今日は残りの2棟、栗山呉服店と府中誉(株)を紹介します。

栗山呉服店
中町通りと金丸寿通りの中間辺りの細い道沿いに在る、出桁造りの建物です。
設計者 / 不詳
竣工年 / 1932年 ( 昭和7年 )頃
所在地 / 石岡市国府3-4-25
国登録有形文化財

2階窓の繊細な造りの桟木が目を引きます。

いしおか散策マップには「昭和7年頃に建てられた呉服店。木造2階建ての商家建築。2階正面のガラス戸の瀟洒な組子は、明治以降における日本建築の近代化の特徴をよくあらわしている。」と記さけています。

府中誉 ( 株 )
単体の建物ではなく、主屋・長屋門・文庫蔵・穀蔵・仕込蔵・釜場・つき屋の7棟が有形文化財に登録されています。

左 主屋
設計者 / 不詳
竣工年 / 1969年 ( 明治2年 )
所在地 / 石岡市国府5-9-32
国登録有形文化財


いしおか散策マップには「安政元年創業の造り酒屋。代表銘柄の渡舟は(わたりふね)は、幻の米酒渡船を原料米とした全国唯一の酒として知られている。主屋・長屋門・文庫蔵・穀蔵・仕込蔵・釜場・つき屋の7棟がに登録されている。」と記されています。
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