七日町通りには、まだ沢山のレトロな建物が残っています。

ごはんカフェ×SHOP あいいろ ・ 池田種苗店

池田種苗店
建築年 / 不明
所在地 / 会津若松市七日町6-10
三連と二連の違いはあるものの、同じ七日町通り沿いに在る紹介済みの尚伸株式会社と似たデザインのモルタル造形の看板建築です。

二連アーチには、株のレリーフが施されています。
高く立ち上げられたパラペットの上部には、大き目のコーニス ( 軒蛇腹 ) が施され、正面頭部には万年筆のペン先の様な装飾が見られます。



木製の肘掛け手摺にも、株の型抜きがされています。
「たね」の看板も株の形をしているので、株とは縁があるのでしょう。

工房 鈴蘭 ・ 渋川問屋

工房 鈴蘭
建築年 / 不明
所在地 / 会津若松市七日町3-29
建物の詳細は分かりませんが、黒漆喰塗りの風格ある妻入りの土蔵商店建築で、朱色の肘掛け手摺と、店舗の木製硝子引戸が目を引きます。

渋川問屋
建築年 / 大正期
所在地 / 会津若松市七日町3-28
会津若松市歴史的景観指定建造物 平成11年度指定
木造店舗や棟続きの座敷蔵は、大正浪漫調のまちづくりに取り組む七日町通りの町並みの核となっていて、宿泊も出来るので、ここに宿泊しようかとも考えましたが、予算の関係で断念しました。

開口部に施された美しい千本格子の立面が、海産物問屋の大店の風格を今に伝えています。

阿弥陀寺の御三階
建築年 / 1818年 ( 文政元年 ) 移築年 / 1869年 ( 明治3年 )
所在地 / 会津若松市七日町4−20
会津若松市歴史的景観指定建造物 平成20年度指定
以前は鶴ヶ城本丸内に在った建造物です。
明治維新直後の明治3年に、会津若松城の取り壊しに伴い阿弥陀寺に移設されました。


木造3階建てに見えますが、内部は4層になっていて、密談の場として使われていたそうです。


レトロな建物 が建ち並ぶ、七日町通り の終点は

七日町駅舎
駅舎内に併設されている 駅カフェ で


僕は地元の葡萄で作ったワインを、妻は水出しコーヒーで一服し、野口英世青春通り へ向かいます。
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