
だるま料理店 主屋
小田原の網元だった廣澤仁三郎氏が1893年( 明治26年 )に、相模湾で捕れた魚介類を中心に、刺し身、寿司、天ぷら等の日本料理店を創業したものです。

この建物は関東大震災で損壊した店舗を、二代目の廣澤吉蔵氏が1926年(大正15年)に再建したもので、2階屋根の正面に破風を重ねた比翼入母屋造り

玄関の唐破風屋根も見事です。

裏へ回ってみましょう

道路側とは一味違う表情が現れます。
設計者 / 不詳
竣工時 / 1926年(大正15年)
所在地 / 小田原市本町2-1-30
国登録有形文化財


肘掛け手摺 ( 高欄 )を支える、リズミカルに並ぶ持送りが目を引きます。

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