
通路と言うより、広場と言っていい程の広さがあります。

溜息の橋 の撮影スポットでもある パリア橋 を渡ってスキアヴォーニ河岸へ。
パリア橋の上に見える大勢の人達は、溜息の橋 をカメラに収めようとしている人達です。

パラッツォ・ダンドロ
14世紀の後半に、歴代のドージェ ( 総督 ) の中でも名高い エンリコ・ダンドロ一族の邸宅として建てられたもので、1822年にホテルに改築されて以来、ホテル・ダニエリ としてヴェネツィア最高級のホテルとして営業を続けています。
濃い肌色の外壁と、ドゥカーレ宮殿 でも見られる ヴェネツィアン・ゴシック様式 の特徴と言える 四つ葉状柱頭 が目を引く外観です。

この写真は後日、ムラーノ島に向かう水上バスから撮ったものです。
私は内部を見学するつもりはありませんでしたが、妻が「ちょっと待ってて」と言い残して、ホテルの制服を着た年配のドアマンらしき人に何か話しています。 ほんの数秒で話はついたようで、年配のドアマンらしき人は、こちらをちらっと見て微笑みながら頷いています。
何と妻が片言のイタリア語で、ロビーを見学していいか聞いてくれていたのです。

出典「ユネスコ 週刊世界遺産2 ヴェネツィアとその潟」
ロビー内には沢山の宿泊客が居たので、写真を撮るのははばかられたので手持ちの資料から
建築当時、豪華さを競い合うように建てられた貴族達の邸宅の中でも、その豪華さは他を圧倒したそうです。
ドージェの邸宅だった当時は、迎賓館としての役割もあり、各国の王侯貴族も滞在しただろうこの建物は、ホテルに改修されて以降は、各国の芸術家や作家などの定宿になっています。
一度 サン・マルコ広場 に戻り ムーア人の時計塔 の下を潜って リアルト橋 方向へ

運河を何度も渡り、細い路地を歩いていると絵になる撮影スポットに出会います。

リアルト橋の直ぐ東側に、ちょっとした広場が見えて来ました。

カンポ・サン・ボルトロミオ ( 聖ボルトロミオ広場 )

南北に長細い広場の隅に銅像があります。

いったい何方の銅像なのか? 聖ボルトロミオの像ではなさそうです。
聖ボルトロミオ広場 から リアルト橋 は渡らず、北方向へ向かいます。

次日に見学する予定の カ・ドーロ の裏当たりの通り。

道路や広場に面する建物も、運河沿いに建つ建物と同様に、開放的なデザインの建物が並んでいます。
4階部分だけが、階下の窓のデザインと異なるのは、4階部分が増築だからなのかもしれません。
この辺りで手頃なレストランを探しましたが見つかりません。

聖ボルトロミオ広場 に戻り、仕方がないので昼食はピザで済ませました。
※ この記事内の説明文は「Wikipedia」「週刊ユネスコ 世界遺産 ヴェネツィアとその潟」「Google マップ」等を参考または参照しています。
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