サン・マルコ大聖堂 の内部の写真は、外観の写真と一緒に前日に紹介済みです。
コッレール博物館 の内部の写真は撮影禁止だったので撮れませんでした。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 も見学したいと思っていましたが、友人達へのお土産をまだ買えていなかったので、ヴェネツィアングラスの島、ムラーノ島へ渡ることにしました。
ムラーノ島 へ向かう、水上バスからの風景です。

ホテル・ダニエリ

左端に ドゥカーレ宮殿 と サン・マルコ鐘楼 が見えます。
写真中央は ホテル・ダニエリ。

左側のオレンジ色の建物 / Hotel Savoia & Jolanda ( 4つ星ホテル )
上の建物の右隣りの黄色い建物 / ホテル パガネッリ ( 3つ星ホテル )
中央右側の白い建物 / Hotel Londra Palace ( 4つ星ホテル )

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂
ジャルディーニ ターミナル 辺り カステッロ地区

Biblioteca di Studi Adriatici BSA - ISMAR CNR ( 図書館 )
サン・ピエトロ島 を過ぎた辺り カステッロ地区

アルセナーレ - ヴェネツィア国立造船所 ( 一部現博物館 )
この辺りが、アドリア海の女王 と呼ばれる程のヴェネツィア共和国海軍を支えた、国営造船所 です。
1104年にヴェネツィア共和国により設置された国立造船所で、オスマントルコとの戦争状態に入る15世紀頃が最盛期で、2万人もの労働者が勤務していました。
現在は一部が海洋史博物館として公開されている以外は、未公開の遺構として保存されています。


水上バスは、半島の様に突き出した国営造船所をぐるりと左回りに岸沿いを進みます。
倉庫の様な建物も見えて来ました。
アルセナーレ北~チェレスティア停留所 の間 カステッロ地区

Ristorante La Serenissima ( レストラン )

CA Del Console ( ホテル ) + TRANSFORMATIA

ローマでは頭だけが白い烏を見ましたが、ヴェネツィアでは頭だけが黒い水鳥を見付けました。
城壁の様に続く、長い煉瓦の壁が終わると、教会の鐘楼が見えてきました。
チェレスティア停留所 の手前辺り カステッロ地区

サン・フランチェスコ・デッラ・ヴィーニャ教会
ここまでは、アルセナーレ造船所跡 を左手に見ながら、海岸線近くを進んで来ましたが、フォンダメンテ・ノーヴェ停留所 の所で、水上バスは右に90度舵を切り、ここからは真直ぐにムラーノ島に向かって進んで行きます。
フォンダメンテ・ノーヴェ停留所 辺りを見る カステッロ地区

サンタ・マリア・アッスンタ・アイ・ジェズイーティ教会 の鐘楼が見えています。
左後ろを振り返り、本島北部海岸を見る
オルト停留所 辺りを見る カンナレージョ地区

マドンナ・テッロルト聖堂鐘楼

本島とムラーノ島とは、最短距離では数キロ程度しかなく、中間辺りにサン・ミケーレ島があります。
海とは言え、ラグーナ ( 潟 ) 内は浅瀬が殆どなので、水上バスの航路は海中に打ち込まれた木杭によって示されています。
かつては、アドリア海の女王と呼ばれ、世界一と言ってもいい程の海軍力を持った時期もあったヴェネツィア共和国ですが、外敵に攻め込まれた時には、この木杭を全て引き抜き、敵の大型艦を座礁させて侵入を防いだのです。

サン・ミケーレ島

サン・ミケーレ・イニーゾラ聖堂 マウロ・コドゥッチ設計 1469年建設開始
サン・ミケーレ島は、ヴェネツィアの墓地の島と言われています。
ムラーノ・コロンナ停留所 から ムラーノ島に上陸です。

ムラーノ島は、大まかに言うと、幅の広い運河によって分割された大・中・小の3つの島から出来ており、更に小運河により7つの島に分かれています。
ムラーノ・コロンナ停留所は、大・中・小の中に当たる島に在り、島全体の南端の先端で、本島に最も近い位置に在ります。
中の島は、小運河で二分され、運河の両側にはヴェネツィアングラスの工房と店舗がずらりと並んでいます。

店が多いからと言って、同じようなものばかりを置いている訳ではなく、各々の工房で作ったオリジナルグラスを置いているので、一軒一軒見てしまうと、楽しくてなかなか前に進みません。

時計塔 + オブジェ in サント・ステーファノ広場
更に少し進むと、大と中の島を分ける幅広の運河に出ます。

運河に掛かるロンゴ橋から、前の写真のサント・ステーファノ広場の時計塔を見る。

この写真もロンゴ橋の上から撮っています。

ロンゴ橋を渡り、一番大きな島の運河沿いの道には、ガラス工房と飲食店も並んでいます。

さほどお腹は空いていなかったのですが、時間は午後2時を回っていたので、橋向こうの散策は程々にして、サント・ステーファノ広場に在ったレストランに戻ることにしました。

ラビオリとビールを注文しました。ちょっと足りないと思いましたが、パンもついてきたので、十分でした。

食後にオブジェの前で記念撮影し、既に目を付けていた何軒かの店で検討を重ね、ヴェネツィアングラスのお土産を決めることが出来ました。

後は、ここで購入したヴェネツィアングラスの大皿に敷くレースを求めてサン・マルコ広場へ戻ります。
レースもガラス細工と同様に、ヴェネツィアの名産物すよ。
※ この記事内の説明文は「Wikipedia」 「週刊ユネスコ 世界遺産 ヴェネツィアとその潟」 「21世紀シリーズ ヴェネツィア」 「海の都の物語」 「Google マップ」等を参考または参照にしています。
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