先ずは国際通り沿いのタイガービルへ

タイガービル
何と改修中で正面にはシートが掛けられていて、外観を特徴づけている丸窓やスクラッチタイル、正面の頂部 パラペットを飾るレリーフを見ることは出来ませんでした。
設計者 / 不詳
竣工年 / 1934年 ( 昭和9年 )
所在地 / 東京都台東区蔵前4丁目30−7
登録有形文化財 ( 建造物 )

中央の1階店舗の出入口はシャッターが閉まっていましたが、開いている出入口も有り、店舗は営業中でした。

正面はシートで何も見えないので、シートの掛かっていない裏側へ回ってみます。
タイガービルは建設当初はエレベーター付の高級賃貸集合住宅として建てられた震災復興建築の一例です。

国際通りを渡り、江戸通りと地下に都営大江戸線が走る通りとの三角地帯へ

青木印刷 台東3丁目
事前にストリートビューで見付けていた、銅板葺の建物です。

銅板葺で正面のパラペットが立ち上がっていないので、看板建築とは言えませんが、軒先周りには銅板でコーニス風に装飾が施されています。
間口3間で外壁は銅板葺、亀甲文様で銅板葺の戸袋飾りが施された、和瓦葺寄棟屋根の日本家屋です。

亀甲文様の戸袋飾り。

奥行きも結構ありそうです。

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