アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

三渓園 旧燈明寺本堂・三重塔 旧東慶寺仏殿

三渓園のランドマークとして、大池の後方の岡にそびえ立つ三重塔

三渓園大池①

三渓園 内苑①
園内のいたる所からでも、優雅な姿を見ることが出来るこの塔は、旧燈明寺の三重塔です。

  旧燈明寺三重塔①
京都府相楽郡加茂町の燈明寺に在ったものを、大正3年にこの三渓園に移築したものです。
建物の様式は、細部は室町時代の特徴を有しており、康正三年頃に再建されたものと考えられているそうです。
関東では最古の塔であり、重要文化財にも指定されています。

旧燈明寺本堂①
そしてこの質素な御堂は旧燈明寺本堂で、やはり重要文化財に指定されています。
昭和22年の台風で被害を受けた後に解体されていたものを、三渓園に寄贈され、昭和57年から移築修復工事が開始され、昭和62年に竣工しました。

旧燈明寺本堂②
堂内には春日厨子があり、この種のものととしては我が国最大で、蟇股は形の美しいことで知られているそうです。
後でパンフレットを読むまで春日厨子の事を知らなかったので、中を見なかったことが悔やまれます。



三渓園で紹介する最後の建物は
旧東慶寺仏殿
重要文化財に指定されている旧東慶寺仏殿です。
鎌倉市山之内字松岡の東慶寺内に在った仏殿で、明治40年に三渓園に移築されました。
東慶寺は弘安8年(1285年)に北条時宗の妻覚山尼が創建したものですが、仏殿が何時建てられたのかは明らかではないようです。
永正6年(1509年)に火災になり、現存する仏殿の形式手法は室町時代に属するので、永正の火災の後に再建されたものと考えられています。
当初の入母屋造りの屋根は寄棟造りに改められていますが、禅宗様の仏殿の特色を保持していると言われています。


※三渓園の記事の内容は、主に「三渓園写真集」と「三渓園のパンフレット」を参照して、記載致しました。
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テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2011/11/09(水) 23:47:00|
  2. 建物探訪
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

こんにちは。

三渓園にはだいぶ前に行ったことがあります。

木造建築は解体して移築できるわけですが、遠く離れた別の場所に移築した場合、部材が古くても、古い建物というのがふさわしいのか、よく分からなかったりします。
  1. 2011/11/18(金) 07:44:33 |
  2. URL |
  3. pulin #bcrgFSAk
  4. [ 編集]

pulinさんへ

確かに法隆寺のようにずっと建築地に建っている建物とは違いますかね。
ただ、三渓園は広くて自然も深く、一日のんびり出来ます。
もうちょっと交通の便が良ければ、これからも時々行きたい場所です。
  1. 2011/11/18(金) 15:26:00 |
  2. URL |
  3. 凛太郎 #-
  4. [ 編集]

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