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アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

パリ旅行記 - 30 ( 三日目 ) アンヴァリット

今回は アンヴァリッド を紹介します。

ブルボン宮殿 東裏側出入口の在るユニヴェルシテ通りのを西に進みむと、目の前に芝生の庭園が広がります。

右手 ( 北側 ) を見ると、セーヌ川の対 ( 右 ) 岸には

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グラン・パレ

グラン・パレ の巨大なガラス張りの屋根が見えます。

左手 ( 南側 ) には、目的地の黄金のドームが・・・。

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アンヴアリッド

横幅196mもの巨大な建物の中央に黄金のドームが輝いています。一見しただけでは一体の建物に見えますが、実際には黄金のドームを頂く サン・ルイ礼拝堂 はずっと後方に在るのです。

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設計者 / リベラル・ブリューアン

建築年 / 1674年

所在地 / パリ市7区

アンヴアリッド ナポレオンの墓所がある建物と知られていて、ガイドブック等にはジュール・アルドゥアン・マンサールの設計」と記されていることが多いですがマンサールが手掛けたのは黄金のドームの サン・ルイ礼拝堂 だけで、施設の大部分ルイ14世によって負傷したり年老いて引退した兵士 ( 廃兵 ) を収容するための療養施設 ( 廃兵院 ) で、1674年にリベラル・ブリューアンの設計で建てられました。

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門に近付くとドームが見えなくなりました。パリの歴史的建築物は、金を施した門が多い気がします。ブランス人はよっぽど金が好きなようです。

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この辺りにバロック建築の特徴がみられます。 

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入口から 廃兵院 の中庭へ

左右対称の広い中庭には、花壇や樹木は一切無く、隙間なく石畳が敷き詰められています。

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中庭を取り巻く回廊の二階から、中庭とドームを見る。

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黄金のドームはまだ先です。 

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昔は病院だったこの施設も、今では軍事博物館にもなっているので、中庭や回廊の彼方此方に、革命時代の大砲や第一次大戦時代の戦車も展示してあります。

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軍事博物館の入口は分かり難いところに在り、回廊を探しあるいて、やっと2階に見つけました。

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説明文が読めないので、個別に展示物の詳細は分かりませんが、フランス有史以来の武器や甲冑の他、ナポレオンの遺品も多く展示されているそうです。

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写真はごく一部だけで、相当量の剣や銃、そして軍服が展示してあります。

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人を殺す道具にも関わらず、まるで芸術品の様に見えてしまいます。

施設のさらに奥にある サン・ルイ礼拝堂 に向かいましょう。

アンヴァリット1

サン・ルイ礼拝堂

廃兵院 の後ろには、廃兵院 に背を向けるように黄金の サン・ルイ礼拝堂 が建っています。

設計者 / ジュール・アルドゥアン・マンサール

建築年 / 1706年

所在地 / パリ市7区

集中式プランの教会で,上部には巨大な木組み鉛板張りの円蓋を頂き、正面のデザインは2段オーダー,その上部に円蓋を支えるタンブール ( 円筒形の部分) のを重ねる構成はフランス古典主義建築の典型の一つとか。p2231551-1_20200530172747bdf.jpg

1層はドリス式、2層はコリント式の式のオーダー柱 が並ぶ二層構成になっています。これはルネッサンス様式の特徴でもありますが、フランス・バロック宗教建築の代表例とも言われています。

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ドーム教会 に入りましょう。

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聖堂内に入りドームを見上げる

天井画はシャルルド・ラ・フォッス作の「楽園の栄光」 ( 1692年 )。ルイ9世が、キリストに剣を差し出す場面を描いたものです。

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正面奥の祭壇

コリント式のオーダー柱がドームを支えています。

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ドームの真下、集中式プランの中心部分にナポレオンの棺が安置されています。

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うねるように曲がる大理石の柱に載る黄金の天蓋

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大理石貼りの床はローマで見た教会を思わせます。

地下に下りてナポレオンの棺を近くで見てみましょう。

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元はルイ14世ルイ9世の遺体を安置する為と、王家の礼拝堂として建てさせた教会でしたが、1840年には皇帝派と王家の和解の象徴として、セント・ヘレナ島から帰還していたナポレオンの遺体を、墓所が完成した1861年に移したのです。

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緑色の花崗岩の台座に赤茶色の斑岩で作られた棺が乗せられています。

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  1. 2020/06/01(月) 16:00:00|
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