先ずは外観を中心に紹介しましょう。

環翠楼の創業は慶長十九年ですので、歴史を遡ること四百年になります。
現在の建物は明治十七年に建てられたものを、大正八年に増改築したもので、直後の関東大震災にもびくともしませんでした。
特に大黒柱を使用せず、小柱・梁・筋交等を組み合わせる「総もたせ」は館内に独特の造りを見せています。
現在の後方にも通ずるような、その建築方法は、当時の有識者の注目を集めたと言うことです。

旅館と言うよりも、神社の様に見えますね。
紅葉が奇麗だったのは嬉しかったのですが、紅葉で建物が良く見えませんので

パンフレットに載っている夜景も載せておきます。

宿泊した部屋「早川」からの眺め。

環翠楼は木造にもかかわらず、何と4階建。
最上階は3室の大・中宴会場があります。

連続する窓が、なんともモダンです。



露天風呂へ続く階段
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