
水酉酒店 パンとケーキの店 ヴィオレ
残念ながら2棟とも詳細は不明です。
水酉酒店は水平線を強調したボーダーが特徴ですが、あえてシンメトリーを崩したデザインが面白い。
パンとケーキの店 ヴィオレは、何と言っても3連のアーチが目を引きます。

側面もちゃんとデザインされています。

シャッターの錆具合から想像するに、もはや店舗としては使われていなさそうです。

晃玉人形店
分離派のデザインのように見える建物です。

でも、この建物も、シャッターが壊れてます。

角吉
後ろの入母屋造りの日本家屋と店舗部のモダンな切り妻屋根のコントラストが面白い。

藤枝製氷
かなり改修されていますが、出桁造りの建物です。

中藤精米店
石岡には、出桁造りも建物も見られます。

破風が分厚く重厚感があるので、蔵のようにも見えますね

ミヤモト
白くペイントされていて、モルタル造形なのか板金なのか判断がつきません。
ペイントするのには理由があっての事なのでしょうが、折角の装飾が目立た無くなるのが残念です。

亀下時計店
規模、デザインはもとより、白にペイントされている点まで、ミヤモトにそっくりな建物です。
中町通りには、登録有形文化財に指定されている7棟の建物の他にも、沢山のレトロな建物が残っています。
ただ、既に店舗として使われず、シャッターが閉まったままになっていたり、ペイントにより折角の素晴らしい装飾が目立っていないの事が、本当に残念です。
アーケードを取り払ったり、電線を地中埋設するなど、町の活性化の為に大変な努力をされているのは分かるのですが、いま一つ観光客の集客には、繋がっていないようにも思えます。
観光地化し過ぎることは、良いとは思いませんが、観光客が町にお金を落としていく場所が無い事が、勿体ない気もします。
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