階段を上がり東棟の3階へ

階段を上がりきった最初のホールにはローマ皇帝や聖人と思われる彫像が置かれています。

確信はありませんがトライアヌス像かな?

こちらはキリスト教の聖人像でしょうか?
ここからは東棟3階の第一回廊 廊下の北端には

これはケンタウロスがギリシャ神話の神の誰かに、虐められてる場面か?

第一回廊の階段近くから南側 ( 第二回廊方向 ) を見る


廊下の展示室側の壁には彫像と絵画が
ウフィツィ広場側の壁には彫像が飾られています。
最初の扉から第2展示室へ入ります。

荘厳の聖母 マエスタ チマブーエ作 1279-1280年頃 第2室

聖母子像 ドゥッチョ作 1285年頃 第2室

東方三賢王の礼拝 ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ作 第6室

第5室

聖母戴冠 ロレンツォ・モナコ作 1414年頃 第5室


幾つかの展示室が改修工事で閉鎖されていて、絵画の展示してある部屋が、ガイドブックに載っている本来のものとは、かなり違っています。
以降は写真に収めた順序通りにアップして行きます。
一旦廊下に出てからトゥリブーナと呼ばれる、8角形のメディチ家秀作コレクションの飾られている部屋へ

トゥリブーナ 第18室
この部屋には入れず、外から見るだけです。

天井を真珠貝で飾った美しいトゥリブーナは、ブオンタレンティの設計。

ウルビーノ公夫妻の肖像 ピエロ・デッラ・フランチェスカ作 1465-1466年
本来は第8室に展示されている筈の作品ですが、第18室に当たるトゥリブーナの後に撮っているので


東棟と西棟を結ぶ第二回廊も彫像が並んでいます。

第二回廊の西端からヴァザーリの回廊とヴェッキオ橋を見る

第二回廊から西棟の第三回廊を見る。


聖母子と二天使 フィリッポ・リッピ作 1465年
本来は第8室に展示されている筈の作品ですが第34室辺りに展示してあったと思います。

西棟第3回廊 第35室の前辺り

第35室

聖家族 ミケランジェロ作 1504年頃 第35室

第38室

ヴィーナスの誕生 サンドロ・ボッティチェッリ作 1485年
本来は第10-14室の展示ですが、第41室の展示だったと思います。

ポルティナーリ祭壇画 フーホー・ヴァン・デル・フース作 1476-1478年
本来は第10室の展示ですが、第41室の展示だったと思います。

春 サンドロ・ボッティチェッリ作 1477-1478年
本来は第10-14室の展示ですが、第41室の展示だったと思います。


マニフィカトの聖母 サンドロ・ボッティチェッリ作 1483-85年

西棟第3回廊 ニオベの間 第42室の前辺り

ニオベの間 第42室
ニオベとはギリシャ神話に登場し、子沢山を自慢した為に、子供を全員殺されてしまった母親だとか?




第3回廊の北端
バチカンのピオ・クレメンティーノ美術館のラオコーンとそっくりな彫像です。
何故ここにラオコーンがあるのかと言うと、ロレンツォの息子である法王レオーネ十世が、フランス王との講和の手土産に法王庁が所蔵していたラオコーンを利用しよとしたのですが、本物はもったいないとでも思ったのか、そっくりな模像を造らせたのが、古代彫刻はフランス王の趣味に合わずに手元に残ったのだと言うことです。

フィレンツェ名物のイノシシ像も在りました。

ここは何処だだったけ?
これで3階の展示室 ( 第1室 ~ 第45室 ) までを見学し終わりました。
次回は、西棟2階へ下りて、改修中だった展示室の作品と特別展の作品を見学します。
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