アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

太陽光発電機の設置 ②

先週の読売新聞に「太陽光発電 群がるマネー」と言う見出しの記事が載っていました。
「一年半前に導入された太陽光などの再生可能エネルギーを電力会社が買い取る制度に、高値保証の利益を当て込んだ業者が続々と参入し、太陽光発電市場はソーラーバブルの様相を呈し、そのツケは電気代として国民が負うことになる。」と言う趣旨の記事でした。
想像していた以上に、太陽光発電のブームは広がっていたようです。
この記事に書かれている太陽光発電は、休耕田などを利用したメガソーラー(大規模大陽光発電所)のことで、一般住宅等の屋根に取り付けている太陽光発電機のことではありませんが、買取価格は欧州の3倍も高く、中国を始めとする海外企業が日本に進出する後押しになっているようです。
この記事ように、空き地や休耕田に設置する場合は問題はないのでしょうが、建物、特に既存の住宅の屋根に太陽光発電機を設置する場合は、雨漏りなどのクレームの原因になることが多く、気を付けなければなりません。
一般家庭を対象に電話営業などをしている業者には、ブームを見込んだ新規参入の会社が多いので、特に注意が必要です。
私の家にも、時々電話での営業がありますが、彼らはあたかも専門家のようなふりをして色々と説明してきますが、ちょっと専門的な質問をすると、しどろもどろになったり、的外れの答えを自信たっぷりに話す人ばかりです。実態は昨日今日転職して建設業界に来た営業マンが多いのだと思います。
太陽光発電についてもですが、特に建物についての知識がなさ過ぎます。
建物の構造は、大きく分けると鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造があり、屋根形状には切妻、寄棟、片流れ等の勾配屋根と、屋根が平らな陸屋根が有ります。
屋根仕上げ防水方法にも色々な組み合わせがあります。
勾配屋根には瓦葺き、スレート葺、金属葺が一般的です。
一見単純そうに思える陸屋根にも、アスファルト防水、塗布防水、シート防水、FRP防水などがあり、外断熱の場合や押えコンクリートがある場合など、実に様々な組み合わせが存在するのです。
太陽光発電機には詳しくても、種類が多く組み合わせも様々な建物についての知識は、技術者ではない営業マンや、経験の少ない新規参入業者では不足しているのは、仕方無い気もしてきます。

ルーネス南烏山の太陽光発電機の施工風景です。

太陽光①
先ずは外断熱仕様のシート防水の断熱材と防水シートに円形の穴を開けます。

太陽光②
明けた穴に、基礎の足となる部品を挿入

太陽光③
太陽光発電機の基礎となるシート防水のメーカー(アーキヤマデ)の専用部材部材をしっかりと貼り付けます。

太陽光④
更に、雨水が防水層の下に入らないように、基礎の廻りをシールします。

太陽光⑤
打ち込みアンカーで、コンクリートスラブに固定

太陽光⑥
設置した基礎の上にレールを載せ、27枚 ( 6.5KW ) の京セラ製の太陽電池モジュールを載せて完成です。

販売業者のステラ株式会社だけでなく、既存建物の施工をした山本工務店や、防水メーカーのアーキヤマデにも参加してもらい、何度も打ち合わせを重ねたおかげで、屋根防水の10年保証も継続することが可能となり、ようやく設置が完了しました。
ご自宅の屋根に太陽光発電機の設置を考えている方は、知識不足の業者に依頼することのないように、充分に気をつけて下さい。直ぐに「出来ます」と言う業者には要注意です。

太陽光発電機の販売・設置    ステラ株式会社
シート防水上の基礎        アーキヤマデ
太陽光発電機            京セラ


スポンサーサイト
  1. 2014/04/16(水) 20:06:04|
  2. 最新現場状況
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://sumainoact.blog58.fc2.com/tb.php/1649-b20e49c3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad