一線を画した本格的なデザインの洋風銀行建築です。
外壁には凸凹が多い訳でもなく、それ程凝った化粧が施されている訳でもないのに、グレーの石張りの部分と濃い茶色の小口タイルのツートンカラーと上手くマッチしています。
メンテナンスもきちんとされているのでしょう。 とても築90年を超えた建物とは思えません。

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大正期、会津若松には多くの銀行が建てられたそうですが、規模の小ささに係らず、当時から一際目を引く銀行ではなかったかと想像します。
設計者や施工会社が不明なのが不思議です。
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  1. 2017/05/19(金) 11:53:37|
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