アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

旧つくばセンタービル ( オークラフロンティアホテルつくば )

かなり時間は経ってしまいましたが、去年の5月に行った 看板建築の町 石岡 の帰りに寄った筑波の写真です。

つくばセンタービルが竣工したのは1983年、僕が大学で建築の勉強をしている頃で、時流はポストモダンの真っただ中でした。
設計者は、当時日本だけでなく世界の建築界をリードしていた磯崎新氏。
磯崎氏の代表作としてだけではなく、ポストモダン建築の集大成と言える建物です。

つくばセンタービル①
筑波学園都市の中核として計画されたつくばセンタービルはホテル、銀行、商業施設の他、ホール等の公共施設も含んだ複合施設です。
それらの各施設は、カンピドリオ広場を模した広場を中心に、機能的に配置されています。
また、ちょうど筑波科学博覧会も開催された時期でもあり、この当時の筑波は、ある種の熱気に包まれていました。

つくばセンタービル②
カンピドリオ広場とは言っても、中央に騎馬像はありません。
ミケランジェロの踏襲ではなく、中心の喪失を意図したとか・・・。

つくばセンタービル③
「一度崩壊された秩序に、再度構成が持ち込まれる。この繰り返される反転。」
いったい、何のこっちゃ? と思ってしまう説明文ですが、難解な理論抜きでも充分に見応えのある広場です。

つくばセンタービル④
子供の水遊び場としても最適です。

つくばセンタービル⑫
広場の周りには飲食店も入っています。 築後30年近く経つ施設とは思えない綺麗さです。

つくばセンタービル⑬

      つくばセンタービル⑯
以下、難解なので現代の建築家≫磯崎新 (鹿島出版会)から抜粋します。
「ついに追いつくことのないタフネ。ついに辿りつくことのない不在郷の中心。」
「消滅による合一。 タフネとアポロンの物語は、見えない不透明都市の不在証明であるかも知れない。」

残念ながら僕の様な凡人には、全く理解できません。

      つくばセンタービル⑤

つくばセンタービル⑥
歴史的な古典様式純粋幾何学形態を取り入れたデザインは、当時流行したポストモダンの代表作と言われました。

つくばセンタービル⑦
正方形と正三角形の組み合わせ。

   つくばセンタービル⑧

つくばセンタービル⑪

      つくばセンタービル⑩
      正方形と半円・円の組み合わせ

つくばセンタービル⑨
ホテルの入口はかなり古典的。

つくばセンタービル⑮
ホテルロビー

つくばセンタービル⑭
商業施設部の廊下から、トップライトを見る。

難しい建築論を抜きにして、
何時まで居ても、飽きない施設でした。
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テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2013/03/28(木) 08:00:00|
  2. 建物探訪
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3

コメント

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  1. 2016/07/31(日) 18:07:32 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

木内様

こんにちは
この写真自体「オークラフロンティアホテルつくば 」に撮影の許可をもらって撮影したものではありませんが、それでも問題なければご利用ください。
  1. 2016/08/01(月) 00:14:35 |
  2. URL |
  3. 凛太朗 #-
  4. [ 編集]

Re: 木内様

> こんにちは
> この写真自体「オークラフロンティアホテルつくば 」に撮影の許可をもらって撮影したものではありませんが、それでも問題なければご利用ください。
  1. 2016/08/02(火) 15:54:38 |
  2. URL |
  3. 凛太郎 #-
  4. [ 編集]

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