
片岡屋呉服店
この建物の詳細は建築年が震災直後の1925年 ( 大正14年 ) と言うこと以外は不明です。
一見、鉄筋コンクリート造の様にも見えますが、恐らくは木造2階建てだと思います。

設計者 / 不詳
竣工年 / 1925年 ( 大正14年 )
所在地 / 小田原市南町3-2-45
この建物の様に堂々たるデザインの看板建築は、家業が呉服店の建物が多い気がします。当時の呉服業は、恐らく時代の先端をゆく業種だったのでしょう。

中2つの窓と両サイドの窓都では、デザインは同じですが、幅が若干違うようです。

片岡屋呉服店の隣にも、入母屋造り・木造2階建ての青果店も残っています。
ポツリポツリではあるものの、質の高いレトロな建物が残っている東海道沿いですが、国府津の東海道沿いの建物の様に、何時突然に解体されてしまうか分かりません。
それと、もう一つ怖いのは、古い木造建築ならではの弱点である「火災」です。
片岡呉服店の2建隣でも、つい最近火災があったようで、黒焦げになった無残な焼け跡が残っていました。一歩間違えれは、この建物も危なかったわけです。
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