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アクトデザイン凛太郎のブログ

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神戸散策Ⅶ 日本基督教団神戸栄光教会、神戸聖ミカエル教会、日本キリスト教団神戸教会

今回は教会の多い神戸の街で、兵庫県庁近辺に在る、三棟の教会を紹介します。

先ず初めに紹介するこの教会兵庫県公館兵庫県庁舎の間に在ります。

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日本キリスト教団神戸栄光教会

1886年、アメリカの南メソジスト監督教会から宣教師として派遣されたW.R.ランバス師により「神戸美以教会」は創設されます。

創設当初は、旧居留地47番地を拠点としていましたが、1887年に現在のJR元町駅の北側に移り、1888年第1会堂が、現在の兵庫県庁東南角に建てられます。

1907年、日本におけるメソジスト三派が合同したことにより「日本メソジスト神戸教会」となり、1942年に現在の名称である「日本キリスト教団 神戸栄光教会」となりました。

建物は1922年に、現地に第2会堂が建てられ、長年にわたり多くの方々に「赤レンガの教会」として親しまれましたが、1995年の兵庫県南部大地震で全壊してしまいます。

2004年に再建された第4会堂は、ゴシック様式の外観を踏襲し、外観の煉瓦は手摘みで施工されています。

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大隈講堂の様な王冠をお思わせるデザインの鐘塔が印象的です。

設計者 / 曽禰・中條建築事務所 再建設計者 / 日建設計

建築年 / 1922年 ( 大正11年 ) 再建年 / 2004年 ( 平成16年 )

所在地 / 兵庫県神戸市中央区下山手通4-16-1

建景観形成重要建築物

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再び山手通りに戻ります。

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日本聖公会 神戸聖ミカエル教会

1876年、英国聖公会宣教師H.J.フォス師により神戸市中央区鯉川筋に設立された伝道所が前身。
1881年に聖堂の定礎式を行い聖ミカエル教会となりました。

鯉川筋の教会は1891年に焼失し、教会の場所を中山手通6丁目に移しましたが、1945年に空襲により焼失しました。

1959年、現在の場所に建てられた聖ミカエル教会が神戸教区大聖堂となります。

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設計者 / 不詳

建築年 / 1959年 ( 昭和34年 )

所在地 / 兵庫県神戸市中央区下山手通5-11-1戸市中央区下山手通5-11-1

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どことなく村野藤吾氏が設計した広島の平和記念聖堂に似た印象の有る鐘塔です。

コンクリートのフレーム ( 柱・梁 ) の間に煉瓦の壁の外壁は、1960年前後に村野さんが設計した横浜市庁舎、早稲田大学文学部校舎、関西大学も見られます。

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日本キリスト教団神戸教会

1874年 ( 明治7年 ) に、現在の神戸市中央区元町5丁目にて設立された摂津第一公会を起源とする、日本最古級のプロテスタント教会です。

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設計者 / 原科建築事務所

建築年 / 1932年 ( 昭和7年 )

所在地 / 兵庫県神戸市中央区花隈町9-16pa310602-1.jpg

今回紹介する三つ目のこの教会が、スクラッチタイル張りの外壁に高い尖塔が聳える、最もオーソドックスな西洋様式の教会です。

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鐘塔にはロンバルディア帯や二連の半円アーチ窓が見られます。

この建物もゴシック風かと感じていましたが、ロマネスク風なのかも知れません。

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正面切り妻の破風にもロンバルディア帯か施され、エントランスの尖りの少ない尖頭アーチのとの間に施された、半円アーチと一体化した台形の出窓が特徴的です。

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正面だけでなく、側面にも色々な窓が開けられ、豊かな表情を見せてくれています。

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次回は元町駅南側のエリアを紹介します。

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  1. 2019/06/10(月) 17:45:00|
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