アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

「新国立競技場コンペ」のお粗末すぎる顛末

今朝の新聞に「新国立競技場 計画縮小」と言う記事が載っていました。
2020年に開催される東京五輪のメインスタジアムとなる「新国立競技場」設計コンペの当選案 ( ザハ・ハディド 設計 )をそのデザイン通りに建設した場合、予定総工費 ( 1300億円 ) を倍以上も上回る3000億円に達することが分かり、下村五輪相は「デザインそのものは生かし」規模を縮小する必要があると言っているようです。
設計コンペにおいて、当選案が予定総工費を超えることは良く聞く話ですが、深刻な財政難に陥っている現在の日本で、1700億円もの大幅過ぎる予算オーバーが認められるわけがありません。
そもそも予算を倍以上も上回る案など、当選案の資格がないのではないでしょうか?
落選案が予算を守った案なら、規模や仕上げや構造が全く異なるわけですから、当選案と比べて見劣りがするのは当然で、同じ土俵で争われたコンペにならず、当選者の責任と言うより、審査員の責任は重大です。

さらにこのコンペの応募資格は、新聞の一面を使って公募しておきながら、広く案を募集する公募とは名ばかりで、あきれるほどハードルが高い応募資格だったのです。

応募者の代表者若しくは構成員が次のいずれかの実績を有する者であること。
① 次のいずれかの国際的な建築賞の受賞経験を有する者
1) 高松宮殿下記念世界文化賞(建築部門)
2) プリツカー賞
3) RIBA(王立英国建築家協会)ゴールドメダル
4) AIA(アメリカ建築家協会)ゴールドメダル
5) UIA(国際建築家連合)ゴールドメダル
② 収容定員 1.5 万人以上のスタジアム(ラグビー、サッカー又は陸上競技等)の基本設計又は実施設計の実績を有する者


「応募資格にこれ程の高いハードルを設けておきながら」
「日本国内のみならず、海外からも有名建築家の審査委員を招いておきながら」
このお粗末な展開です。
審査委員を総入れ替えして、審査をし直してもいいのではないでしょうか?
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テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2013/10/24(木) 10:16:26|
  2. 一言 言いたい
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

酷すぎる!!

これは酷すぎますよね!
実現不可能なデザインを採用するなんて、呆れてものが言えません…
( ノД`)…
このデザインだと、今まで開催できていた大会も開催できなくなるとのこと…
http://matome.naver.jp/m/odai/2134291475565192401
このリンクも読んでみましたが…
今一度、新国立競技場のデザインは、考え直す必要がありそうですね!
私は神宮の杜が好きなので…今のままでもいいのですが…
オリンピックとなると、そうはいかないのでしょうね。
  1. 2013/10/28(月) 20:46:00 |
  2. URL |
  3. でれすけ #-
  4. [ 編集]

でれすけさんへ

このリンク、僕も読みました。
一般のマスコミは、何故このような報道をしないのでしょう。
ミノモンタもいいけど、少しは中身のある報道をしてほしいものです。
私感ですが、僕は今度のザハ・ハディド の当選案のデザインは、自転車用のヘルメットにしか見えず、四半世紀以前のSF映画を見ているようでもあり、ザハ・ハディド らしい斬新さも窺えずがっかりさせられました。
  1. 2013/10/29(火) 09:51:38 |
  2. URL |
  3. 凛太郎 #-
  4. [ 編集]

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