
20年以上前、僕がまだ会社員だったころに、仕事で何度か川越市役所に行ったことがありますが、その時この通りは通っています。
当時はアーケードがあり、暗くさびれて活気の無い商店街で銀座商店街と言われていました。
平成7年に老朽化していたアーケードは撤去され、平成13年には電線は地中化され、路面は現在の石畳となり、このような立派な観光地に生まれ変わったのです。

レトロな建物の多い大正浪漫夢通商店街の中でもひと際目を引くいせや

一番手前は出桁造りの酒屋の伊勢源。
お土産の川越の地ビールと日本酒はここで購入しました。
さて、ここからは個別に建物を紹介します。

大正館 と いせや
いせやの3階部分のボールト屋根は別として、規模もデザインも非常に似た2棟です。

昭和初期の建物にしてはどうしても違和感のあるいせやのボールト屋根

ネットで検索してみると、いせや店舗としての創業は昭和10年なのですが、建物は平成15年に守山登の設計により建建替えられた、新しい建物だと分かりました。
これは僕の想像ですが、2階までは昔の建物デザインを踏襲しているのだと思います。

こちらは御隣のシマノコーヒー大正館

シマノコーヒーの創業は平成8年と新しいのですが、建物は昭和8年に呉服店として建てられた古いモルタル造形の看板建築のようです。
スポンサーサイト