
西武線の本川越駅から歩いた場合、大正浪漫夢通商店街で最初に目にするレトロな建物はこの大野屋洋品店です。
昭和5年に建てられたこの建物の見どころは、1階店舗の連続アーチでしょう。軒飾りもちゃんと施されていますが、バラペットの後ろに見える瓦屋根が可愛い建物です。

でもこうして改めて写真を見てみると、建物があまりにも綺麗なのがちょっと気になります。
大正館・いせや の在る方向へ歩を戻す前に、大野屋の角を左に入ってみましょう。

菓子の高松屋

右隣の建物もレテロな洋館風の店舗ですが、残念ながら廃墟と化しています。
この路地は50mほどですでに紹介した川越名店街に繋がり、川越水族館の角に出る道です。
大正浪漫夢通商店街に戻ります。

酒処 里の味
隣が取り壊され空き地になっているので、建物の側壁が見えています。
どうやら土壁ではなく、大谷石を積んだ蔵のようです。

左から伊勢亀本店・小川菊・伊勢源
小川菊は老舗の鰻屋で土日には行列の出来る人気店。大正末期に建てられた木造3階建の建物です。
僕がお土産のお酒を買った伊瀬源は明治末に建てられたそうです。

伊勢亀本店

ここも現役の店舗で洋装店。
建物のデザインはいせやの1・2階部分に良く似ています。
この通りには「いせや」に「伊勢亀本店」に「伊勢屋」 と店名に伊勢の付く店が三店も並んでるは偶然なのでしょうか?
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