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アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

ヴェネツィア散策 - 31 カンナレージョ、サンタ・クローチェ、サン・マルコ地区 散策

今回でヴェネツィア散策の最終回。
ローマ~フィレンツェ~ヴェネツィアと巡った、イタリア旅行の最終回でもあります。

ムラーノ島からの帰り道は、サン・マルコ広場には戻らずに、お土産のヴェネツィアングラスを置く為に、一度ホテルの在るサンタ・ルチア駅方面に向かう水上バスに乗船し、フェローヴィア停留所 の一つ手前の グリエ停留所 で下船しました。

グーリエ橋 の上  カンナレージョ地区
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カナル・グランデ方向を見る。
右に見える鐘楼 / サン・ジェレミア教会 ( 紹介済み )
鐘楼の下の白い建物 / ラービア館 ( 紹介済み )

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橋の上から180度見返り。

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初日の夜に食事をしのは、グーリエ橋の少し先のレストランでした。
夜とはかなり雰囲気が違います。

ホテルに戻った後、サン・マルコ広場の近くに在ったレース店を目指して直ぐに出発です。
ホテルからだと、カナル・グランデの対岸のサンタ・クローチェ地区は見ていなかったので、地図を頼りにこの地区を散策し、時間を見ながら何処かで水上バスを利用することにしました。

スカルツィ橋 の上  カンナレージョ地区~サンタ・クローチェ地区
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スカルツィ橋から、カナル・グランデを見る。
左岸の鐘楼とドーム / サン・ジェレミア教会
左端には私達が宿泊したホテル・プリンチペも見えます。

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180度振り返って、サン・タルチア駅方向を見る。
緑のドーム / サン・シメオン・ピッコロ教会

スカルツィ橋 を渡って、まだ足を踏み入れていない サンタ・クローチェ地区 へ。

カッレ・ルンガ通り  サンタ・クローチェ地区
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スカルツィ橋から直線で繋がるカッレ・ルンガ通りから覗いた路地。

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カッレ・ルンガ通りの突き当り方向を見る。

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カッレ・ルンガ通りの店舗の看板

マリン川  サンタ・クローチェ地区
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突き当りの手前を左折し、橋の上から マリン川 を見る。

カッレ・ベルガミ・サン・クローチェ通り  サンタ・クローチェ地区
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サン・シメオーネ・アパートメント
サン・シメオーネ教会を通り過ぎ、狭いトンネルの様な路地の途中で、左手に見えた広場の様な空間です。
丁度、ホテル・プリンチペの対岸辺りの場所に当たる場所だったらしく、広場の向こうにプリンチペが見えています。

リスタ・バーリ通り  サンタ・クローチェ地区
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サン・ザン・デコラ川  サンタ・クローチェ地区
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サン・クローチェ通りを進むとサン・ザン・デコラ川に架かる橋に出ました。

橋を渡ると、目の前に広場と教会が見えて来ます。
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サン・ザン・デコラ教会 in サン・ザン・デコラ広場

時間は午後5時半を回った頃です。
この辺りはご覧の通り、周りに観光客は殆ど居なくなってしまいました。
サン・ザン・デコラ広場を通り過ぎた後は、急いでいたのと、似たような景色が続いたいたからだと思いますが、写真を撮ってないことが、今にして思うと残念です。

ペスカリア広場  サン・ポーロ地区
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リアルト・マーケット
魚市場ファッブリケ・ヌオーヴェ館 の間の広場で開かれている市場です。
時間が遅い為かこの時は人けは殆ど在りませんが、青果や野菜、乾物や生花も並ぶ活気ある市場です。

既に6時近くなっていたので、歩いてサン・マルコ広場に行くのは諦め、近くのリアルト・メルカート停留所から水上バスに乗ることにしました。

リアルト・メルカート停留所  対岸 / カンナレージョ地区
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左奥の建物 / ミアーニ・コレッティ・ジュスティ館
ミアーニ・コレッティ・ジュスティ館の右隣の建物 / カ・ドーロ (黄金の館 )
カ・ドーロの右側の薄茶色の建物 /
 ペーザロ館 - Hotel Pesaro Palace ( 4つ星ホテル )
ペーザロ館の右側の肌色の建物 /
 サグレード館 - Ca' Sagredo Hotel ( 5つ星ホテル )
サグレード館の右側赤茶屋根の小さな建物 /
 フォスカリ・ダル・プラ館 ( 4つ星ホテル )
中央から右側の建物群 / ヴァルメラーナ館 ( 美術館 )

この後は、水上バスからの写真は撮っていません。
サン・マルコ広場の周りに点在する、レース店で最後のお土産を買い、帰り道は水上バスは利用せずに、先ずはリアルト橋まで歩き、橋を渡ってからは先程歩いた道を通ってスカルツィ橋を目指しました。
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(注 : この写真は買い物をした店ではなく、スカルツィ橋の近くの店の写真です。)

リアルト橋の上と、袂のルガ・デイ・オレジ通りで大声で、相手を挑発するように向かい合い、応援歌らしき歌を歌う2つの集団が騒いでいます。
人通りは少なく、すっかり日は暮れていたのでちょっと怖かったですが、どうやら陽気なサッカーのサポーター達だったようです。
さっき通った時には、沢山の商品が並んでいたリアルト・マーケットも、商品はすっかり仕舞われ、電灯も消されています。
この後は、来た道を戻るとは言っても、道がはっきり分かっていた訳では無く、暗くて狭い迷路のような路地を、ほぼ当てずっぽうに歩きました。
塩野七生さん著の 「聖マルコ殺人事件」 に出てくる、「知らない道でも人の来る方向へ歩けばいい」と言う、ヴェネツィアの街の歩き方を思い出して、ドキドキしながらも楽しい散策になりました。
リアルト橋では少しだけ怖い思いをしましたが、イタリアの他の都市と比べると、ヴェネツィアの治安の良さは各別です。
但し、辺りは真っ暗だったので、街中の夜の写真は撮っていません。

当てずっぽうに歩いた割には、殆ど最短距離を通ったらしく、リアルト橋から40~50分程度の散策で、スカルツィ橋に到着しました。
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夜景の撮影には自信はありませんでしたが、あまりに綺麗だったので、シャッターを押さずにはいられませんでした。
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この夜が、イタリアでの最後の夜です。
夕食は初日に入って、とても感じの良かったレストランに行くことにしました。
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好物とは言え、流石にバスタにも飽きていたのでスズキ料理にしてみました。
美味しかったのは勿論のこと、柔らかくて食べやすく、箸がなくても綺麗に食べることが出来ました。

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翌日は朝食後に空港に向かうだけだったので、ワインも大瓶を飲んで、イタリア最後の夜を楽しみました。

イタリア旅行に行ってから、丁度一年が過ぎました。
もっと早くに、旅の記録をまとめあげるつもりでしたが、写真を整理したりコメントを書く為の資料を調べるうちに、ついつい時間が掛かってしまいました。
ただ、その作業がまた楽しくて、一年間ずっと旅行を続けていたような気さえしています。
今回で 「イタリア旅行記」 は終了しますが、今後も記事の加筆・修正は続けていきたいと思います。

この旅行は、私達夫婦の 「結婚30年」 を記念した旅行でしたが、この旅行が実現したのは、旅行社の選定をはじめ、料金の安い時期や空いている季節を調べてくれた妻のおかげだと思っています。
永年の憧れだったイタリア、特に ローマ と ヴェネツィア 旅行を実現してくれた妻に、心から感謝しています。

※ この記事は「Google マップ」を参考にしています。
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  1. 2017/03/29(水) 16:42:11|
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