
戸越銀座商店街には期待した程古い建物は残っていませんでしたが、それでも東西に1km以上長く伸びた商店街には、何棟かのレトロな建物が残っていました。
戸越銀座駅の西側では、目につく建物はなかったので、踏切を渡り西品川方面に向かいます。

整体東京 ( 品川区平塚1丁目-7 )

お茶とのり 一露園 ( 品川区平塚1丁目-6 )
シンプルでシンメトリーのデザインのモルタル造形の建物。
間口は共にニ間。 着色と非着色の違いはあるものの、左右に施された戸袋が特徴です。
第二京浜を渡って更に進むと、二棟並んでレトロな建物が見えてきました。

ポニー美容室 ・ なかむら家履物店 ( 品川区戸越1丁目-16 )
間口は3.間半?
やはり左右対称で戸袋が三つも施されています。

やはりシンプルなモルタル造形の建物ですが、建物正面のパラペット頂部には、先ほどの建物にはなかった装飾が施されています。

隣の建物にはモルタルに着色されているので派手な印象。 パラペット頂部には隣と同様の装飾があり、赤茶の縦模様も目を引きます。
隣の建物そうですが、パラペットを正面だけに板状に立ち上げるのではなく、左右に半間程折り曲げているところが、商店建築としての風格と、モルタルを施した本来の目的の一つでも有る、防火性能も高めています。

この建物は間口は隣の建物より広い四間ですが、着色された戸袋は二個で、左右ではなく真ん中に寄せています。


なごや金物店 ( 品川区戸越2丁目-5 )
間口三間で左右対称。 水平線を施したモルタル造形の建物。

青物 (有) むさしやセンター ( 品川区戸越2丁目-5 )
この建物の間口は四間でしょうか? 向かって右側の窓には欄間窓が設けられているので、左右対称では有りません。
三つの戸袋には着色されていますが、かなり色が薄くなっています。
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