RER-C線を ポン・ド・ラルマ駅で下車し直ぐに地上に上ると、目の前にパリのシンボル エッフェル塔 が見えて来ます。
エッフェル塔
塔先端までの高さは300m、1889年にフランス革命100周年を記念して開催された第4回万国博覧会の際に建てられたものです。
1886年の設計コンペによって、既に鉄橋建設で定評のあったエッフェル社の案が選ばれました。
設計はエッフェル社の技師 モーリス・ケクランとエミール・ヌーギエに、建築家のステファン・ソーヴェストルが共同で行います。
旅に出る前の計画では エッフェル塔 に登るか登らないかを悩みましたが、エッフェル塔 は上るよりも眺めた方が良いと判断して、上るのは 凱旋門 にして エッフェル塔 は諦めることにしました。
現在では誰もがパリのシンボルと認める存在ですが、建築当時はそのあまりに奇抜な外観の為に賛否両論があり、文学者のモーパッサンは「パリの中で、忌々しい エッフェル塔 を見なくて済む唯一の場所だから」と言う理由で、エッフェル塔 1階のレストランに通ったと言う話は有名です。
とても楽しみにしていた エッフェル塔 でしたが、近過ぎて塔全体がフィルターに収まらないうえに、天気が悪く曇り空が背景では塔が映えずに綺麗な写真が撮れません。
ジャン・ド・マルス公園にも行こうかと思っていましたが、この天気ではいい写真が撮れる筈はないと諦めて、次の目的地へ向かう為にイエナ橋を渡ります。
シャイヨー宮 イエナ橋からシャイヨー宮を見る
対岸 ( 右岸 ) には エッフェル塔 と向き合うように建つ シャイヨー宮 が見えます。
右に視線を振って
イエナ橋 から ドゥビリ橋 方向を見る。
イエナ橋 を渡り エッフェル塔 を見返す。
アングルは良くなりましたが曇天が如何ともし難いです。
シャイヨー宮
シャイヨー宮 は左右対称に配置された二棟で構成されていて、二棟の間は広場になっていてます。この広場は エッフェル塔 を見る絶好のビュースポットで、沢山の大道芸人や土産売りで賑わっています。
この写真は、3日後に シャイヨー宮 内の 建築博物館 から撮影した写真。
黒い高層ビルは モンパルナスタワー
金色のドームは アンヴァリッド
そり左に小さく パンティオン のドームも見えます。
記念写真とちょっとしたお遊びも
指先で エッフェル塔 を挟んだように撮ろうとしましたが、これが意外と難しかった!!
この後は シャイヨー宮 の直ぐ裏に在る フランクリン街のアパート へ向かいます。