アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

窓の少ない閉じた家-②

窓の少ない、街に対して閉じた家はまだ沢山あります。

祖師谷大蔵の閉じた家
この建物は東と北側の2面が道路に面していますかが、1・2階の道路に面する外壁には、50cm程張り出した白い壁の側面に、わずかに縦長窓があるだけです。
セットバックした3階には大きな開口部が見えるので、外から見た印象とは反対に、室内には光があふれていそうです。
前面道路は車の通行量が多い通りなので、このデザインはうなづけます。

      南烏山の閉じた家①
この家の前面道路は北側ですが、北面からの採光は2階のハイサイドライトと

南烏山の閉じた家②
煉瓦タイル張りの塀に隠れた、玄関横の高窓だけです。
庭があると思われる南側には、恐らく大きな窓が開いているのでしょうが、街に対しては閉じている印象です。

代田のK邸 ①
こちらは安藤忠雄設計の城戸崎邸
この写真だと要塞のように見えるコンクリートの塊ですが、Rの壁の裏側はコートになっていて、室内の写真を見る限り、とても開放的で明るい空間を作り出しています。

寺町の閉じた家
この住宅も某有名建築家の設計です。
私道と思われる人のほとんど通らない道に面し、とても静かで落ち着いた地域に建っているのに、何故閉じなければいけないのか分かりませんが、思わず室内を見てみたくなる建物ではあります。

おまけ①
玄関のない 家②
何度も紹介した「道路からは全く開口部の見えない住宅」

玄関のない 家④
玄関があると思われる2階に上がる階段にさえ、蓋がされていると言う徹底ぶりです。

      おまけ②
      ダブルウォールの家①
10数年前に私が設計したWウォールの家も、街に対して閉じた家と言えるかもしれません。

     ダブルウォールの家2
道路に面する北面は、Wウォールガラスブロックで外部から遮断され守られています。

akane30-600s.jpg
但し室内は、高い天井と沢山の開口により、とても明るい空間になっています。

akane18.jpg

      akane16.jpg

このWウォールの家と同様に、外から見ると窓が少なく見える家でも、室内は開放的で明るい空間が広がっているのではないかと想像できます。 反対にガラス張りで開放的に見える住宅が、西陽や視線を避けるために、カーテンやブラインドが閉めっ放しになっているのも見かけます。
これから家を建てる方には、流行りやデザイン性だけを求めるだけではなく、家は家族がほっと落ち着ける団らんの場でもあるわけですから、設計者とよく相談をして、将来も見越した個性的で素敵な家を建ててもらいたいと思います。
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テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2013/11/22(金) 10:27:38|
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