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アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

三角地の家 竣工写真 - 内観

前面道路から見た立面から、それ程の狭小住宅とは見えないかもしれませんが、敷地面積は15坪足らず。更に狭角が45度の三角形の敷地なので構造的な制約が多く、プランニングは困難を極めました。制約ばかりの設計条件の中、施主からのご要望を満たしつつ、少しでも部屋面積の狭さと三角形故の使い勝手の悪さを感じさせない住空間を造ることを心掛けました。

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1階は引き渡し後も残工事の荷物置場の様になってしまったので、全体の写真を撮る機会がありませんでした。一部小さな店舗のようなスペースが在り、将来的に昔この場所で営んでいた店舗を復活させる夢を持っておられます。階段下のスペースには、現在は施主がDIYで制作したキャスター付きの収納BOXが収まっています。

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1階の居室には、南側道路に面する階段室の窓から、木製ルーバー越しに光が差し込みます。

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2階の主な採光も、階段室越しのFIX ( 嵌め殺し ) 窓から。

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南側道路は夜でもかなりの通行量があるのでFIX窓としています。

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階段室を含めて13帖足らずのダイニングキッチンの左右に、約3帖のスペース-4とスペース-3を配置し、多趣味な施主のスタディ-ルームや家事スペース等の予備室として、建具は設けずに曖昧に仕切っています。

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ダイニングを通してスペース-3方向を見る

階段室のFIX窓から木ルーバーを通して光が差し込みます。
この窓からの日照だけで、真冬でも室内は予想以上の暖かさです。

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スペース-3から三角形のバルコニーを見る 

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鉄骨柱ジョイント部詳細 

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ダイニングからキッチンを見る。

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 狭さを感じさせないよう、システムキッチンの配置には頭を悩ませました。

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この住宅は準耐火建築物にする必要があるので、木製の構造体を表しにすることは出来ません。木製階段は厚さ60㎜のゴム集成材を使用することで、木材を表しに出来ました。
また着色せずにクリア塗装のみとすることで、木の温もりを感じることが出来ます。
 

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3階へ

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3階からの階段室を見下げる。

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3階は階段室のFIX窓以外にも、ハイサイドライトからの採光が期待出来ます。

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この住宅は階段室で1階から3階迄、空間的に繋がっているので、夏場に階段室を通して3階に溜まった熱気をこの窓から排出します。

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冬場にも、各階の暖房による暖気は室内の最高部に当たる、この辺りに溜まるので、この吸い込み口から吸引し、ダクトを通して1階の床下に送ります。

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階段上収納庫内に設けたダクトとダクト用の送風機。

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吹出口は1階床に設けています。

勉強家で好奇心旺盛な施主と相談しながら、遊び心で設けた設備でしたが、期待を上回る効果を上げているようです。

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この梯子は階段上収納へ上がる他に、屋上のメンテナンスにも利用出来ます。

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  1. 2020/05/08(金) 12:11:00|
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