
ギリシャ十字間から円形の間方向を見る
床のモザイクはアテネの胸像です。

エジプト美術館を通ってピオ・クレメンティーノ美術館へ向かいます。


たぶんこの辺からピオ・クレメンティーノ美術館だと思います。
ピオ・クレメンティーノ美術館には、古代ギリシャ・ローマ時代の彫刻が飾られています。

パンティオンに似たドーム天井

シモネッティ設計の八角形の中庭へ出ました。
八角形の中庭は周囲に回廊が巡らされ、そこに沢山の彫刻が飾られています。

チグリス川像

ラオコーン像
沢山の彫刻の中で、一番有名なのはこのラオコーンだと思います。
古代ギリシャ時代の作品で、ロードス島の彫刻家により制作されたもので、16世紀にローマで発掘され、ミケランジェロらルネサンス期の芸術家に影響を与えた作品です。

ベルヴェーレのアポロン像
紀元前330年頃にアテネに置かれていたブロンズ像を、130年後に模して彫られた大理石像。
古代芸術の中でも最高峰の作品と言われています。


再び室内へ


ムーサ達の間

天井にはトンマーゾ・コンカ作のフレスコ画が描かれています。

ベルヴェデーレのトルソ

円形の間
このドーム天井もパンティオンに似ています。
18世紀にシモネッティによって設計されたこの部屋は、部屋の周囲にぐるりと壁龕を配し、ブロンズや大理石の彫像が置かれています。

中央に置かれた巨大な杯は、希少な赤大理石の一枚岩で造られ、床のモザイクは ウンブリアのオトリコーリ浴場のモザイクの床だったとか。
※ この記事内の説明文は「週刊ユネスコ 世界遺産」 「わがまま歩き29 イタリア5都市」 「イタリア旅行記 ヴァチカン美術館」 「ROMAの休日」「早春のイタリア旅行記」を参照しています。
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