
公益社書店
外観からは鉄筋コンクリート造の建物に見えますが、周りの同時代の建物は木造ばかり。もしも見た目通りに鉄筋コンクリート造なら、国府津では先進的な建物と言う事になります。

設計者 / 不詳
竣工年 / 1930年 ( 昭和5年 ) 前後
所在地 / 小田原市国府津3-10-8

前面と同様に、向かって左側面にも、前面と同じデザインの上げ下げ窓が並びます。
このあたりも、看板建築らしくない所以です。

正面頭部に施されたレリーフは、よく見ると店名の公益をデザイン化したもののようです。今まで見てきたモルタル造形の看板建築と比べても、最大級の大きさです。
今もでも現役の書店として営業しているわけですから、80年以上営業していることになります。
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