アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

東京大学本郷キャンパス 散策-Ⅰ

春日通りの本富士警察署前のT字路を左折(北に曲がる)すると、東京大学本郷キャンパス龍岡門が在ります。

警備の人に声を掛け「キャンパス内の見学は出来ますか?」と聞いてみると「どうぞどうぞ」と言った感じで、キャンパスの案内図間でくれました。意外とオープンなのには驚きました。

東大本郷① 龍岡門①
まずは龍岡門から
竣工は1933年(昭和8年)

東大本郷② 龍岡門②
近代建築散歩では設計者は不詳ですが、雰囲気は弥生門と似ています。

キャンパス内には新旧の建物が混在していますが、今回はレトロな建物だけを紹介します。

少し歩くと右手に見えてくる建物は
東大本郷③ 病院南研究棟①
医学部付属病院南研究棟 
竣工は1925年(大正14年) 設計は内田祥三+岸田日出刀
なんとなく倉庫のような、仮設的な雰囲気もある建物ですが、水平を強調している点は龍岡門のデザインと同じです。

さらに進むと見えてくる大きな建物は
東大本郷④ 病院管理・研究棟①
医学部付属病院管理研究棟・第一研究棟竣工は1928年(昭和3年)、1934年(昭和9年) 設計は内田祥三

東大本郷⑤ 病院管理・研究棟②

東大本郷⑥ 病院管理・研究棟③
棟の両サイドには3連の尖塔の通路があり、最上部には

東大本郷⑦ 病院管理・研究棟④
巨大なレリーフが
おそらく医学の歴史的一場面を表したものなのでしょう?

巨大な医学部棟の向かいには
東大本郷⑧ 化学教室東館
全く雰囲気の異なるデザインの理学部科学教室東館竣工は1916年(大正5年)と古く、設計者は東大営繕課の山口孝吉
東大キャンパスの多くの建物を設計した内田祥三氏のデザイン ( いわゆる 内田ゴシック ) の建物とは、随分と違う雰囲気です。
赤煉瓦に白御影石の組み合わせは、辰野スタイルに近いと思います。

東大本郷⑨学生支援センター
東京大学学生支援センターと書かれたこの建物は、守衛さんにもらった地図には御殿下記念館と記されています。
2連の尖頭アーチを潜って階段を上がると、グラウンドになっているようです。
この建物はファサード保存されており、赤煉瓦+白御影は表層だけで、一歩中に入るとコンクリート打放しの壁が現れます。

永くなり過ぎるので、次に続きます。
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テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2011/09/12(月) 11:43:26|
  2. 建物探訪
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

はじめまして。

こちらのブログをときどき拝見しております。
建物の写真もよいし、猫ちゃんも可愛いですね。

この龍岡門は首相官邸の古い建物に雰囲気が似ていますね。
大ざっぱなライト風が感じられるためかもしれません。

  1. 2011/09/12(月) 17:16:45 |
  2. URL |
  3. pulin #bcrgFSAk
  4. [ 編集]

pulinさんへ

いつもご覧頂きありがとうございます。
確かに水平線を強調しているあたりは、ライト様式と言われている首相公邸の雰囲気に似ています。
キャンパス内の建物の殆どは、内田祥三氏が設計した「内田ゴシック」と言われる建物ばかりなので、「ライト風」の龍岡門や「赤煉瓦に+白御影」の理学部科学教室東館と東京大学学生支援センターや伊東忠太氏設計の正門はちょっと異質な雰囲気を持っています。

今後も時々コメントをお願いします。
  1. 2011/09/12(月) 22:11:36 |
  2. URL |
  3. 凛太郎 #-
  4. [ 編集]

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