ル・ランシーの街並みがあまりに素晴らしかったので、行き帰りの道で目に留まった建物と、ストリートビューで見付けた ノートルダム・ル・ランシー教会 近辺の魅力的な住宅も併せて紹介します。
先ずはレジスタンス通りの建物から
この建物は ノートルダム・ル・ランシー教会 に来る道の途中で見掛けた建物です。
古いアパートメントだと思いますが、特に最上階の張り出した庇のデザインが目を引きます。
かなり庇が張り出していますね。
こちららはその向かいの建物。
最上階の角部屋の屋根には、角の様に2本の煙突が突き出しています。どちらの建物も間取りが気になります。
こちらは ノートルダム・ル・ランシー教会 の向に建つ建物群。
どの建物もかなり古そうですが
向かって右側の建物が、特に年季が入っているように見えます。
どちらの建物も、1階は店舗。上階はアパートメントでしょうか?
低層部・中層部・高層部のデザインを変えた三層構成のデザインになっています。
この住宅はレジスタンス通りの東側に入った場所で見掛けた住宅です。
ボゥウインドー風に張り出した部屋が特徴的。
更に細い路地に入った場所に建つ住宅。
この建物の様に、外壁に不正形な10cm程度の石を、恐らく2~5cmの厚みに割って貼ったものを多く見掛けます。と言うよりも、古そうな建物の殆どがそうかもしれません。
色は薄い茶系です。
下の4枚は ノートルダム・ル・ランシー教会 の西側の住宅地に建つ、お洒落な住宅達。
どの住宅も、外壁は同じような茶系の石貼りです。
レジスタンス通りに戻ります。
メリー Mairie Le Raincy ( 市役所 or 区役所 )
ご覧の通り堂々たる構えの立派な建物です。残念ながらネットでも詳細を調べることは出来ませんでしたが、さぞや歴史のある建物ではないかと思います。
建物の裏には公園もあり、公園の周りには素敵な建物が並んでいます。
メリー の両隣の建物はコーナー部のデザインに特徴があります。
パリ市内でも最上階角部屋の屋根形状が、まるで帽子かヘルメットをかぶった様なデザインの建物を幾つも見掛けました。
どちらの建物も全体のデザインは三層構成。特に最上階角部屋のデザインが目を引きます。
奥の公園に面した住宅もレトロでお洒落です。この住宅は特にハイレベルと言えます。
上の住宅と比べてしまうと、やや新しくシンプルな感じもしますが、どの建物も住棟間隔がたっぷりで造りも豪華です。この町はやはり高級住宅街なんでしょう。
更にレジスタンス通りを北に進み、ロータリーを左折しティエール通りに入ります。
ロータリーに面して建つ建物。この建物はロータリーの円形に合せて、壁面を湾曲させています。
角部屋のドームも特徴的で、まるでロケットの先端かイギリスの近衛兵がかぶっている毛皮の帽子の様です。
向の建物も外壁がカーブを描いています。
ティエール通りから、石張りの住宅が建並ぶプルーズ通りを見る。
茶系の石張りの住宅が殆どです。
ティエール通り沿いのピザ店
レ・パビヨン=ス-=ボア駅近付いて来ました。このアパートメントも1階は店舗です。
駅に面した建物だったので、駅舎かと思いましたが、レストラン等の店舗かも知れません。
レ・パビヨン=ス-=ボア駅 からトラムに乗り、オルネー・スー・ボワ駅でRER-B5線に乗り換えてパリ市内に戻ります。
パリ郊外を走るトラムの線路沿いにも、このような可愛らしい住宅を沢山見かけました。