バスを降りてからは友人に案内されるまま、オスマン通り南側の裏道辺りの店舗のショー・ウィンドゥーを覗いたり、デパートでお土産げを買ったりして、しばらくマトゥーラン通りとコーマルタン通り界隈をウロウロしてから ギャラリー・ラファイエット へ向かいました。
ギャラリー・ラファイエット高価なお土産を買う予定の無い私達を、友人がここへ連れて来てくれたのはこのアトリウムを見せてくれる為です。
ガラス張りのドーム天井は
時間が経つと色が変わり、一味違った美しさを演出します。飛び込み台の様なガラス床の片持ち梁の先端に「行ってみるか?」と聞かれましたが、怖いのでお断りしました。
この写真は去年のクリスマス前に、パリの友人が撮影したものです。
このアトリウムの他にもう一ヶ所、友人がお薦めのバリの絶景スポットが屋上から眺める、パリの夜景です。
オスマン通りの向に オペラ・ガルニエ が見えます。
マドレーヌ教会 の屋根の上に載ったように見える エッフェル塔
アップにすると マドレーヌ教会 のと エッフェル塔の間に、ガラス張りのボールト屋根が見えています。グラン・パレ の屋根でしょうか? 実際には相当な距離が離れている筈ですが、望遠レンズだと隣り合わせに建っている様に見えます。
中央に パンティオン が、左端に ノートル・ダム大聖堂 が見えます。
これは パンティオン のアップ。ノートル・ダム大聖堂 はピンボケでした。
さて、この後はとうとうパリ最後のディナーです。友人に連れられるまま、オスマン通りを東へ一駅分歩き、オペラ・コミック座 に隣接するイタリアン通り沿いのレストランに到着、予約をしていた訳では無いのですが、幸い入店する事が出来ました。カフェ・ル・マリヴォー
パリ最終日のこの日も2万歩以上歩いたのでクタクタだったので、先ずはワインよりもビールでした。
この店の売りはチーズです。友人に「フォンデューとラクレットのどっちにする?」と聞かれ、食べた事の無いラクレットと答えると、テーブルに大きなアイロン鏝の様な器具が運ばれて来ました。上段の黒い箱状になった部分は電気コードに繋がれていて、根元にスイッチず付いています。
「いったいこれは何?」と思っていると
下の段にチーズが乗せられて、スイッチオン。
ナマハムやチキン、サラダとポテトも運ばれて来ました。
ラクレットにはパンとポテトがセットになっていて、ポテトだらけになってしまいました。
上段の下側が電熱線になっていて、下のチーズが熱で溶けています。トロトロになったチーズをスプーンですくい、パンかポテトに付けて頂きます。
パリ滞在の間、毎日私達夫婦の観光に付き合ってくれて、分からない事も何から何まで教えたり、段取りまでしてくれた友人には、感謝の言葉も見つかりません。本当にありがとうございました。
時々、追記はしていきますが、10ヶ月以上費やした パリ旅行記 も今回で最終回になります。長期にわたりお付き合い頂きありがとうございます。