宿泊しているホテル近くのテルミニ駅から、地下鉄でオッタヴィアーノ・サン・ピエトロ駅まで移動。
地下鉄は東京のラッシュ時間並みの大混雑で、終始すし詰め状態なのには驚きました。
9時に予約をしていましたが、美術館を取り巻くような大行列が出来ていて、何処に並んでいいのか分からなかったので、とりあえず入口まで行って、係員らしき人にチケットを見せると、予約時間の30分も前だったのにも関わらず、館内に入ることが出来ました。
大変ラッキーだったのですが、急いでいたのと、あまりにすんなり入館出来てしまったので、入り口付近の写真を撮る機会を逸してしまいました。

エジプト美術館の入り口辺り
チケット売り場を通り、エントランスホールのある階から階段とエスカレーターで上階へ上ると、中庭のようなところ、恐らく屋上なのだと思われる場所に出られます。
トイレに探してミュージアムショップの方へ行くと

ジョゼッペ・モーモの螺旋階段
1932年にジョゼッペ・モーモがデザインした華麗な螺旋階段です。
降りてみようかと思いましたが、誰も人が居ないのと、時間がないので諦めました。
メインの同線とは外れた場所に在ったので、トイレに行こうと思わなければ、見逃してしまうところでした。
先ずはピナコテカ ( 絵画館 ) へ

18の展示室があり、中世からルネサンス期の絵画やタペストリーが展示されています。

第8室

第8室にはラファエロの作品が並んでいます。
「フォリーニョの聖母」 「キリストの変容」 「聖母の載冠」

「キリストの変容」は上下構成の作品
上部 / キリストが神の子であると告げられ3人の弟子がひれ伏す場面。
下部 / 悪魔に取り憑かれた少年に奇跡を起こす場面。

「聖ヒエロニムス」
第9室のレオナルド・ダ・ヴィンチ作の未完成のも必見です。

他にも沢山の名画が展示されていますが、絵の写真を撮っているときりがないので、次はピーニャの中庭へ

ピーニャの中庭
中央に置かれた 直径4mのブロンズ製の球体のオブジェは、1990年に制作されたアルナルド・ポモドーロ作の球体のある球体(Sfera con sfera)。

ピーニャとは松ぼっくりのこと
巨大な壁龕に、ブロンズ製のピーニャが設置されています。
1~2世紀に噴水の吹き出し口として作られ、旧サン・ピエトロ大聖堂の中庭に移設、1608年に現在の位置に設置されました。

ピーニャのある壁龕と対面部
※ この記事内の説明文は「週刊ユネスコ 世界遺産」 「わがまま歩き29 イタリア5都市」 「イタリア旅行記 ヴァチカン美術館」 「ROMAの休日」「早春のイタリア旅行記」を参照しています。
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