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アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

バリ旅行記 - 43 ( 四日目 ) シャイヨー宮 ( 建築・文化財博物館 ② )

今日は近代建築を展示しているエリアを紹介します。

先ずは

p2241930-1.jpg第一日目に訪問し、既に紹介済みの フランクリン街のアパート

p2241987-1.jpg二日目に訪問した ル・ランシーのノートルダム教会

p2241988-1.jpgガラスブロックの実物大モデルも展示されています。


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p2241995-1.jpgこの建物はパリの北部、モンマルトルの更に北、マミロー通りエルマンヌ=ラシャペル通りに囲まれた、内部にプールの有るアパートメント。

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ストリート・ビューで現在の姿も確認で来ました。

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-2.jpgこの建物ついて詳しく調べようと思い、手持ちの資料 ( 近代建築史図集 ) でこの建物の写真を見付けましたが、ヴァヴァン街のアパート ( 設計者 / アンリ・ソヴァージュ ) と記されていました。ヴァヴァン通りリュクサンブ-ル公園モンパルナス駅の間に在る通りです。ヴァヴァン通りをストリート・ビューで調べてみると、雰囲気の似た建物を見付けました。

ヴァヴァン街のアパート③

手持ちの資料 ( 近代建築史図集 ) の写真が間違ているのでしょうか?


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クラシックな雰囲気建物。アパートメントでしょうか?

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この建物も地図からストリート・ビューで現在の姿を確認しました。

サン・ミッシェル通りのアパート

すっかり周りの建物に溶け込んでいます。


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この建物も詳細が分かりませんが、一つ上の建物とは全く雰囲気の違うモダンデザインの建物で。

p2241981-1.jpgストリート・ビューでリュクサンブール公園の西側に現在の姿を確認しました。

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ル・コルビジュエのドミノ

ル・コルビジュエ 提唱した 近代建築の5原則 

1.ピロティ、2.屋上庭園、3.自由な平面、4.連続窓、5.自由なファサード  を端的に表現しています。


窓からの風景

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右から エッフェル塔、モンパルナス・タワー、アンバリット の黄金のドームも見えます

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左から サン・シュルピス教会、パンティオン、アンヴァリット

次回は ル・コルビジュエ の ニテ・ダビタシオン を紹介します。

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  1. 2020/11/25(水) 08:00:00|
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パリ旅行記 - 42 ( 四日目 ) シャイヨー宮 ( 建築博物館 - 1 )

コルビジュエギマール設計した近代建築の名作の見学をし、ジャスマン駅からメトロ-9号線で次の目的地の シャイヨー宮 の在るトロカテロ駅へ向かいます。

シャイヨー宮 は古い建物に見えますが、1937年に開催された パリ万博の際に建築されたもので、翼を広げた鳥の様な平面が特徴的な建物です。内部は現在は博物館等になっていて、海洋博物館、人類博物館、建築・文化財博物館、シャイヨー宮劇場などが在ります。今回の目的は勿論 建築・文化財博物館 を見学する為にやって来ました。

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上の外観は1日目に紹介した エッフェル塔 側の イエナ橋 から撮影したものです。

シャイヨー宮

トロカデロ広場に側から見た シャイヨー宮

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建築・文化財博物館 のオープンまでにしばらく時間が有ったので、トロカデロ広場に面するカフェで一休みしてから入館しました。

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まだ調べはついていませんが、ゴシック教会の鐘塔の頂部?

館内には実物大の部分模型や縮小された名建築の模型が並んでいて、時間が在れば一日中でも、何回でもこの場に居たいと思ってしまいます。

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尖頭アーチ

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何処かの 凱旋門 でしょうか?

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ギリシャ・ローマ建築の物ばかりではないのでしょう。見慣れない柱頭の模型や装飾も展示されています。

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ガーゴイルにも色々な種類のものがあるようです。

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この模型は セント・シャペル だと思います。

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実物は廻りを建物に囲まれて建っているので、全体像が分かり難かったので嬉しいです。

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これは去年の火災で改修工事中の パリのノートルダム大聖堂

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この教会は何処なのか、色々なゴシック教会を検索してみても調べは付きませんでしたが、学生の頃に購入した手持の資料 ( 建築学体系-5 西洋建築史 ) から ラン大聖堂 だと分かりました。ランの町はパリの北東約120kmに在る小さな町の様ですが、この模型を見る限り、かなり立派な教会堂です。

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エトワール凱旋門

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この凱旋門の模型は何処の物か分かりません。ルーブル美術館の前に在る カルーゼル凱旋門とは違います。ローマコロッセオ の隣に在る コンスタンチヌスの凱旋門 とも違います。フォロロマーノ内の ティトゥスの凱旋とも セプティミウス・セウェルスの凱旋門 とはもコリント式の付柱が有るデザインは共通していますが、アーチの通路の開け方が明らかに異なります

アーチの通路の開け方と全体のプロポーションから想像できる規模から想像するに、エトワール凱旋門 の別案なのかも知れません。

次回は近代建築のエリアを紹介します。

  1. 2020/11/24(火) 12:16:00|
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パリ旅行記 - 41 ( 四日目 ) ギマール館

ラ・ロッシュ邸の外観の見学を終え、路地を出てドクター・ブランシュ通りを左折。ラフェ通りとのT字路も左折して1分足らず歩いたでジャスマン通りとのT字路です。

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恐らくアパートメントだとだと思われる小さな石造の建ですが、石積を表した外壁が目に留まったのでシャッターを押しました。

そのままジャスマン通りとを進み、ミシオン・マルシャン通り~ピェール・グラン通りを抜け、6差路を左折してモーザール通りへ出ると、左手の街路樹の陰に曲線で構成された小さな建物が見えて来ます。

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ギマール館

奥行き20m程の短い路地の入り口部分の角地に建っていて、道路から見ると気が付きませんが、ほぼ直角三角形の平面の建物です。

     航空写真

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設計者 / エクトール・ギマール

建築年 / 1909年

所在地 / パリ市16区モーザール通り

この建物はギマールが歌手アデリーン(アドリーヌ)・オッペンハイムとの新婚時代を過ごした自邸です。

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同一系統の色でまとめているで、一見華やかさに欠けた印象ですが、路地に面する部分の窓はアール・ヌーボーのそのものです。

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増築と言う事は無いでしょうが、最上階の窓と庇だけは、直線的なデザインです。

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コーナー部分の開口部も、大人しめの曲線でデザインされています。

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モーザール通りへ側の立面は更に大人し目なデザインで、エントランス以外には、殆どアール・ヌーボーらしさは感じられません。

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この写真だと、平面が直角三角形であることが分かります。

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最後は恐らく半地下部の明り取り小窓です。

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おまけ  

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路地の奥のアパート・メント

今回は見学を諦めましたが、ここから歩いて10分以内の範囲に、ギマール設計の建物が在ります。

モーザール通りを北に向かってジャスマン駅に戻り、メトロ-9号線でシャイヨー宮の在るトロカテロ駅へ向かいます。

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モーザール通りを沿いのアール・ヌーボー風の庇のある建物。

以下は近くに在るギマール設計の建物を、ストリートビューから

メザレ館-2

メザラ館

設計者 / エクトール・ギマール

建築年 / 1910年

所在地 / パリ市16区 ラ・フォンテーヌ通り


カステル・ベランジェ①

カステル・ベランジェ

設計者 / エクトール・ギマール

建築年 / 1898年

所在地 / パリ市16区 ラ・フォンテーヌ通り


次回はシャイヨ-宮内の建築博物館を紹介します。

  1. 2020/11/17(火) 19:01:00|
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パリ旅行記 - 40 ( 四日目 ) ラ・ロッシュ - ジャンヌレ 邸

今回からパリ旅行の四日目です。次の日は帰国日で朝から シャルル・ド・ゴール空港 へ向かうので、事実上パリ観光の最終日になります。

この日は朝食後に宿泊しているホテルの隣のショッピングセンターでお土産用の缶詰ハーブティーを物色してから出掛けました。

何時もの様にガリエーニ駅からメトロ-3号線に乗り、メトロ-9号線に乗り換えてジャスマン駅で下車。イヴェット通りからジャスマン通りに入り、1~2分歩きます。

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ジャスマン通りアンリ・エーヌ通りの交差点の建物

パリの建物の妻壁は、こんな感じの石積みの外壁が多いです。

交差点を右折しアンリ・エーヌ通りを北に2分程進みます。

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アンリ・エーヌ通り沿いに建つ何棟かのアパートメントの玄関には、アール・ヌーボー風にデザインされた鉄と硝子の庇が施されています。

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ドクター・ブランシュ通りとのT字路迄進み左折すると

ラ・ロッシュ邸路地

直ぐに ラ・ロッシュ - ジャンヌレ 邸の在る路地が在ります。

路地を入ると、数十メートル先の路地の奥に ラ・ロッシュ - ジャンヌレ 邸が見えて来ます。

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ラ・ロッシュ - ジャンヌレ 邸

コルビジュエの友人であり銀行家であった ラウル・ラ・ロッシュ氏コルビジュエの兄、音楽家の アルベール・ジャンヌレ氏 の2棟の邸宅からなる建物です。p2241880-1.jpg

L字型の奥の部分が ラ・ロッシュ邸 。1階の2つ並ぶ灰色のガレージ扉の真ん中より手前が ジャンヌレ邸 で、現在は建物を管理している コルビジュエ財団の事務所と資料室となっています。

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平面図

設計者 : ル・コルビジュエ

建築年 : 1923年

所在地 : パリ市 16区

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ラ・ロッシュ邸

有料で内部の見学は可能なのですが、この日はあいにく非公開日だったので見学することは出来ませんでした。

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大きな窓が在る入り隅部は、2層吹き抜けの玄関ホール。

向かって左側の局面壁の部分には絵画ギャラリーになっています。

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玄関を見る。

内部の画像はは手持ちの資料から

ラ・ロッシュ邸①-2


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絵画ギャラリー

ラ・ロッシュ邸②

局面壁に沿って設けられた斜路が、この空間を特徴づけています。

ラ・ロッシュ邸③

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1階部には、近代建築の五原則の一つである ピロティー も見られます。

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ジャンヌレ邸

この後はアール・ヌーボーマール館 へ向かいます。

  1. 2020/11/16(月) 16:35:00|
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パリ旅行記 - 39 ( 三日目 ) サン・ジェルマン・デ・プレ教会

サン・シュルピス教会 見所満載だった為に、内部の見学を終えるとすっかり陽が落ちていました。中食抜きで朝から歩き通しだったので サン・ジェルマン・デ・プレ教会 の見学は諦めて早めの夕食をとることに。日本では陽が落ちたばかりの早めの時間夕食は、旅行中では珍しくありませんtが、フランスではこの時間から2~3時間後が本格的なディナータイムです。でも歩き過ぎと空腹で散策を続ける気力は残っていませんでした。

最後の力を振り絞ってサン・シュルピス広場 からBonaparte通り を北に向かい、サンジェルマン大通り とぶつかる五差路に出ると、美しくライトアップされた鐘楼が見えて来ました。

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サン・ジェルマン・デ・プレ教会

パリジャンの中でも、左岸を愛する左岸派と言われる人達にとって、心の灯台とも言われている教会です。

教会の起源は6世紀。メロヴィング朝のクローヴィスの子であるシルドベール王が、スペイン遠征の際に殉教したサン・ヴァンサンの遺物を持ち帰り、パリ司教サン・ジェルマンが王の墓と聖遺物を収める為に、542年に建てたのがこの教会の前身です。

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8世紀以降はベネディクト会の修道院として栄え「黄金のサン・ジェルマン」と呼ばれる時期がありましたが、9世紀にノルマン人 ( ヴァイキング ) の侵入により荒廃します。

再建は990~1021年にフランス王ロベール二世によって行われ、現在の教会のシンボルである鐘楼も、この時の再建工事の際に建てられた物です。但しこの時は3つの鐘楼が在り、現在は入り口の1つが残っています。

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12世紀に入ると、修道僧の収容能力を上げる為の拡張が行われ、1163年に完成します。

17世紀には修道院は更に大拡張され、城壁・物見塔・防塁・濠までを備えた武装能力を高める工事が行われ、この時期最盛期を迎えます。

しかし、革命で多くの部分を焼失し、1821年に行われた修復以降、ほぼ現在の姿に至っています。

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幾度となく行われた改修工事の為、内部は様々な様式が混在しているようです。

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奥行き65m、幅21m、高さ19mの教会の内部には、分厚い壁に窓や装飾が少ないロマネスク様式の特徴や、回廊リブ・ヴォールトにはゴシック様式の特徴も見られるそうです。

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サン・ジェルマン大通りから見る

以下のサン・ジェルマン・デ・プレ教会の内部の写真は、パリ在住の友人が2021年1月に撮影したものです。141002635_10224513723180980_3712682096757740747_n.jpg141725851_10224513726581065_8431655436876640807_n.jpg141039947_10224513723981000_5041593364352315698_n.jpg142048195_10224513725061027_6475641615395387700_n.jpg141514778_10224513723420986_7971182323671796595_n.jpg友人によると、この教会の内部は、パリの教会の中で最も美しいと言われているそうです。

小雨も降って来たので、この後何処を通ったかはよく覚えていませんが、近くのガラス張りのアーケード街 ( パッサージュ ) の何処かの店に入れたので、やっと落ち着いて座ることが出来てホッとしたところです。

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このビールがなんとお美味しかったことか!!

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ただ、あまりにお腹が空き過ぎていたのか、意外に量は食べられませんでした。img_1186-1.jpg

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  1. 2020/11/06(金) 11:42:00|
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