アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

最近読んだ本 今年の3月~9月

ここ半年で読んだ本を紹介します。
わりと沢山の本が読め、しかも何冊かのいい本と出会うことが出来ました。

まずは「ローマ人の物語」「十字軍の物語」でお馴染みの、塩野七生さんの本からです。
彼女の処女作でルネッサンスを生きた4人の女達、イザベッラ・デステ、ルクレツィア・ボルジア、カテリーナ・スフォルツァ、カテリーナ・コルネールの生涯を描いた「ルネサンスの女たち」
そして同じくルネッサンス期の風雲児チェーザレ・ボルジアの短くも激しい生涯を描いた「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」
塩野女史は自分では「私は学者ではない」と言っていますが、彼女以上に全ヨーロッパ史に通じ、深く読み取り続けている人が他に居るとは思えません。

村上春樹さんの最新作品「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
村上さんの作品にしては珍しく普通の物語で、村上ワールドが苦手と思っている方でも、割と読み易いのではと思います。
とは言え決して村上さんらしからぬ小説と言う訳ではなく、僕の評価はかなり高いです。
そして「ねじまき鳥クロニクル」
「海辺のカフカ」「1Q84」どこか通ずる感のある小説でした。

相場秀雄著の「震える牛」
題名からも想像できるように、BS問題や食品偽装を扱った、もっと堅苦しい社会派の小説だと思っていましたが、刑事小説としても充分楽しめる社会派刑事サスペンスと言えるような小説であり、いい意味で期待を裏切ってくれた傑作です。

原田マハ著「楽園のカンヴァス」
関西学院大学と早稲田で日本文学と美術史を学び、キュレーターとしての経歴を持つ彼女にしか書けない小説かもしれません。
かつて塩野さんの「ローマ人の物語」を読んで、ローマに興味を持ちましたが、今度は「楽園のカンヴァス」を読んで、ルソーやピカソ、美術史にも興味が湧いてきました。
確かに、ダン・ブラウン「ダ・ヴィンチコード」を彷彿させる内容でした。

三浦しをん著の「舟を編む」
松田龍平と宮崎あおい主演で映画化もされた話題の小説。
「辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を編んでいく」という意味らしい。一冊の辞書を作るのに、これ程の情熱と労力を必要とするとは、この本に出会わなければ、ちょっと想像出来ませんでした。そんな大変な辞書作りを、淡々とそしてほのぼのと描いた一冊。映画も是非見てみたいです。

湊かなえ著の「贖罪」
実に湊さんらしい小説と言っていいと思います。

有川浩著「海の底」
ドラマで観た「空飛ぶ広報室」あまりに面白く、彼女著の自衛隊三部作と聞いて読んでみました。内容は巨大化し、狂暴化したエビの大群が、横須賀の街を襲うと言う荒唐無稽と言えなくもないものでしたが、次第にストーリーに引き込まれて、興奮してしまいました。是非他の2作や「図書館戦争シリーズ」も読んでみたいです。

我孫子武丸著の「さよならのためだけに」
以前に読んだ「弥勒の掌」とは、だいぶ印象が違いました。 ラストは一寸みえみえでしたが、それでもいい終わり方なので、後味のいい小説です。

伊坂幸太郎著の「モダンタイムス」
「重力ピエロ」「オーデュポンの祈り」と比べると、やや悪ふざけが過ぎる気がしました。
伊坂さんの本は上記の2冊の他には「ラッシュライフ」「魔王」しか読んでませんが、今まで感じていた伊坂さんらしさとは、かなり違う印象の小説でした。

高村薫著「マークスの山」
映画化もドラマ化もされた、有名な小説ですが、意外と突っ込みどころがあり、僕にはそれほど面白いとは思えませんでした。

恩田陸著「木曜組曲」
この小説も鈴木京香、原田美枝子の主演で映画化されているようです。
僕は推理小説はほとんど読まないのですが、「これぞ推理小説」っと言ったストーリーです。

塩野七生さんや村上春樹さんの未読の本が少なくなってきた一方、この半年で今まで一冊も著作を読んでいなかった「震える牛」相場秀雄「楽園のカンヴァス」原田マハ「舟を編む」三浦しをん「海の底」有川浩などの作家に出会うことが出来ました。 秋の夜長は読書とDVD鑑賞に勤しみたいと思います。


        

        
  

スポンサーサイト

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2013/09/08(日) 17:31:26|
  2. 本の紹介
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://sumainoact.blog58.fc2.com/tb.php/1583-f800bca2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad