
向後酒店
前回、記したような理由で、佐原の建物は僕の様な一元の訪問者では、なかなか新旧の判別がつきませんが、少なくともこの建物は、文化財には指定されていないようです。

妻壁に、少しだけ白木の痕跡あります。

看板がいい味を出しています。

この部分を見る限り、やっぱり古い建物のようです。

サクマ薬局 ( 旧方林堂 ) 竣工年 / 1933年 ( 昭和8年 )
佐原には日本家屋だけではなく、看板建築も残っていました。

三連の縦長アーチ窓に、平面が△のボーダーは、軒を飛び出して頭部も矢のように尖っています。

正面も側面もサインで一杯です。

中央頭部にはベディメントまでついて、サービス精神満載のデザインです。

吉原種苗店・ギャラリー酔夢館
この二棟も看板建築と言ってよさそうな建物です。

向かって左の吉原種苗店には、ほとんど装飾はありません。

ギャラリー酔夢館は左右非対称でやや表現主義的なデザインです。
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