アクトデザイン凛太郎のブログ

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会津若松 散策 23 新宮熊野神社 長床

今回の会津若松旅行の最終目的地のである 新宮熊野神社 に到着しました。
旅行の当初には長床 を訪れる予定はありませんでしたが、旅行初日の様子をFacebookにupしたところ、会津若松に詳しい友人から「長床 へは行きましたか?」と言うコメントがあり、調べてみると是非見てみたくなったのです。
ただ会津若松市内からは、かなり離れているので、会津武家屋敷日新館 の見学は諦めることにしました。

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新宮熊野神社
愛車のナビゲターが古くて最新の道路に対応しておらず、途中で道が消えてしまい、スマホを頼りにやっと到着することが出来ました。

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鳥居の横には曰くありげな古木 ( 御神木? ) が!

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参道を進むにつれ、厳粛なムードが高まります。

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新宮熊野神社 長床
創建年 / 1055年 ( 天喜3年 )
建築年 / 不明
形式・技法から平安時代末期から鎌倉時代初期には拝殿として建立されたと考えられています。
再建者 / 蒲生忠郷
再建年 / 1614年 ( 慶長19年 ) 慶長16年の会津地震で倒壊
改修年 / 1971~1974年 ( 昭和46~49年 )
重要文化財 昭和38年指定

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休憩所に飾られた同じアングルで撮影された紅葉の頃のポスターは、思わず息を飲む程の美しさでした。
ご覧頂けないのが残念です。

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この銀杏は高さ30m、根本周り8.1mもあり、樹齢は600年と言われ、喜多方市天然記念物に指定されています。

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平面形状は間口27m、奥行12mの長方形。
寄棟茅葺きの屋根は、44本の直径一尺五寸 ( 45.4cm ) の円柱で支えられていて、壁は一枚もありません。
板床は全てフラットに造られていて、全体が一室空間のように見えますが、中央部の天井は、四方を取り囲む廻廊より一段高く造られていることから、中央の部屋の周囲を廻廊が取り囲む構成になっているのでと思います。

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柱上には平三斗(ひらみつと)の組物が置かれ、中備(なかぞなえ)には間斗束(けんとづか)が用いられる、純然たる和様建築です。

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1611年慶長 (16年 ) の会津地震で本殿以外は全て倒壊した後、1614年 (慶長19年 )に蒲生忠郷によって再建された 長床 は、以前の物よりも一回り小さい建物でした。
会津松平氏時代には祈願所となり、藩主の代参が行われますが、明治期に入ると廃仏毀釈で多くの仏像や文化財が失われますが、神社は存続。
1963年 (昭和38年 ) に国の重要文化財に指定され後、解体修理復元工事が行われ、かつての姿に復元されました。
現在は近隣集落の保存会によって維持管理されています。

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新宮熊野神社本殿
拝殿である長床の後方の階段を上がったところに、三棟の新宮熊野神社本殿が在ります。

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本殿前から長床を見る。 

最後は参道の途中に在った宝物殿に納めらた宝物の中で、一番目に付いた菩薩像を紹介して、会津若松散策を終わろうと思います。
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木造文殊菩薩騎獅像
鎌倉時代初め ( 13世紀前半 ) に造られたと推定される仏像。
文殊菩薩が中国五台山から獅子に乗り海をわたって日本へやって来た様子を表していることから、別名「渡海騎獅文殊」と言われる像だそうです。
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  1. 2017/08/06(日) 06:30:00|
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