アクトデザイン凛太郎のブログ

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植村邸 ( 江戸東京たてもの園 )

  今日も、江戸東京たてもの園の東ゾーンに建つ 看板建築 を紹介しましょう。

      植村邸③
      植村邸

まさに ザ 看板建築 と言えるような 看板建築、特に銅板葺の看板建築を代表する建物と言えそうです。

植村邸⑥
特徴ある外観の中でも、2階の窓上のアーチ部分に施された星形の装飾が一際目を引きます。

植村邸⑤
写真をクリックすると拡大します。
星形の中に見られる、UとSを重ねたマークは、この建物を建てた植村三郎氏のイニシャルだと考えられています。
デンテル ( 歯形の装飾 ) も見事です。

      植村邸①
アーチの後ろに見える、3階部分の腰折れ屋根 ( キャンブレン屋根 ) が、この建物に奥行きと重厚感を増す要素になっています。

    植村邸②

    設計者 / 不詳
    竣工年 / 1927年 ( 昭和2年 )
    旧所在地 / 中央区新富町2丁目11-11


今まで紹介した3棟の看板建築の旧所在地は、何れも看板建築のメッカと言っていい 神田 でしたが、この植村邸が在ったのは新富町だったんですね。
藤森照信氏著の「看板建築」によると、建築主の植村氏は金銀細工師で、本の取材時には「既に店をたたんで隠居生活をしていた」と記されています。元は1階が店舗か作業場だったとおもわれます。

植村邸⑦
内部の障子などには、かなり本格的な和風の要素が感じられます。

植村邸④
2階の窓手摺辺りのデザインもかなり和風の要素を感じます。

      植村邸⑧
   裏から見ると腰折れ屋根 ( キャンブレン屋根 ) の特徴がよくわかります。

植村邸⑩
次回は隣の大和屋本店を紹介します。
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テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2013/07/28(日) 08:00:00|
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