
レオ10世の間
以下5枚の写真は、「レオ10世の間」の周りの部屋の写真だったと思うのですが、記憶違いでしたら御免なさい。



四大元素の間 (上下共 ) ヴァザーリ作
四大元素とは、火、水、空気、土のことだそうです。


どの部屋も美しい絵画と天井画で飾られており、部屋ごとに格天井の形態が変えられています。

イルカと戯れるプット像 ヴェロッキオ作 (中二階15室?)
ミケロッツィの回廊の噴水を飾る銅像のオリジナルはここに在りました。
この後も、美しい天井画の小部屋?が続きます。


エレオノーラの礼拝堂 エレオノーラはコジモ1世の奥方。
中央の絵は 十字架降下 ブロンズィーノ作
この部屋は、壁と天井に隙間なく絵画で埋め尽くされていて、部屋そのものが絵画で出来ているようです。



この辺りの部屋の天井の構成は似ています。 上下は同じ部屋


ヴォールト天井のこの部屋は、さしずめ黄金の礼拝堂とでも言ったところでしょうか?


やや広めの部屋に出ました。 この部屋の装飾は一段と豪華です。


天井の黄金は、眩いばかりに輝いています。

ゆりの間
ゆりの間 とこの後に紹介する 地図の間 は、書記局に隣接していたことから、フィレンツェ共和国の事務官だったニコロ・マキャヴェリの過ごした場所だとか?

ユディットとホロフェルヌス ドナテッロ作
壁のブルーが印象的です。
壁の模様が百合の模様だから、「ゆりの間」と呼ばれるらしいです。


地図の間
3階を見学していくと、最後に壁に53枚の地図が飾られてる地図の間に出て来ます。
16世紀にフランチェスコ会修道僧エニャツィオ・ダンティとステファノ・ブオンシニョーリによって描かれた作品です。
これらの地図は当時の地理学の重要な資料でもありますが、写真中央の地球儀は、紙が黒化してしまって真っ黒です。
黄金の天井ばかりを見続けてきたので、地図の間の天井はシックで、何とも居心地が良く感じられます。

地図の間から続くこの部屋は、フランチェスコ1世の妻 ビアンカ・カッペッロの部屋でしょうか?


これで ヴェッキオ宮殿 の散策は終わりです。
次は サンタ・クローチェ教会 へ向かいます。
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