途中の道沿いで見掛けた、レトロな建物を紹介します。

( 株 ) 淀橋屋
所在地 / 中野区本町6丁目
新中野駅近くの青梅街道沿いで、出し桁造り・銅板葺の建物を見付けました。

板張りの大きな看板により、2階の外壁や軒下は良く見えませんが

銅製の化粧漏斗と戸袋飾りが垣間見えます。

( 株 ) 光映社
所在地 / 中野区中央3丁目

一目見た時は、古い昔の映画館か劇場かと思いましたが、看板やネオンを作る会社でした。

もみじ通りの坂道を登っていくと、こんな素敵な洋館も発見

中村家住宅洋館
設計者 / 不詳
建設年 / 1898年 ( 現港区 ) 1915年 ( 大正4年 ) に現在地に移築
所在地 / 中野区中野1丁目
登録有形文化財 ( 建造物 )
たまたま通り掛かって写真を撮ったのですが、検索してみると登録有形文化財(建造物)に指定されてる建物だと分かりました。
「文化遺産オンライン」と言うサイトによると、玄関は写真とは反対側の南面に突出して設けられているようです。

水色に塗装された下見板張りの外壁と窓周りの白い額縁が特徴で、よく見ると縦長窓上の霧除け庇の先端に施されたレースの様な装飾や、軒下の腕木の装飾が美しい洋館です。
昼食は東中野の洋食屋に入ってみました


ハンバーグ + カレーライス 820円
ランチビール 200円
安くてホリュームたっぷりの、感じのいいお店でした。
ランチビールの200円と言うのが嬉しいですね。
帰り道は、行きとは少し道を変えて、高円寺南口に在る看板建築を見に寄ります。

ヨシケイハウス ( 旧西村屋書店 )
所在地 / 杉並区高円寺南3丁目

取り壊されることなく、残っていてくれてホットしました。

看板建築の名付け親である藤森照信氏著の「看板建築」 として紹介されていますが、西村書店を営業していた、向かって左側はもはや店舗としてテナントを募集している様子はなく、右側の不動産店だけは残っています。

時の流れは止まるものではありませんが、レトロな建物ファンの私としては、この見事な看板建築が、何時までも残り続けることを祈っています。
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