アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

千葉市ゆかりの家 ・ いなげ

旧神谷伝兵衛稲毛別荘から徒歩5分ほどの所に千葉市ゆかりの家 ・ いなげ は在ります。

ゆかりの家① 
千葉市ゆかりの家 ・ いなげ

ゆかりの家②
御覧のように、一見するだけでは特に何の特徴もない平屋の日本家屋で、建物の経歴を知らなかったら、通り過ぎてしまうでしょう。
なんとこの住宅は、あのラストエンペラー の実弟 愛新覚羅溥傑仮寓 だったのです。

「明治中期以降、避暑地として多くの文人墨客が訪れた稲毛は、海岸線の松林を中心に別荘・別邸が建てられ、この「ゆかりの家・稲毛」もその一つです。この家は、中国清朝のラストエンペラー愛新覚羅溥儀の実弟である溥傑夫婦が、成婚間もない昭和12年に半年ほど居を構えた、風情ある建物です。」
( ゆかりの家 パンフレット参照 )


ゆかりの家③
右翼 ( 和室 和室 洋室 離れ )
設計者 / 不詳
竣工年 / 明治中期
所在地 / 千葉市稲毛区稲毛1-16-12


ゆかりの家④
左翼 ( 和室 和室 )
道路側の質素な外観とはやや印象の違う、なかなか立派な庭園です。

ゆかりの家⑥
屋根には鯱 ( シャチホコ ) まで乗っていました。

  庭から見て、左翼の部屋から見ていきましょう。
  ゆかりの家⑬
  左端の和室から庭を見る。

室内も、けして質素な造りではないようです。
ゆかりの家⑦
左翼見通し。 左翼は和室が2室。 接客の空間だと思います。
多くの床の間や建具の欄間、照明器具も見応えがあります。

ゆかりの家⑨
左端の和室
赤みがった格天井とモダンな照明器具。 床の間も立派です。

  ゆかりの家⑩
  左翼玄関側の和室
  左端の和室と天井や照明器具が似たデザインです。

  ゆかりの家⑪
  右翼玄関側の和室。 右翼は和室2室と洋室1室です。
  この部屋は恐らく生活空間の中心になっていた部屋だと思います。

  ゆかりの家⑫
  この住宅唯一の洋室。

  ゆかりの家⑤
  洋室の外観

ゆかりの家⑭
右翼側に配置された濡縁を持つ和室の離れ。 

ゆかりの家⑧
この部屋にも立派な床の間があり、地袋の後ろの壁には下地窓が開けられています。

ゆかりの家⑰
縁側引き戸の欄間

ゆかりの家⑯
右翼和室の欄間

ゆかりの家⑮
左翼和室の欄間

ゆかりの家⑱
縁側の照明器具

道路から見た外観からは想像の出来ない、見どころ一杯の建物でした。

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テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2012/08/12(日) 23:19:39|
  2. 建物探訪
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:2

コメント

隣の神社は入れ替わり人の出入りがあるのに対して、ここはひっそりとしてました
防空壕の確認は出来ましたか?
  1. 2012/08/15(水) 18:11:25 |
  2. URL |
  3. 106 #-
  4. [ 編集]

106さんへ

外観があまりに地味ですから、前まで来ても帰ってしまう人もいるかも知れませんね。
防空壕は見ていません。
  1. 2012/08/18(土) 10:05:44 |
  2. URL |
  3. 凛太郎 #-
  4. [ 編集]

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  1. 2012/08/15(水) 18:06:33 |
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