まずは浅草橋2丁目で見付けた銅板葺の建物から

銅板葺の看板建築は正面の外壁をパラペット状に立ち上げ、屋合などを取り付けて商店の看板にしている建物が多いのですが、この4戸長屋の建物は、外壁を銅板葺にしているだけで、屋根は普通の切妻です。
この建物も浅草橋2丁目で見付けました。

良く見るとパラペットがトタン張りなのが分かります。
切り妻屋根だったものを、改修した可能性が高いですね。

雨戸の戸袋の銅板の葺き方が左右で変えているうえ、窓の上下でも葺き方を変えています。
職人さんの強い拘りを感じます。
この建物は原歯科医院のすぐ近くで見付けました。

炭火焼 鳥茂 (柳橋1丁目) モルタル造形の看板建築です。
最後に紹介するのは岩本町2丁目で見付けた住宅です。

特に特徴があると言う訳ではなく、改修もされていて、レトロな面影も少ないですが、プロポーションが良く、何故か気になる建物でした。
この後、散策は馬喰町から人形町へと続くのですが、人形町の散策は疲れとデジカメのバッテリー切れで、中途半端になってしまったので、建物を紹介するのは、撮り損なった日本橋蠣殻町散策の後にしたいと思います。
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