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アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

日本大通り辺り散策-Ⅰ

今日は書類を受け取りに、神奈川県庁に行って来ました。

平日とは言え、コロナウイルスの影響か、横浜観光を楽しむ外国人の姿も少ないような気がします。

時間に余裕があれば、午前中から出掛けたいところでしたが、残念ながら事務所を出たのが2時を回っていたので、散策は日本大通り付近だけになりました。

先ずは

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横浜市開港記念館 ( 横浜ジャック )

みなとみらい線の日本大通り駅から出ると目の前に優雅な姿を見ることが出来ます。

設計者 / 佐藤四郎、山田七五郎、福田重義 ( コンペ案 )

建築年 / 1917年 ( 大正6年 )

所在地 / 神奈川県横浜市中区本町1-6

横浜開港50周年記念事業のコンぺの福田重義当選案を山田七五郎らが実施設計を行ったものです。

外壁は当時辰野金吾氏が多用し、辰野様式とも呼ばれた赤い煉瓦と白花崗岩によるストライプとジャック塔と呼ばれる塔が特徴です。

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神奈川県庁本庁舎 ( 横浜キング )

スマートな印象のジャックと比べ、堂々たる印象の神奈川県庁本庁舎キングと呼ばれるに相応しい重厚な外観です。

設計者 / 佐野利器、神奈川県、小尾嘉郎 ( コンペ案 )

建築年 / 1928年 ( 昭和3年 )

所在地 / 神奈川県横浜市中区本町1-6

この建物も小尾嘉郎のコンペ当選案を、当時日本建築界の重鎮だった佐野利器が軍国主義・国粋主義などの時世の流れに乗って帝冠様式で実現したものです。

建物全体のデザインが武骨なのは、佐野利器の専門が意匠ではなく、耐震構造の先駆者であり、震災直後に建設されたことからも、構造重視は仕方ない事かもしれません。

そう言えば放映中のテレビドラマ「検事と刑事」でも、ロケ地になってますね。

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横浜地方簡易裁判所 ( 旧横浜地方裁判所 )

1階中央の車寄せの部分はルスティカ積。

2・3階はスクラッチタイル貼りのレトロな雰囲気を漂わすデザインではありますが、ジャックやキングのようなクラシカルなデザインではなく、コーナーに丸みを付けた表現主義的な要素のあるデザインの建物です。

設計者 / 小野武雄

建築年 / 1929年 ( 昭和4年 )

所在地 / 神奈川県横浜市中区日本大通9

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この建物も「検事と刑事」でロケ地になっています。

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横浜市情報文化センター ( 旧横浜商工奨励館 )

この建物も震災で壊滅状態となったこの地に、一年足らずの突貫工事で建てられましたが、そのデザインの完成度はなかなかの物です。

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設計者 / 山田七五郎 ( 横浜市建築課 )

建築年 / 1929年 ( 昭和4年 )

所在地 / 神奈川県横浜市中区日本大通11

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古典様式とアールデコの要素も見られるデザインのこの建物は、昭和初期の横浜を代表する建築と言われています。

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  1. 2020/02/17(月) 19:08:00|
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