既に紹介した江島屋はわりと簡単に見付けることが出来ましたが、こちらの建物は見付けるのに、少々時間が掛ってしまいました。

本に載っているのは戸袋飾りの写真だけで、建物の全景の写真は載ってい無かったので、なかなか見付けられなかったのです。
やっと見付けた建物には、貸家の看板が掛かっていました。。

樹木が茂っていて、良く見えませんでしたが

樹木の間から、かろうじて戸袋飾りの銅板を垣間見ることが出来ます。

花札をやったことのある方なら、柳(雨)の20点の札の絵と言えば分ってもらえると思います。
小野道風と柳にカエルが描かれている筈なのですが、傘をさす小野道風の姿は確認出来るものの、柳の枝は無くなった部分もあるようです。
向って左下に居る筈のカエルは、枝葉で隠れて確認出来ませんでした。
この戸袋飾りを藤森さんは本の中で「戸袋飾りでは最高の作品」と称しています。

こちらの写真は銅製の化粧じょうご
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