アクトデザイン凛太郎のブログ

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ローマ散策 - 10 ヴィスタ神殿 サンタ・マリア・イン・コスメディン教会 チルコ・マッシモ

ローマ市街の地図を見ると、テヴィレ川に架かるパラティーノ橋を渡ると、直ぐ目の前にパラティーノの丘が在るように見えますが、最初に出会ったのは、小さな円形の神殿でした。

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かまどの女神ウェスタを祀るヴェスタ神殿は、ローマに現存する大理石の神殿としては最も古い遺跡で、紀元前2世紀後半に建てられた20本のコリント式の柱で囲まれた神殿です。

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最初の写真は神殿の裏側でしたが、表側に回ってみても、縦長の開口部以外のデザインは裏側と同じでした。

振り返ると、背が高くて美しいロマネクス様式の鐘楼が目を引く教会が在ります。
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サンタ・マリア・イン・コスメディン教会

教会の前には行列が出来ています。
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この教会の創建は6世紀頃、8世紀に教皇ハドリアヌス1世によって増築されました。
12世紀に正面入り口と7層の鐘楼がつけ加えられ、その後、正面ファサードは一時バロック様式に改築されますが、1899年に元のロマネスク様式に復元されたそうです。

行列の理由は
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真実の口
ウソつきがこの口の中に手を入れると噛む」という言い伝えがある「真実の口」は、映画「ローマの休日」でも有名ですね。
しかし、その実態は柱廊玄関にあった下水道マンホールの蓋と言う説が有力で、海神トリトーネの顔が彫られています。

行列に並ぶと時間が掛かりそうなので、自分が嘘つきかどうかを確かめるのは諦めて、教会の中に入ってみました。
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聖堂の内部は三廊式のバシリカ式、床はコズマーティ様式大理石モザイクで飾られています。
地味な印象を与える木造トラス構造の小屋組ですが、当時のまま残っていることから貴重とされているそうす。

パラティーノの丘を左手に見ながら、古代の競技場跡をカラカラ浴場へ向います。
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チルコ・マッシモ
チルコ・マッシモ最大の競技場を意味するそうですが、その名の通り、目の前に広がる競技場の跡地は実に広大です。

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競技場跡の左手に見えるバラティーノの丘には、初代皇帝アウグストゥス帝の邸宅跡の他、皇帝たちの邸宅跡が並びます。
皇帝たちはパラティーノ丘の邸宅から競技の模様を眺めることが出来たとか・・・?

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競技場は中央分離帯の柵が設けられただけの仮設の木造競技場として、すでに紀元前7世紀後半から6世紀にかけて存在していました。
紀元前4世紀には木造出走門が設けられ、大きく発展したのはカエサルの時代以降。
壮大な常設競技場を造るために何度も改修や増築が行われ、アウグストゥス帝はエジプトから運び出した紀元前13世紀のオベリスクを、競技場の中央分離帯に立てたり、アウグストゥス帝の右腕であったアグリッパは、周回数カウント装置青銅像を加えました。
トラヤヌス帝の時代には、コンクリートの躯体を大理石化粧漆喰で仕上げた想定収容人数30万人という世界最大の公共娯楽建造物になっていました。

トライアヌス帝の時代には全長620m、幅200mもあり、「ローマの休日」と同じ、巨匠ウイリアム・ワイラー監督の映画「ベン・ハー」でも知られる4頭立ての馬車による戦車競技も行わました。

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ディオクレティアヌス帝の時代には、観客席の上層部が崩壊して1万3000人が死亡するという事故が起りますが、357年にはコンスタンティウス2世がこの地を訪れた際に、ローマ最高のオベリスクを建てています。

しかしその後は、破壊と教会等の建設用の建材として略奪され続けた為、今では過去の栄光の面影は、競技場のコーナー部分のごく一部にしか見ることは出来ません。

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ローマの彼方此方で見掛ける松の木らしき木
チルコ・マッシモの横の道路沿いにも植えられていて
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競技場跡には大きな松ぼっくり ( ピーニャ ) が沢山落ちていました。

※ この記事内の説明文は 「Wikipedia」 を参照しています。
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  1. 2016/05/06(金) 11:41:38|
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