fc2ブログ

アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

パリ旅行記 - 5 ( 一日目 )ヴェルサイユ宮殿④ 「戦争の間・鏡の間・平和の間」

ヴェルサイユ宮殿 の四回目は 戦争の間 ⑫ から紹介します。

ベルサイユ2階

p2210936-1.jpg

戦争の間 ⑫

鏡の間 の手前の角部屋になるので、前日紹介した アポロンの間 から入って来ると、天井の高さとも相まって明るく開けた印象です。

p2210940-1.jpg

敵を踏み砕く馬上のルイ14世 コワズヴォックス作

p2210939-1.jpg

高い天井からつるされるシャンデリアも見事です。

p2210938-1.jpg

 

p2210941-1.jpg

半円アーチの向こうに 鏡の間 ⑬ が見えます。

大理石と金の装飾の豪華さは 鏡の間 と同じ印象です。

p2210937-1.jpg

 

さあ、いよいよ 鏡の間 ⑬ に入りましょう。

p2210943-1.jpg

鏡の間 ⑬⑭

フランスではこの頃はまだ新型コロナは遠いアジアの出来事でしかなく、中国人観光客が減っているという程度の認識だったので、朝の早い時間にも関わらず、鏡の間 はご覧様な混みようでした。

img_0972-1.jpg

マンサールの設計で1868年に完成した、この眩いばかりの豪華な回廊の通常の用途は、王が礼拝堂に向かう時の通路だとか。この回廊が気に入ったルイ14世は、外国の特使らとの接見や大規模な式典や舞踏会にも、この 鏡の間 を利用していたそうです。

回廊の全長は73m、巾は10.5m、高さは13mもあります。

p2210942-1.jpg

シャンデリアは 戦争の間 と同じデザインでしょうか?

p2210948-1.jpg

鏡の間 には54個ものクリスタル製のシャンデリアが取り付けられています。

p2210944-1.jpg

庭園側の外壁には、半円アーチの大きな窓が並びます。

p2210959-1.jpg

窓と向き合う壁には、窓と同じ大きさの17か所の半円アーチが並び、357枚の鏡が嵌め込まれていて 鏡の間 の名の所以となっています。鏡の前に置かれた金色の大燭台と54個のシャンデリアに、合わせて3000本の蝋燭を灯すと、夜でも昼間の様な明るさだとか。

内装はシャルル・ル・ブランの設計です。

p2210947-1.jpg

  

p2210958-1.jpg 

30枚のル・ブラン作の天井画は全て ルイ14世の栄光の歴史をテーマにしたもの。 

P2210946.jpg 

 

img_0973-1.jpg

記念写真も撮ったので 鏡の間 から 平和の間 ⑳ へ移動します。 

p2210964-.jpg

平和の間 ⑳ 鏡の間 ⑬⑭ を中心に 戦争の間 ⑫ と対をなす角壁部屋です。

平和の間3

 

p2210963-1.jpg

広さも内装も 戦争の間 とそっくりです。

平和の間1

シャンデリアで隠れている楕円の絵は、ヨーロッパにルイ15世がもたらした「平和」を表現しています。

平和の間2

南北に並ぶ 戦争の間・鏡の間・平和の間 の3室を合わせると、1000人以の人々を集める会場とすることも可能だそうです。 

P2210962-1.jpg

平和の間 の窓から庭園を見る。

スポンサーサイト



  1. 2020/03/23(月) 19:03:00|
  2. パリ旅行記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://sumainoact.blog58.fc2.com/tb.php/2304-368de2f8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)