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アクトデザイン凛太郎のブログ

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パリ旅行記 - 23 ( 二日目 ) マレ地区散策 - 4

今回はマレ地区散策の4回目。

マレ地区地図-4

今回はヴォージュ広場から、バイティーユ広場までの道のりです。

⑮

K ヴォージュ広場 北側の建物の回廊

広場の四方は、同じデザインの建物が囲んでいて、全ての建物は広場に面して回廊が在り、骨董店やアートギャラリー、カフェ等の飲食店で賑わっています。

⑬

30 J 広場北側は 王妃の館

ヴォージュ広場 アンリ4世が造られたパリ最古の公園の一つ。

アンリ4世は「パリを世界一美しい都にしたい」と望みましたが、暗殺によって1612年の完成を見ることは出来ませんでした。この公園は完成当初は「ロワイヤル広場 ( 王の広場 ) 」と呼ばれ、フランス革命の際に、現在の ヴォージュ広場 改名されます。

四方の建物は、南棟の「王の館」北棟の「王妃の館」を含め、36もの館で囲われ、ヴィクトル・ユゴーをはじめ、多くの貴族や政治家、作家等が住んでいました。

設計者 / Louis Me'tezeau

建築年 / 1612年

所在地 / パリ3・4区

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30 K 広場西側の建物

四方の建物のデザインは、アンリ4世の命により統一されていて

1階は半円アーチのアーケード。

2・3階は赤煉瓦に、窓廻り等には白い石材でアクセントを施した外壁。

急勾配の屋根面には、ドーマーウィンドゥーを施しています。

東京駅のデザインに似ている気がします。

⑭

L 広場南側は 王の館

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30 ヴォージュ広場 のベンチで一休み。石はアスファルトよりも固く、しかも凸凹しているので、石畳の道を歩くのは、慣れないとかなり辛いです。

西棟の回廊を南に進むと、南棟に抜け道のような通路が空いています。

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31 シュリー館 / オテル・ド・シュリー庭園 庭園南側の棟。

通路を抜けるとまた小ぶりなフランス式庭園に出て来ました。

ヴォージュ広場 の南西に隣接するこの館も同時期に建築されました。アンリ4世ルイ13世に仕えたシュリー公の邸宅です。

建物中央に中庭を通ってサン=タントワーヌ通り抜ける通路が見えます。

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31 オテル・ド・シュリー庭園 振り返って庭園北側の棟を見る

写真右下の出入口がヴォージュ広場に繋がっています。

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32 シュリー館 オテル・ド・シュリー庭園から、通路を抜けてシュリー館中庭に入り建物を見返す。

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通り抜けて来た通路の出入口の両側に、奇妙な像が

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頭と胸は女性で、その他の体はライオンでしょうか?

マレ-1

33 シュリー館 サン=タントワーヌ通りから見る。

サン⁼タントワーヌ通りを東へ進み バスチーユ広場 へ向かいます。

ちょっと寄り道して

⑯

M サン・ポール・サン・ルイ教会

完成は1641年。パリでは唯一のバロック様式で建てられた教会堂らしいです。

サン=タントワーヌ通り沿いの建物を見て行きましょう。 

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34 JACADI PARIS SAINT ANTOINE  ( 子供服店 ) 

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N Hotel de Mayenne 

建築年は1617年。ヴォーグ広場の建物とデザインも似ていますが、時期も一致しています。

設計者 / アンドルーエ・デュ・セルソー

建築年 / 1617年

所在地 / パリ地区

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35 サント・マリー教会

プロテスタントの教会らしいですが、詳細は不明です。

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36 バスティーユ広場  7月革命記念柱 が見えて来ました。

4区11区12区の3つの区に跨っているこの広場は、元はバスティーユ牢獄があった場所。

1789年7月14日のフランス革命の発端となったバスティーユ襲撃事件発生した場所で、バスティーユ監獄は1792年に取り壊されます。この記念柱1830年の7月革命を記念する 7月革命記念碑 として1846年に建てられました。

p2221403-1.jpgimg_1139-1.jpgimg_1140-1.jpg

天使の像はオーギュストデュモン作

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37 Banque de France ( 金融機関 )

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38 飲食店やモデル事務所が入居する建物

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39 オペラ・バスティーユ ( 新オペラ座 )

バスティーユ広場 に面して建つ建物でもっとも有名なのが、この 新オペラ座

設計者 / カルロス・オットー

建築年 / 1989年

所在地 / パリ12区

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1982年に当時のミッテラン大統領によって建設計画が始まり、翌1983年に設計コンペが行われ、建物が完成したのは1989年。2005年には改修工事も行われています。

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バスティーユ駅からメトロに乗ってモンマルトルへ向かいます。

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  1. 2020/05/11(月) 15:50:00|
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